名古屋市北区にて解体前一軒家の残置物回収

今回ご紹介させていただく物件は名古屋市の北区の物件です。

こちらの建物は解体が決まっており、それに際して解体ができるように中に残ったものを片づけるという案件です。

上物ごと売却するような場合は、建具や備品など以外のいわゆる動産はすべて撤去することになりますが、解体をする場合となりますと、その後の解体業者さんに残置物の処分を一部任せることが多いです。

一番多いケースは木材や木製家具類は残してもよいというパターンです。

木造の建物の場合、解体時に発生する廃木材などと一緒に家具の木材も処分できるので、我々が片付けの際に人力で搬出してトラックに積むより解体業者さんにお任せする方が効率がよくコストを抑えることができます。

ただし、RC造や鉄骨造だったりすると、解体屋さんも家具の木材のためにトラックを用意しないといけなくなるため、基本的に残しNGになることが多いです。

以前、それに気づかずお客様には木残しで見積もりを出したけど、解体屋さんからNGが出て困ったことがありました。それからは直接のつながりがなくとも、解体屋さんともなるべく連絡を取って連携させていただいています。

さて、今回は木製品とエアコンは残して大丈夫とのことで、そのように作業させていただきました。

玄関です。それなりに物があるように感じますが、下駄箱と奥の棚本体は残してもいいので、中に残っている靴や雑貨などを仕分けして回収します。

玄関奥のスペースです。

解体前提でなければ洋タンス2竿と本棚も回収しないといけませんが、中が空になっていますので、今回は手前のマットレスなどを回収するだけで大丈夫です。

ダイニングキッチンです。

こちらも基本的には木製の家具類が多く、シンクや吊り棚などば備品ですので、持ち帰るべきものはそう多くありません。

食器棚やキッチンの収納の中も必要なものは持ち出されて、まばらに物が残っている状態です。

ただ、このまばらに物が残っている状態というのが存外手がかかります。

物が10割あるときに比べて5割しかない場合、時間も5割になるかというと、そんなこともなく6割か7割分くらいの時間がかかるイメージです。

物が少ないのに意外と作業が進まないので感覚としてはかなり進みが遅く感じます。

続いてこちら和室2部屋分ですが、こちらも物はまばらです。ザっと片づけます。

こちらの和室も同様です。

先ほどの和室の入り口部分です。危うく見逃すところでした。

物がまばらにしかないとないものだという先入観で見落としする可能性が高くなります。注意深くチェックします。

2階の二部屋です。

先ほどの部屋に比べれば、それなりですが、普段の作業に比べれば少ない方です。

全体として物量が少ないので、2名で作業にあたりました。

2時間ほどの作業となりました。

担当　黒谷

北区 S様