家財(かざい)
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どこまでが「家財」?
家財とは、家の中にあるいわゆる「動産」のことをいいます。日常生活で使用されるもので、具体的には、家具・家電・衣類などのことです。また個人の財産ではなく「家」の財産となるものを指します。家業がある場合には、例えば農家であれば農機具なども含まれる場合もあります。逆に含まれないものとしては、現金や有価証券、貴金属類、自動車が挙げられます。また、ペット・家畜などの動物や、パソコンのデータ、建物そのものなどの不動産も含まれません。他には、引越しの際に運ぶ荷物の総称として「家財一式」という言われ方もします。
不要になった家財の行方
引越しをする際に、ほとんどの方が不要品(自分にはいらなくなったがまだ使えるもの)がでると思います。その内訳はほとんどが家財です。例えば新しい家にはサイズが合わないカーテンや家具、結婚を機に買い替えた冷蔵庫などの家電、思い切って処分することにした古本など・・・昨今はリサイクルが進んでいますが、その分自治体によっては処分方法が複雑で、どうすればいいかわからないものもあると思います。販売できそうなものであればリサイクルショップに持ち込むのも一つですし、運搬が難しいものや処分するしか無さそうなものは、不用品回収業者へ頼む方法もあります。また最近では、引越し業者が不用品回収業者と提携している場合もあり、引越しの際に有料で持って行ってくれるサービスもあるようです。ただし不用品回収は資格が必要なため、無許可の悪質な業者が回収した場合には不法投棄される恐れもあります。「なんでも無料」と謳っていたり、他業者より異常に安すぎる場合には注意が必要です。たとえ自分が捨てたわけではなくとも、不法投棄されているものの元の持ち主と判断された場合には、責任を負わなければいけない場合もあります。適切に処理している業者を選ぶ際には、資格を持っているかをポイントにしてみてください。