カビ(かび)
目次
カビとは
カビにはたくさんの種類があり説明するのは難しいので今回は黒カビをメインにお話しできたらと思います。
黒カビとは湿度の高い場所で発生することが多く、そのまま放置すると根強く残ってしまうカビです。
結露をそのままにしてしまったがためにできてしまったカーテンの黒いシミや水回りにできた黒い落ちない汚れのほとんどは黒カビです。
ですが世の中のすべてのカビが悪いものではなく、食品の鰹節やチーズを作る際にもカビは使われています。
カビの種類
普段生活している中で見つけられる主なカビは以下のようなものです。
・赤カビ…おもに野菜や食べ物から発生することが多いです。
野菜などを栽培した際に赤カビ病などが起こる場合があります。
・黒カビ…空気中に普段から浮遊しています。
エアコン内部に発生してしまうと吸い込みやすくなってしまい、アレルギー症状が出たり体調を崩してしまいます。
結露になりやすい場所や空気の通りが悪いところなど、さまざまな場所に発生します。
・青カビ…黒カビと同じくらいの量が空気中に浮遊しています。
お菓子やパンに発生しやすいカビです。
ほかにもチーズのカビにも使われています。
ほかにも医療品のペニシリンにも青カビは使われています。
・白カビ…建築物から食品まであらゆる場所で発生するカビです。
カマンベールチーズは白カビの一種です。
・緑カビ…木材や畳に発生しやすいカビです。
木材部分に粉っぽい緑のカビを見たことはないでしょうか。
木材の家に住んでいる人はもしかしたら見たことがあるかもしれません。
木材に発生してしまうと腐敗してしまうこともあります。
たくさん吸ってしまうと腹痛や下痢を起こす可能性があります。
・黄カビ…ほかのカビのほとんどは湿度の高い場所を好みますが黄カビのみ、乾燥したところを好みます。
ガラスや刃物に発生します。カメラなどのレンズの曇りは黄カビからくるものもあります。
カビの対処方法
掃除をする際によく見るのはほとんどが黒カビが多いかと思います。
今回は黒カビの対処法についてお伝えできればと思います。
黒カビはアルコールに弱いので見つけてすぐであればアルコールスプレーで対応することができます。
また強い洗剤を使えないような場所でもアルコールで代用することもできます。
ただし、汚れ落ちは強い洗剤より劣ってしまいます。
もし、アルコールでもきれいにならない場合は塩素系漂白剤を使うと落ちやすくなります。
数分で黒いシミも落ち、カビもなくなります。
頑固なカビの場合はキッチンペーパーやティッシュなどで漬けておくとよりよいでしょう。
体には毒なので小さなお子様がいたりペットを飼われている場合などは十分に注意しましょう。
カビの予防方法
①風通しをよくすること
カビは空気の流れが悪いところや湿度の高いところ、気温の高いところに発生しやすいです。
適度に空気の入れ替えをすることによってそれらを防ぐことができます。
一番手っ取り早く、行いやすい予防方法かと思います。
②定期的に掃除をする
掃除をすることによってカビのえさとなる汚れがなくなります。
また掃除する際にも物を動かしたりどかしたりなどして空気の入れ替えもできます。
昨今ではカビを予防できるスプレーなども売っているのでそれを使うのもよいかもしれません。
弊社ではハウスクリーニングも対応しています。
掃除しても全然落ちない、自身ではどうにもできなくなってしまった汚れなどがあればご相談ください。