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遺品整理業者の選び方|悪徳業者を見抜く3つのポイントを解説します!

2022/02/25

遺品整理を業者に依頼したい方の中には、どのように遺品整理業者を選べばいいのかわからないという方も多いかもしれません。

人生で遺品整理を行う機会はそう多くないので、遺品整理業者に依頼し慣れているという人は、ほとんどいないでしょう。

本記事では、遺品整理業者の選び方、悪徳業者を見抜く3つのポイントを詳しく解説します。悪徳業者を選んで後悔しないためにも、依頼する前に、確認しておきましょう。

遺品整理業者の選び方のポイント5つ

遺品整理業者の選び方には、5つのポイントがあります。

・「遺品整理士」が対応してくれる
・見積もりの明細がわかりやすい
・不透明な追加費用が発生しない
・サービスが豊富
・遺品整理に必要な資格がある

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①「遺品整理士」が対応してくれる

遺品整理業者を選ぶ際は、まずは「遺品整理士」が対応してくれるかを確認します。遺品整理士とは、遺族に代わって亡くなられた方のお部屋を片付ける、遺品整理のプロです。専門的な知識を携えているため、遺品の処理から供養、お焚き上げ、リサイクルでの買い取りなど、適切に対応します。

遺品整理を行うプロである遺品整理士が対応するため、大切な遺品を雑に扱われることもなく、安心して作業を任せられます。遺品整理を業者に依頼する場合は、遺品整理士が在籍している業者を利用しましょう。

②見積もりの明細がわかりやすい

料金の明細が明確かも、大切なポイントです。悪質な業者は、見積もりをあいまいにする傾向があります。見積もりの詳細を記載せずに「作業費」など、おおざっぱな費用のみ提示される場合もあります。

また、作業後にオプション利用があったなどといい、見積もりの何倍もの金額を請求する業者もあります。見積もりを取った際は、作業内容や料金の内訳が細かく記載されているかを確認しましょう。

ホームページに事例が載っており、費用も記載しているところ、ホームページにおおよその金額が掲載されているところなど、料金の明細が明確なところもいい業者です。

ホームページがない業者の場合、電話で問い合わせをすれば、詳しい料金を教えてもらえます。電話をすればスタッフの対応もわかるため、不安な場合は問い合わせてみましょう。

③不透明な追加費用が発生しない

不透明な追加費用が発生しない業者は、安心して任せられます。事前に見積もりを取っていても、追加作業が発生すると、追加費用が発生することがあります。

見積もりを取っているのに何の連絡もなく、「車両費」「運搬費」などの追加費用が発生したと言われると、不信感が出るでしょう。追加費用が発生する場合、事前に通知してくれる業者は、信頼できる業者といえます。

④サービスが豊富

サービスが豊富な業者も、おすすめです。遺品整理業者は、遺品の分別や整理だけが業務ではありません。故人の遺品供養や、リサイクルできるものがあれば買い取りを行う場合もあります。それ以外に、遺品整理業者が行っているサービスには、以下のようなものがあります。

・退去手続き立ち合い・・・遺品整理後に貸家から退去する際の退去原状回復確認に同席
・空き家管理・・・空き家を一定期間無料で管理

自分にあったサービスを提供してくれる遺品整理業者を利用しましょう。

⑤遺品整理に必要な資格がある

遺品整理に必要な資格があるかも、重要なポイントです。遺品整理業者の仕事内容は、多岐にわたります。そのため、業務を行うために必要な許可や資格を取得しているかは、重要です。

遺品整理に必要な資格は、遺品整理士のほかに、以下のものがあります。

・一般廃棄物収集運搬業許可
・古物商許可
・一般貨物自動車運送事業許可

一般廃棄物収集運搬業許可は、廃棄物の処理に必要です。業者によっては、廃棄物処理の業務を委託している場合もあります。

古物商許可は、遺品などの家財の買い取りの際に必要です。一般貨物自動車運送事業許可は、有料で家財を運搬する場合に必要な許可です。貨物自動車運送事業の届け出でも問題ありません。なお、これらの資格をもっていなくても、外部の業者に委託を行っている場合もあります。

遺品整理業者を選ぶ際のポイント・注意点

遺品整理業者を選ぶ際のポイント・注意点は、3つあります。

・相見積もりを取る
・安すぎる場合は注意が必要
・見積もり時の対応も検討材料にする

それぞれについて見ていきましょう。

①相見積もりを取る

遺品整理を業者に依頼する場合、相見積もりを取りましょう。相見積もりを取れば、およその料金が把握できます。その際、3社程度に見積もりを出してもらうといいでしょう。

3社に見積もりを依頼すれば、料金だけではなく、サービス内容も比較できます。業者によってサービス内容も異なるため、見積もりを取ることで、自分が希望する内容の業務が含まれているかも確認できます。

②安すぎる場合は注意が必要!

料金が安すぎる場合には、注意が必要です。見積もりを取るとおおまかな相場がわかりますが、中には安すぎる料金を提示してくる業者もあります。

安いと利用者側としては嬉しく思ってしまいますが、安すぎる料金は危険です。無理に安い料金にするため、違法行為をしている業者もあるからです。

たとえば、処分費用を浮かせるために不法投棄を行っている業者や、人件費を抑えるために作業員の給与を下げ、サービスの質を落としている業者もいます。

家庭から出たごみを買い取って処分するには、自治体の許可が必要です。料金が安すぎる場合には、必要な許可を得ているのか、調べましょう。遺品整理業を行うための許可をきちんと得ていれば、自社HPに必要な許可を得ていること、その許可番号を記載しています。

また、安い業者に限らず、利用者の口コミや評判を確認することも大切です。利用時にトラブルがあったなどの口コミが多い業者の利用は、やめておきましょう。

③見積もり時の対応も検討材料にする

遺品整理業者に仕事を依頼する前には見積りを取りますが、見積もりを取るときの対応も、検討材料になります。

見積もりを依頼する際に、電話対応が悪ければ、その業者は利用しないほうがいいでしょう。また、出張見積もりを行うスタッフの対応が気になるものであれば、その業者の利用も考えたほうが無難です。

見積もり時の対応では、以下の事柄をチェックしましょう。

・言葉遣いの丁寧さ
・質問や相談に親身に答えるかどうか

上記のことができていない、対応が気になる業者は、ご利用はあまりおすすめできません。

まとめ

遺品整理業者を選ぶ際は、5つのポイントに絞って選びましょう。

・「遺品整理士」が対応してくれる
・見積もりの明細がわかりやすい
・不透明な追加費用が発生しない
・サービスが豊富
・遺品整理に必要な資格がある

上記のポイントにあれはまる業者は、信頼できる業者の可能性が高いです。

業者を比較する際は、相見積もりを取るとよいでしょう。3社程度に絞って相見積もりを取れば、料金やサービス内容を比較できます。また、見積もりを依頼する際のスタッフの対応もチェックできるので、対応の気になる業者は、除外するといいでしょう。

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