スーツケースの処分方法とは｜スーツケースの回収・売却について解説

旅行や長距離の移動で活躍するスーツケース。
かさばりやすくサイズも大きいため、処分方法に困ったことはありませんか。
今回は、スーツケースの処分方法について解説します。

スーツケースの処分方法

スーツケースの処分方法には、いくつか種類があります。

• ゴミとして自治体に回収してもらう
• 販売店に下取りとして回収してもらう
• 宿泊先の施設で処分してもらう
• 身内や友人に使ってもらう
• 寄付品として回収してもらう
• 不用品業者に回収してもらう

ここからは、それぞれの処分方法について解説します。

ゴミとして自治体に回収してもらう

スーツケースは自治体に回収してもらうことが可能です。
不燃ゴミとして扱うか、あるいは粗大ゴミとして扱うかは自治体によって異なるため、事前に確認しておく必要があります。
分解して分別できる場合は、不燃ゴミとして出せる可能性がありますが、大きなスーツケースや分解できないスーツケースは、粗大ゴミ扱いとなることが一般的です。
なお、粗大ゴミに出す際の回収費用は、200円〜400円ほどが相場です。
ゴミとして回収を希望するときは、自治体のゴミ出しルールを守って処分してください。

• 東京都新宿区：400円
• 大阪市：200円
• 名古屋市：250円

参考：
東京都新宿区「粗大ごみの処理手数料一覧」
大阪市「粗大ごみ処理手数料一覧表」
名古屋市「粗大ごみ手数料のめやす（暮らしの情報）」

販売店に下取りを依頼して回収してもらう

販売店で新しいスーツケースを購入するときに、古いスーツケースの下取りを依頼できるケースがあります。
下取りに出すことで、購入金額が割引されることもあります。
ただし、店舗によって対応が異なるため、販売店に確認しておくことが必要です。

宿泊先の施設に依頼して処分してもらう

スーツケースは重たい荷物を運び続けるため、急に破損してしまうことがあります。
旅先で処分に困った際は、宿泊先の施設に相談しましょう。
処分費用として追加料金を支払えば、処分に応じてもらえる可能性があります。
具体的な費用は宿泊施設によって異なりますが、スーツケース1個あたり1,000円の処分代を支払う必要がある宿泊施設もあります。

身内や知人に使ってもらう

スーツケースがまだ使える状態であれば、身内や知人に譲る方法も検討してはいかがでしょうか。
丈夫な素材のスーツケースは、ある程度のキズが付いても問題なく使用できます。
見知った相手に譲ることで、気持ちよく処分できるメリットがあります。

発展途上国への寄付品として回収してもらう

発展途上国では、スーツケースが生活必需品であることはご存じでしょうか。
海外ではスーツケースを収納家具として利用している国があります。
ある程度使用した製品でも高い需要があり、寄付品として回収を依頼できます。
スーツケースであれば、発展途上国の支援団体に寄付することも一つの手段です。
GoodServiceでは、回収した不用品を再活用する「リボーンプロジェクト」を実施しています。
お客様から寄付して頂いた不用品を弊社が回収して、プロジェクトを代行するサービスです。
寄付品が喜ばれることはもちろん、ワクチンの寄付や現地の雇用を通して発展途上国を支援できます。

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不用品業者に依頼して回収してもらう

スーツケースは不用品業者に回収を依頼できます。
即日対応可能な業者に依頼すれば、回収まで時間がかかることなく処分が可能です。
また、複数の不用品をまとめて処分する際は、自宅まで不用品業者が回収に来てくれるケースもあります。
GoodServiceは査定士が在籍しているため、使用できるスーツケースであれば買い取りが可能です。
買い取りが成立すれば、買取金額で回収費用を賄うこともできます。

スーツケースは売却も可能

前述の通り、スーツケースは売却が可能です。
まだ使用できる状態であれば、ゴミとして処分するよりも売却する方法がお得といえます。
ここからは、スーツケースの売却方法とコツについて解説します。

