遺品整理におけるトラブルまとめ|回避するための対処法も解説
2022/02/01
遺品整理では、さまざまなトラブルが起こることがあります。遺品トラブルで起こりやすいのは、「親族間でのトラブル」と「業者とのトラブル」です。
本記事では、遺品整理にはどのようなトラブルがあるのか、トラブルを回避する対処法もあわせて解説します。スムーズに遺品整理をするためにも、事前に確認しておきましょう。
遺品整理は何度も行うものではないのでトラブルに発展しやすい
遺品整理は何度も行うものではないため、慣れている人は少ないでしょう。そのため、トラブルに発展しやすい傾向があります。
遺品整理すること自体に慣れていない人が多いため、最善の方法がわからず、トラブルに発展しやすいのです。トラブルになると、人間関係に問題が起こったり、金銭的に損をしてしまったり、誤って処分されたりしてしまいます。
【親族】遺品整理に関するよくあるトラブルと対処法
親族間での遺品整理によくあるトラブルは、以下の3つです。
・勝手に品物を処分してしまった
・親族間で費用の負担に関して合意が取れない
・高価な遺品を隠したのではと疑われる
以降の項目で、親族間での遺品整理に関するトラブルについて詳しく解説します。
➀勝手に品物を処分してしまった
勝手に品物を処分し、トラブルに発展する場合があります。親族たちの都合が合わないからといって勝手に品物を処分すると、欲しかった遺品がなくなっているなどの騒ぎになります。
遺品整理をはじめる前に「いつ遺品整理をするか」「誰が遺品整理をするか」「どの遺品を誰が受け取るか」など相続について具体的な話し合いがついてから行うようにしましょう。
②親族間で費用の負担に関して合意が取れない
親族間で費用の負担に関して、合意が取れないトラブルもあります。費用負担に関するトラブルは、多くなる傾向があります。誰がどの程度、遺品整理の費用を負担するのかなどのトラブルです。
特定の親族だけが遺品整理の費用を負担するとなると、不公平感が生じます。また、自分の財布から費用を負担するとなると、反対する声も多くなります。相続の中から負担するなど、遺品整理の作業をする前に十分話し合っておきましょう。
③高価な遺品を隠したのではと疑われる
高価な遺品がなくなっていると「遺品を隠したのでは」と疑われるトラブルもあります。遺品は故人愛用のものであり、場価値の低いものもありますが、中には市場価値が高いものもあるかもしれません。
遺品整理を一人でしていると、「価値の低いものばかり残して価値がある遺品は隠している」と疑いをもたれる可能性があるのです。トラブルに発展させないためにも、遺品整理は一人で行わす、複数人で行うようにしましょう。
【業者】遺品整理でのよくあるトラブルと対処法
遺品整理を業者に依頼した場合、業者間での遺品整理によくあるトラブルは以下の5つです。
・見積もり時に契約を迫られて高額な金額で契約
・作業当日に高額な追加料金を請求された
・大事な遺品まで処分された
・高額なキャンセル料を請求された
・遺品の盗難にあった
遺品整理のサービスを利用する人は年々増えていますが、それに伴いトラブルも増えてきています。以降の項目では、具体的なトラブルとあわせて対処法も解説します。
➀見積もり時に契約を迫られて高額な金額で契約してしまった
見積もり時に契約を迫られて、高額な金額で契約してしまったというトラブルがあります。悪質な業者は電話対応が悪いですし、見積もりを出さないところもあるのです。
トラブルを回避するためまずは、複数の業者から相見積もりを取りましょう。複数の業者に連絡をすると、遺品整理も相場がわかりますし電話対応のよし悪しもわかります。ただし、あまりにも多くの業者に見積もり依頼を出すのも大変なので、3社程度の業者に見積もりを取るのがオススメです。
また、高齢女性など弱い立場の人に対して高圧的な態度をとる業者や恐怖感を与えて断れないように仕向ける業者もあります。訪問で見積もりを依頼する際は、家族や友人などに立ち会ってもらい、一人での対応は避けましょう。
②作業当日に高額な追加料金を請求された
作業当日に、高額な追加料金を請求されるトラブルもあります。作業を依頼すると、見積もり料金に追加料金を合わせた金額を請求してくるのは悪質な業者です。
そのようなことのならないよう、事前に追加料金について確認しておきましょう。追加料金などの説明をあいまいにするところは怪しいといえます。追加料金が発生しないという説明を受けた際は、見積もりを出してもらう際に、追加請求はない旨を契約書に織り込むといいでしょう。確認事項は書面で残しておくと証拠になり、安心できます。
③大事な遺品まで処分された
大事な遺品を処分されるトラブルもあります。いい加減な業者は一つ一つ丁寧に整理していくのが面倒なため、なんでも不用品として処分してしなう可能性があります。
トラブル回避のためには、書面などで処分しないものを明確に伝えましょう。許可なく遺品を処分しない旨も確認しておきましょう。また、元の状態を写真で残して証拠を残すのもいい方法です。「言った」「言わない」でトラブルになった際の水かけ論を防げます。
④高額なキャンセル料を請求された
高額なキャンセル料を請求されるトラブルもあります。一度は契約したものの都合が変わったため、キャンセルをしたくなることもあるでしょう。
キャンセル料や違約金は、業者が取り決めをしています。公式HPを見てキャンセル料についての記載をチェックしましょう。キャンセル料について「何日前まで〇%のキャンセル料が発生」など明瞭な記載がある業者を選ぶと安心です。
⑤遺品の盗難にあった
遺品の盗難にあうトラブルもあります。遺品整理を依頼すると、業者のスタッフが家の中に入って作業を行います。ほとんどの業者スタッフは誠実に作業を行ってくれますが、家の人が見ていないすきに高価な遺品を盗難する業者スタッフも、悲しいですが、一部には存在します。
トラブルを回避するためには、安心して遺品整理を任せられる業者に依頼しましょう。会社情報が不明瞭な怪しい業者には依頼しないほうが安心です。また、高価なものは金庫の中に入れておくなど自衛を行いましょう。
まとめ
遺品整理は慣れていない人が大半を占めるため、トラブルが起こりやすくなってしまいます。トラブルには、親族間のトラブルと業者とのトラブルがあります。
親族間でのトラブル回避のためには、以下の点に気をつけましょう。
・一人で遺品整理をしない
・勝手に処分しない
・相続後に遺品整理をする
また、業者に依頼する場合は以下の点に気をつけましょう。
・合い見積もりを取る
・HPでキャンセル料をチェックする
・怪しい業者に依頼しない
遺品整理でお悩みでしたら「GoodService」にご相談ください。遺品整理のプロが明瞭なお見積もりで大切な遺品を責任もって整理させていただきます。
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