遺品整理にかかる費用相場|費用の内訳や安く抑えるコツを紹介します
2022/11/28
遺品整理にかかる費用の相場をご存じですか?費用に関係する主な要素は部屋の広さや物品の量などがありますが、その他にもさまざまな要素で料金は変動します。本記事では、遺品整理にかかる費用の具体的な内訳や安く抑えるコツを紹介しますので、参考にしてください。
遺品整理にかかる費用相場
遺品整理にかかる費用相場を表にしましたので、ご覧ください。
間取り | 費用 |
---|---|
1K | 3~8万円 |
1DK | 5~12万円 |
1LDK | 7~15万円 |
2DK | 9~20万円 |
3DK | 15~25万円 |
基本的には、部屋の数が多く広いほど作業時間と人員が増えるため、費用は高くなります。また部屋の大きさ以外にも、作業量が増える要素のある条件ではオプション加算されるのが一般的です。
遺品整理の費用相場に幅がある理由
同じ広さの部屋でも、費用が変動する場合があります。例えば、ワンルームでも荷物が多い場合は、広い部屋で荷物が少ない場合より費用が高くなる可能性もあります。また処分品の内容によっても、処分に別途料金がかかるケースもあります。さらに、エレベーターがなく大型家具を階段で運び出さなければいけないなどの住居環境も費用に関係します。
遺品整理の費用を決める6つのポイント
遺品整理の費用を決める要素には、以下の6つのポイントがあります。
➀処分するものの量
②処分するものの種類
➂不用品の買取金額
④作業日程
⑤家の立地やエレベーターの有無
⑥追加オプション
それぞれの内容を詳しく説明していきます。
➀処分するものの量
処分するものの量が多いと、作業人数や時間が多く必要になるため費用が高くなります。業者によっては、トラックの積載量で料金設定しているところもあります。そのため狭い部屋であっても、ものがたくさんある場合は費用が高くなる可能性がありますので、注意が必要です。
②処分するものの種類
家電製品やパソコンなどの処分にはリサイクル料金がかかるため、費用が高くなります。一方、まだ使用できる家電であれば買取の対象となり、その分が料金から引かれれば費用は安くなるでしょう。
また業者の中にはリサイクル業者と提携して、ゴミとして処分料がかかるものを引き取るところもあります。布・紙・金属などはリサイクル資源となる場合がありますので、業者の処分方法によって費用が変わることもあります。
➂不用品の買取金額
転売できる物品があれば買取の対象となり、作業費用から差し引かれて安くなる可能性があります。業者の中には、自社でリサイクルショップやネット販売を行っているところもあり、訪問時に査定や鑑定をしてくれます。
買取対象になる可能性のある物品には、以下のようなものが挙げられます。
・家具・家電
・家具
・骨董品
・趣味のもの
・貴金属やブランド品
④作業日程
作業日程も費用を決定する要素のひとつです。顧客が指定した作業日に迅速に作業を終わらせるためには、多くのスタッフの人件費が必要になります。そのため、緊急で遺品整理を依頼する場合は費用が高くなる可能性が高いです。
遺品整理を依頼する際は、早めにスケジュールを立てておき、余裕を持った依頼をすると費用を安く抑えられるかもしれません。
⑤家の立地やエレベーターの有無
家の立地やエレベーターの有無も必要なスタッフ数や作業時間に影響するため、費用を決める要素のひとつです。階層が高くエレベーターがない住居の場合は、作業スピードが遅くなるためその分費用が高くなります。また隣接道路が狭くトラックが駐車できない立地の場合、処分品を駐車場まで運ぶ作業が生じるため、追加費用がかかる可能性もあります。
⑥追加オプション
遺品整理業者は、害虫駆除など幅広いサービスを提供しているところが多いです。遺品整理以外にも依頼したい作業がある場合は、あらかじめ見積もりをとっておくと良いでしょう。
遺品整理業者が提供する有料サービスには、以下のようなものがあります。
・害虫駆除
・消臭・消毒作業
・特殊清掃
・原状回復リフォーム
・相続の相談
・車やバイクの廃車手続き代行
追加オプションには費用がかかりますが、別途他の業者に依頼するよりも手間や費用が節約できるメリットがありますので、必要ならば頼んでおいた方が良いでしょう。
遺品整理の費用を安くする方法
遺品整理の費用を安く抑えられる方法もあります。本項目では、費用を安くするための3つの方法と注意点を紹介します。
➀自分でできる作業を行っておく
➁買取ができる業者に依頼する
➂複数の業者から相見積もりをとる
【注意】安さを強調する悪徳業者に注意
➀自分でできる作業を行っておく
業者に依頼する前に自分でできる作業は行っておくと、業者の作業量が減るため費用を安く抑えられます。特に整理作業は済ませておくと良いでしょう。
作業中に処分するものと残すものを悩んで時間をかけてしまうと、追加時間の費用を請求される可能性があるため、事前に仕分けしておきましょう。また一般ゴミに出せる物品は自分で処分し、処分が難しい大型家具や家電のみを業者に依頼するようにすると、処分費用を抑えられます。
➁買取ができる業者に依頼する
料金を安く抑えたいなら、物品の処分だけではなく買取をしてくれる業者を選ぶのがおすすめです。特に、買取に強くあらゆる種類の物品の転売も行っている業者であれば、思わぬ物品に値がつく可能性もあります。そのため見積もりの際に、作業費用だけでなく買取についても聞いてみると良いでしょう。
➂複数の業者から相見積もりをとる
複数の業者から相見積もりをとっておけば、おおよその相場がわかりますので、極端に高い費用で契約してしまうリスクを避けられます。見積もりを比較する際は、費用の総額だけではなく内訳をしっかり確認しておきましょう。また、追加料金やキャンセル料金の有無の確認も大切です。
【注意】安さを強調する悪徳業者に注意
費用を抑えたいとしても、安さだけで業者を選んでしまうのはリスキーです。安さを強調する業者は、営業許可を得ていない悪徳業者である可能性もあります。
悪徳業者の特徴として、明瞭な見積もりを出さず作業後にさまざまな理由をつけて追加請求をしてくるケースが多いです。また強引に買取や処分を進めてしまい、大切な遺品が適切に扱われないリスクもあるでしょう。業者を選ぶときは、宣伝している費用の安さだけではなく、実際の内訳や信頼性を確認してから契約することが大切です。
まとめ
遺品整理は主に部屋の広さや物品の量などで費用が決まりますが、その他にもさまざまな要素が関係するため、料金には幅があります。費用を安く抑えたい場合には、できる作業は自分でする、買取もできる業者を選ぶなどの方法があります。
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