遺品整理で買取可能な品物は?高く売る方法や買取を依頼する方法を解説
2022/03/22
遺品整理の際、「処分費用を安く済ませたい」「どこかに買い取ってもらえないか」など、処分方法+お金の面で気になることが出てくるかもしれません。そんなときは、今回解説する「遺品で買取可能な品物」についてチェックしてみてください。
また、品物別に高額買取してもらう方法についても解説しています。それぞれを参考にしつつ、金銭的な負担を減らして、遺品整理を行ってみましょう。
遺品整理では買取をしてもらってお得に進めよう
遺品整理では、業者などに遺品を買い取ってもらい、処分費用を抑える方法もあります。故人様の遺品を処分するには抵抗感があるものの、「誰かの手に渡る」と考えることで、心置きなく遺品を減らすことができます。
ただし、すべての遺品をひとつの業者に買い取ってもらえるわけではないので、買取方法について、次項から詳しく見ていきましょう。
遺品の買取を依頼する方法
遺品の買取を依頼する方法について、3つの方法を解説します。
①遺品整理業者にまとめて買い取ってもらう
遺品整理業者にまとめて買い取ってもらえば、遺品整理を効率的に進められます。業者によっては遺品の一括査定が可能で、買取できないと判断された場合は、処分まで請け負ってもらえます。手間がかからず、1日で遺品整理を済ませられる買取方法です。
ただし、遺品整理業者の専門はあくまでも「遺品の整理」です。遺品の仕分けや清掃などに特化している業者の場合、高額な買い取り価格には期待できないので、注意しましょう。
少しでも高額で買い取ってもらいたい場合は、査定の専門家が在籍している、もしくは提携している業者を選ぶ必要があります。
②複数の専門の買取業者に依頼する
遺品のジャンル別に、複数の専門業者へ依頼すると、高価買取に期待できます。たとえば、洋服や貴金属、CD・DVDなど、それぞれのジャンルに特化した専門業者へ依頼します。各業者はそれぞれのジャンルへ精通しているため、正確な査定基準で買い取りを行ってもらえるでしょう。
相場より安くなるリスクがなく、納得できる見積もりを出してもらえます。さらに、業者ごとに相見積も取れるため、少しでも高額に買い取ってほしい場合は、検討してみてください。
③フリマアプリで買取ってもらう
フリマアプリを使って、欲しい人へ遺品を買い取ってもらう方法もあります。業者ではありませんが、自分で品物の相場を調べて価格設定できます。悪質な業者に騙されるリスクもなく、希望価格で買い取ってもらいやすい方法です。
ただし、フリマアプリを使う際は「遺品であること」を明記しておきましょう。後に発生するトラブルを防げるよう、納得して買い取ってもらえる配慮が大切です。
遺品整理で買取可能な品物と高く売る方法
遺品整理で買取可能な品物と、高額買取してもらうための方法を解説します。
時計
時計の場合、ブランド物の腕時計は買取されやすく、高額査定にも期待できます。査定へ出す際は汚れを拭き取り、保証書や付属品(替えのベルトやケース)、修理の証明書などを付けておきましょう。これらの有無が、査定額へ影響します。
また、時計は時期によって買取相場も変化するので、査定に出す時期を見極めることも大切です。たとえば、入学や就職の時期にはプレゼントとして時計を購入する人が増えるため、需要が高まります。
貴金属
貴金属類も買取の対象となりやすく、ブランド物は中古品でも需要が高いため、高額査定に期待できます。査定へ出す際は、事前に相場を確認しておきましょう。貴金属の相場は日々変動しており、日によって、買取価格も変わってきます。また、付属品も含めて査定へ出すと、製品価値がアップします。
カメラ
カメラは中古品でも市場価値が高いため、買取の対象になりやすい品物です。とくに新品の購入価格が高額なプロ仕様のカメラは、高額査定に期待できます。
また、カメラの査定は、メーカー・機種だけでなく、保存状態や付属品の有無なども重要な要素となってきます。レンズなどを傷つけないよう汚れを取り、付属品はすべてセットで査定に出しましょう。
家具や家電
家具・家電は、使用年数が短く、状態のきれいな品物が高価買取される傾向にあります。有名メーカーの商品だったとしても、使用年数が長ければ、需要は低くなりがちです。とくに家電は、毎年のように新製品が発売されるので、古いモデルは早々に人気がなくなります。
