エンディングノートとは?遺言書との違いや書くべき項目、メリットなどを説明の遺品整理・生前整理

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エンディングノートとは?遺言書との違いや書くべき項目、メリットなどを説明

2022/06/01

人生の終末期に向けて、エンディングノートに関心をもつ人が増えてきています。「終活ノート」と呼ばれることもあり、大切な家族や友人へ自分の気持ちを伝えるためのものです。

今回は、エンディングノートの概要について、遺言書との違いや、とくに書いておくべき項目、作成するメリットなどと一緒にご説明します。

エンディングノートの概要

エンディングノートとは、自分の終末期を迎えるにあたって、家族や友人などへ、自分の気持ちや希望を書き残しておくものです。また、亡くなった後に遺族がさまざまな手続きをする上で必要な情報を、まとめて整理しておけます。

エンディングノートと遺言書はどう違う?

遺言書も終活に向けて残しておくものとして知られていますが、エンディングノートとは、いくつかの違いがあります。

もっとも大きな違いのひとつが、法的効力があるかどうかです。エンディングノートには、法的効力はありません。自分の希望を残せても、強制力はないのです。一方で遺言書には、法的効力が発生し、相続などにおいて、遺言書の内容に従う必要があります。

また、書き方や書くべき内容にも違いがあるでしょう。エンディングノートには法的効力がないため、書き方や書く内容を自由に決められます。しかし、遺言書の場合は決まった形式で書く必要があり、さらに内容も遺産相続や子どもの認知など、範囲が定められています。

エンディングノートを書くメリットとは?

エンディングノートを書くことで、自分の気持ちを、家族や友人に示せるようになります。過去の思い出を共有したり、愛情や感謝の気持ちを伝えられたりするでしょう。介護や延命治療の希望、病名や余命の告知など、介護・医療・終末期の希望も伝えられます。

また、亡くなった後の遺品整理にも役立ちます。銀行口座や保有している株など、資産状況を正確に書いておくことで、遺産整理・遺産相続がスムーズに進むはずです。

さらに、エンディングノートを作っていく中で、自然と自分の人生をふり返ることになります。自分の人生を見つめ直し、終末期に向けた日々の過ごし方を考えるきっかけにもなるでしょう。

エンディングノートはいつ頃書くべき?

エンディングノートを書くべき時期は、決まっていません。書くべきタイミングで迷っている人は、たとえば次のような節目で作成してみてはいかがでしょうか。

・結婚をしたとき
・子どもが誕生したとき
・定年退職をしたとき
・40歳や50歳などの年齢の節目

ただし、健康な人にも急病や事故などで、突然死が訪れる可能性があります。そのため、思い立ったときに書き残しておくのがオススメです。

エンディングノートに書き方の決まりはある?

先で説明したように、エンディングノートの書き方に決まりはありません。書きたい内容を自由に書いてしまって構いません。

最近は市販のエンディングノートもたくさんあり、あらかじめ終活に必要な項目が設定されています。商品によって設定されている項目やデザインなどは異なるので、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

たとえば、これまでの人生をふり返りたいなら自分の履歴が書きやすいもの、亡くなった後のことを書きたいなら、資産・葬儀・相続といった項目が多いものなどです。

エンディングノートを書く上での注意点は?

エンディングノートは、手軽に書ける反面、書く上ではいくつかの注意点があります。

前述したように、エンディングノートには法的効力はありません。財産相続について希望を残したい場合は、必ず遺言書を作成しましょう。

また、保管場所にも注意が必要です。せっかく作成しても、必要なときに家族から見つけてもらえなければ、意味がありません。しかし、個人情報や資産情報なども記載されたもののため、人目に付きやすい場所もよくないでしょう。家族が見つけやすい場所を選んだり、あらかじめ保管場所を伝えておいたりするのも有効です。

エンディングノートに書きたい項目

エンディングノートは、自由に書けるのがメリットですが、「何を書けばよいのか」と迷ってしまう人がいるかもしれません。一般的にエンディングノートに書いておきたい項目は、次の9つです。

