納戸(なんど)
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納戸とは?
倉庫?クローゼット?と思いがちですが他の部屋よりも広い場合もありますよね。
普通の居間や1ルームと何が違うのか分からない、という方もいるかと思います。
納戸とは建築基準法で居間と定められていない部屋のことです。
種別としてはトイレやお風呂場と同じです。
なぜ居間と認められていないかというと通風や日当たりが関係しています。
窓があるのに納戸と表記してある、という場合は規定の大きさより小さい場合が主です。
規定の大きさというのは窓の大きさが床面積の7分の1以上の大きさです。
それよりも小さい窓は居間として認められず納戸として扱われます。
納戸と呼ばず、サービスルームと呼ばれる場合もあります。
納戸とサービスルームには特に違いはありません。
また人によっては書斎、フリールームと呼ばれる場合もあります。
空気循環も悪くて日当たりも悪くていいところがない、と思われるかもしれませんが逆に言えば日焼けをしにくい場所です。
物を綺麗に保管したいときには最適な場所でしょう。
ですが居間として認められていないがゆえにコンセントが無かったりエアコンがついていない場合があります。
その場合はコンセントの配線を持ってきたりサーキュレーターなどで空気の循環を良くしたりする必要があります。
居間として認められていないからこそ敷地は広いのに家賃は安い、という良い面もあります。
納戸の活用方法!
書斎、フリールームと呼ばれるだけあって納戸の使い方はいろいろあります。
日当たりや風通しの問題やコンセント、エアコンがないという問題点を除けばほかの部屋と変わりはありません。
コンセントを納戸までひっぱってられたりエアコンが別でつけられたりするようであれば寝室などにしても良いかもしれません。
それ以外にも様々な活用方法があります。
ハンガーラックなどを置けば洋服が片付けられます。
部屋によっては最初から壁から壁まで突っ張り棒がついている場合があります。
その場合は大きなウォークインクローゼットのようにして使うこともできます。
また本棚を置いたりデスクを置けば書斎にもなります。
日が当たりにくい場所なので服や書物が日に焼けてしまうことがないので安心して片づけることができます。
広いスペースがとられているのでその場でくつろぐこともできるのではないでしょうか。
ほかにも子どもがいる場合は遊び場としても活用することができます。
納戸を遊び場として使うことによって客人が来た際でも納戸を閉めればすぐ片づけなくてはいけないという焦りが無くなります。
以前であればリビングが遊び場にもなっていた場合、急いで片付ける必要がありますが納戸を遊び場にすることでメリハリもつきます。