ただし、家具の場合、高級ブランド品や伝統工芸品であれば、高額査定に期待できます。状態がよければ市場価値は高くなり、高額で買い取ってくれるかもしれません。
また、家具・家電どちらにおいても、状態のよさが高額査定のポイントになります。汚れやほこりは隅々まで拭き取り、少しでもきれいな状態で査定へ出しましょう。
着物
着物は、生地の産地や作家など、種類によっては高額で買取される品物です。伝統工芸品として価値のある着物であれば市場での人気が高く、高額査定に期待できます。ただし、状態が悪く、品質を証明する証紙もない場合は、査定額が低くなる可能性もあるため、注意しなければなりません。
さらに、着物を専門に扱っている業者へ査定を依頼し、正確な評価を受けることも大切です。リサイクル衣類として扱われると、正しい査定が行われずに買い取られてしまうかもしれません。
本
本は、歴史的価値や学術的要素が強ければ、高額買取に期待できる品物です。古文書や和本などは歴史資料としての価値があり、中古市場でも、高値で取り引きされます。学術的要素の強い本の場合は、全揃っていれば、高額査定に期待できます。
また、上記のような本でなかったとしても、人気の高い漫画や小説は、高額査定の対象です。映画やドラマ化されるタイミングでは市場価値が上がり、より高い査定額に期待できます。
仏具
仏具は、条件次第で買い取り対象となる品物です。仏壇の場合、美術的価値のある物であれば高額査定される可能性があります。一方、一般的な仏壇は中古で購入する人がほとんどいないため市場価値が高くなく、買取対象とならないかもしれません。
また、金属製(純金や銀、銅など)の仏具の場合、貴金属としての価値があるため、買い取ってもらえる可能性があります。汚れを綺麗に拭き取って、査定へ出してみましょう。
日本刀・人形・絵画などの美術品
日本刀や人形、絵画などは、コレクター人気の高い品物もあり、高値で買い取ってもらえる可能性があります。各品物で高額査定の期待がもてる条件を見ていきましょう。
<品物別の高額査定条件>
・日本刀:高名な作者、刀の出来栄えがいい、鑑定書付き
・人形:人気シリーズ、有名な作家、歴史的価値あり
・絵画:有名な作家、鑑定シール付き、展覧会への出品経歴あり
また、どの品物においても、保存状態のよさが査定に影響します。汚れなどを拭き取る際は、破損や傷がつかないよう、慎重に行いましょう。水を使って拭き取ってしまうと、品物の状態を悪くしてしまう恐れがあるので、注意してください。
故人のコレクション
故人様のコレクションも、コレクター人気の高い品物であれば、高額買取してもらえる可能性があります。コレクションの例を挙げますで、該当するものがないかチェックしてみてください。
<コレクションの例>
・切手
・コイン
・サインボール
・おもちゃ
・プラモデル
制作数の少ないものや、現存するものが少ない品物は、高値で取り引きされているケースもあります。査定へ出す際は、汚れなどが付いていても、そのまま出すようにしましょう。洗ったり拭いたりすると、品物の価値を損ねてしまうかもしれません。
まとめ
遺品整理の際、すべて処分してしまうと、想定外の費用がかかってしまう恐れがあります。処分する前に専門業者へ買取査定を依頼して、買取可能かどうか見てもらいましょう。高額買取してもらえる品物があるかもしれません。
遺品の買取方法は、主に3パターンあるので、参考にしてみてください。
<遺品の買取方法>
・遺品整理業者へ依頼する
・複数の専門業者へ依頼する
・フリマアプリで買い取ってもらう
また、買取の可能性がある品物については「遺品整理で買取可能な品物と高く売る方法」で解説しています。高額買取のポイントも解説しているので、査定依頼前にチェックしておきましょう。
遺品整理は専門業者である「GoodService」へご依頼ください。家電やブランド品、アンティーク品など、幅広く買取の対応を行っております。専門知識を持った査定の専門家が買取を行いますので、正確な評価で買取させていただきます。お気軽にご相談ください。
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