自分の基本情報

自分の基本情報を記しておくことで、何かあったときの手続きなどを、家族がスムーズに進められるようになります。記載例は、以下のとおりです。

・氏名
・生年月日
・血液型
・住所
・本籍地
・家族構成
・学歴
・職歴
・マイナンバー

さらに、趣味や特技、大切な思い出、信念、人生におけるターニングポイントといった内容も書いてみると、自然と自分の人生をふり返るきっかけにもなります。

自分の所有する資産・貯金・保険

故人が所有していた資産や貯金、保険などの詳細がわからず、遺族が整理に困ってしまうケースは珍しくありません。そのため、自分がもっている資産状況を、エンディングノートへまとめておきましょう。

・銀行口座
・不動産
・株や投資信託
・貴金属や骨董品、絵画など資産価値のあるもの
・加入している保険

銀行口座に関する情報を記載する場合は、保管場所に注意してください。エンディングノートを紛失してしまうと、不正に預金を引き出されてしまうリスクがあります。

自分のデジタル機器に関する情報

デジタル機器とは、パソコンやスマホ、タブレットなどのことです。ネットバンキングやネット株、SNS、有料サイトといったものを利用している場合、亡くなった後に、解約などの手続きが必要なものがあります。

デジタル機器にパスワードが設定されていると開けられないため、エンディングノートにパスワードを残しておくとよいでしょう。また、インターネット上で解約などの手続きが必要なものを、リストアップしておくことも大切です。

遺言書の有無と保管場所

遺言書を残しているかどうか、また、残している場合は、保管場所を書いておきましょう。現金や預金、不動産といった相続財産の内容を整理しておくのも効果的です。

自己判断できなくなった際に希望する介護

事故や病気などが原因で、自己判断ができなくなった際に、希望する介護について記載しておくと安心です。

どのような介護を受けたいのか、どこで暮らしたいのか、介護に必要な費用はどこから出してほしいのかなど、家族が対応しやすい内容をまとめてください。

葬儀・お墓

葬儀やお墓について希望がある場合、細かい内容をエンディングノートに記載しておきましょう。

・一般葬なのか家族葬なのか
・遺影に使ってほしい写真
・喪主になってほしい人
・葬儀に参列してほしい人
・納骨の方法や場所
・お墓の有無

詳細を残しておくことで、遺族の負担を大きく減らせます。

親しい人の連絡先

友人や知人、お世話になった人など、親しい人の連絡先を一覧にして書いておくと、訃報の連絡がスムーズです。電話番号やメールアドレス、SNSなど、連絡手段もまとめておくとよいでしょう。

飼っているペット

犬や猫などのペットを飼っている場合、ペットの情報も残しておきたいところです。名前や生年月日、治療歴、動物病院の連絡先、好きな食べ物などを書いてください。

また、一人暮らしの場合は、亡くなった後に誰にペットを引き取ってもらうのか、世話をしてくれる人を決めておきましょう。

家族へのメッセージ

普段はなかなか口にして伝えられない、家族へのメッセージを残すのもよいでしょう。愛情や感謝の気持ち、大切な思い出などをつづってみてください。文章だけでなく、家族写真や思い出の写真を貼っておくのもオススメです。

まとめ

エンディングノートは、終末期に向けて、家族や友人などへ必要な情報や大切なメッセージを伝えるためのツールです。遺言書と違って法的効力はありませんが、愛情や感謝の気持ち、資産状況、介護や医療のことなど、自由に記載できるのがメリットです。市販品もたくさんあるため、思い立ったときに書いてみるとよいでしょう。

エンディングノートは残される家族の負担を軽くする意味合いもありますが、身の回りの不用品を処分・整理するという形で家族の負担を軽くすることもできます。不用品回収・遺品整理は専門業者である、「GoodService」にお任せください。遺品整理士が、心を込めて作業を行います。遺品整理にともなう不用品回収から買取、ハウスクリーニングまで対応しているので、ぜひご利用ください。

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