親の遺品で残すものは?なかなか捨てられない時の対処法や保管方法まで詳しく解説
2024/06/15
亡くなった親の遺品を整理しなければならない時、何から手をつけてよいかわからなかったり、思い入れが深くどれも捨てにくく感じたりという話は、よく耳にするお悩みです。
そこで今回は、なかなか捨てられない遺品を適切な形で整理・処分するための対処法や、残しておくことにした物品の保管方法を解説します。大切な遺品を後悔のないように整理しましょう。
親の遺品がなかなか捨てられない理由
親の遺品がなかなか捨てられない・整理が進まないことはよくある話です。なぜ捨てられないのか、その理由をまとめました。
気持ちの整理がついていない
親を亡くしたことへの気持ちの整理がつかないうちは、故人の思いが詰まった遺品にも手をつけにくいものです。いざ向き合おうとしても、親との思い出がよみがえり作業が滞ってしまうこともあります。
残すもの・処分するものの判断がつかない
遺品のうち、何を残して何を処分するかの判断がつかないと整理は進みません。自分にとっては不要に感じるものでも価値がある可能性がありますので、すべての物品を最適な形で処理することは困難でしょう。
遺品整理・処分をする時間がない
仕事などで忙しく、遺品整理・処分をする時間がとれない方も多いです。親の遺品の整理は精神的な負担も大きく、たまの休日を使っての作業はなかなか気が進まないでしょう。
処分することに罪悪感を覚える
故人が大切にしていた品を処分する際、罪悪感を感じることは自然なことです。特に親が生前大切にしていた物なら、その感情はさらに強いでしょう。
親の遺品で残すものは?
親の遺品の整理では思い入れが強いことから、何を残すのか、何を処分するのかの判断がつきにくいことも多々あるでしょう。仕分けを始める前に残しておくものの基準を決めて、いずれにも該当しないものは思い切って処分するのが遺品整理のコツです。
親の遺品の中でも特に残すべきものと、その理由を解説します。
金銭的・歴史的価値があるもの
インテリアや骨董品、アクセサリー、趣味関連のグッズなど価値があるものは残すべき対象です。ひとまず捨てないものとして分けておき、後に自分の手元に残しておくか買取をお願いするかを判断しましょう。
親本人や遺族にとって思い入れがあるもの
親が生前に大切にしていたものや、遺族にとって思い出深い物品は金銭的・歴史的価値にかかわらず残しておきましょう。写真や日記、手作りの品など、後に買い直せないものは特に慎重に判断する必要があります。
再利用できるもの
遺品であったとしても、まだ使えそうなものは捨てずに再利用しましょう。衣服や雑貨、日用品などは、親の形見として大切に使い続けていけば心の支えになることもあります。
遺族が自ら使うことが難しいものは、その品を必要としている方に引き取ってもらうのもよいでしょう。
親の遺品整理・処分は遺品整理業者への依頼がおすすめ
なかなか進められない親の遺品の整理・処分は、遺品整理業者へ依頼するのがおすすめです。
遺品整理に関する専門的な知識や心構えが備わっているプロに作業を任せれば、自力で行うよりも効率的に整理を進められます。遺産相続に関する相談や部屋の清掃、買取なども同時に依頼できる業者も多いので、自分が求めるサービスを一括依頼できる業者を探してみてください。
ここからは、遺品整理を専門業者へ依頼することのメリットについて解説していきます。
メリット①:立会いなしでも対応してもらえる
遺品整理は、依頼人の立会いなしでも対応してもらえることがほとんどです。忙しく長時間の立会いができそうにない方や、故人との思い出が詰まった部屋に立ち入るのがつらく感じる方も作業を全面的に任せられます。
メリット②:自分でやるよりも効率よく済ませられる
遺品整理業者のスタッフは片付けのプロなので、自分でやるよりも効率よく整理を済ませられるのが魅力的です。手間のかかる仕分けもすべて任せられ、残すことにした品を親戚などのもとへ分配する形見分けまで対応してもらえる場合もあります。
メリット③:不用品回収や買取をしてもらえる場合もある
遺品整理によって出た不用品は、業者によって回収・買取をしてもらえる場合があります。依頼料から買取額を引くことで出費を抑えられるので、遺品の売却を考えている方は回収・買取サービスも同時に行っている業者を選びましょう。
メリット④:遺品の供養をしてもらえる場合もある
不用品として回収された遺品をそのまま廃棄するのではなく、提携しているお寺や神社へ供養に出してもらえる業者もあります。人形などそのままではなかなか捨てにくいと感じるものも安心して手放せるので、故人を偲ぶだけでなく、遺族にとっても精神的な支えになる意義があります。
残した親の遺品はどうやって保管する?
遺品整理の後は、残すことにした遺品の保管方法を考えなければなりません。遺品整理作業を最後までスムーズに行うため、手元の遺品をどうやって保管するかも事前に考えておくとよいでしょう。
遺品専用の収納ボックスを用意する
遺品を揃って収納できるサイズのボックスを用意して、まとめて置いておくのがもっとも手軽な方法です。見返したくなった時にはいつでも取り出せるので、大切なものは家で保管するのがおすすめです。
遺品が多い場合はレンタル収納ルームを活用する
遺品が多く家に置ききれない場合は、レンタル収納ルームを活用する手もあります。良好な状態のまま保存しておきたいものや、取り出して眺めたくなることはあまりなさそうなものを中心に預けるのがよいでしょう。
アルバムなど繰り返し見返す可能性があるものは、家で無理なく保管できる量だけ厳選して手元に置いておくとよいでしょう。
写真はデジタル化も検討する
親が写っている写真は残しておきたいと考える方が多いものですが、量が多すぎると保管に困る遺品の代表でもあります。
写真をスキャンしてデジタルデータ化すれば、スペースはとりません。やはり手元に欲しいと思った場合も、データがあれば新たに印刷可能です。
手元の写真を処分することに抵抗がなく、保管場所に困っている場合はデジタル化も検討してみてください。
まとめ
亡くなった親の遺品を整理する際、特に残しておくべきものは以下の3つです。
〈親の遺品で残しておくべきもの〉
・金銭的・歴史的価値があるもの
・親本人や遺族にとって思い入れがあるもの
・再利用できるもの
自力ではなかなか進められない遺品の整理は、専門業者に依頼するのがおすすめです。プロに任せることで作業が効率的に進み、不要なものはそのまま回収・買取してくれる業者も多くあります。
もし東海地方で遺品整理でお困りの場合は、是非「グッドサービス」にお気軽にご連絡下さい!
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