中古スーツケースの需要

スーツケースは中古品であっても一定の需要があります。
評価が付きやすいスーツケースとしては、もともと定価が高いものや、有名ブランドの製品が挙げられます。
スーツケースの買い取りに力を入れている業者や、スーツケースの買取専門業者の場合は、査定額が高くなる可能性もあります。
とくに旅行や外出への関心が集まりやすい長期休暇前は、中古スーツケースの需要も高まります。

買取業者に依頼して売却する

スーツケースを買取対象として扱っている業者であれば、売却が可能です。
有名ブランドのスーツケースを売却する際は、ブランド品の買い取りを得意とする業者や、スーツケースの買取実績のある業者を選ぶとよいでしょう。
業者によって買い取り後の販売ルートが異なるため、複数の業者に見積り依頼を出すことがポイントです。
店頭に持ち込むことが難しい場合は、出張買取サービスや宅配買取サービスの利用をおすすめします。

フリマアプリ・オークションサイトに出品して売却する

フリマアプリやオークションサイトを利用すれば、業者を挟まずにスーツケースを売却できます。
アプリやサイトでの販売は、出品時期や出品価格を自分で決められる自由度の高さがメリットです。
ただし、ノーブランドの製品や使用感のあるスーツケースは、売り手が見つからないことも考えられます。
価格の交渉や商品の発送も自ら行わなければなりません。
スーツケースの大きさによっては、送料が割高となるケースがあります。
そのため、送料の負担を考慮したうえで、出品価格を設定することが重要です。

スーツケースを高値で売却するコツ

スーツケースを高値で売却するコツは、以下の通りです。

• ステッカーやシールは可能な限り剥がしておく
• 本体の素材を傷めないよう、水で濡らした布を使って汚れを落とす
• スーツケース内部に匂いが付着している場合は、陰干しで空気を入れ替える
• 内側のホコリやゴミを取り除く
• 箱・鍵・保存袋などの付属品を揃えておく

スーツケース内部に染み付いた匂いは、意外と見落としやすいポイントです。
タバコや香水などの強い匂いは、査定時の評価を下げる可能性があります。
そのほか、汚れやすい車輪部分も十分に手入れをしておきましょう。
また、内部のポケットに私物が入っていないかどうかも事前に確認します。
個人情報が記載された品物や現金をしまい忘れている可能性があるためです。

中古市場で人気のスーツケースブランド

有名なスーツケースブランドは中古市場でも高い人気があります。
ここからは、買取金額が付きやすい人気のスーツケースブランドについて解説します。
あくまでも売却時の参考例としてお役立てください。

国内メーカーで人気の高いスーツケースブランド

中古品でも値段が付きやすい国内のスーツケースブランドには、以下が挙げられます。

• Proteca（プロテカ）
• グリフィンランド
• サンコー鞄

Proteca（プロテカ）はエース株式会社が設立したスーツケースブランドで、日本国内で高い認知度を誇っています。
過去には重量計測機を搭載した画期的なスーツケースが発売されました。
グリフィンランドはブランドとしての歴史が浅く、比較的新しいスーツケースブランドですが、手頃な価格帯と豊富なバリエーションが人気を呼んでいます。
サンコー鞄は、日本における老舗の鞄メーカーです。
スーツケースブランドとして歴史が長く、幅広い価格設定で老若男女問わず親しまれています。

海外メーカーで人気の高いスーツケースブランド

中古品でも値段が付きやすい海外のスーツケースブランドは、以下の通りです。

• Samsonite（サムソナイト）
• RIMOWA（リモワ）
• TUMI（トゥミ）

Samsonite（サムソナイト）はアメリカを拠点としたスーツケースブランドです。
スーツケースブランドの王道として、抜群の知名度を誇っています。
RIMOWA（リモワ）はドイツ発祥の老舗メーカーです。
アルミ製のスーツケースで有名になりました。
スーツケースとしては高価格帯のブランドで、高級感漂うデザイン性が特徴です。
TUMI（トゥミ）はSamsonite（サムソナイト）と同じ、アメリカが拠点のスーツケースブランドです。
スーツケース・リュック・ブリーフケースなど、ビジネスマン向けのバッグの製造に特化しています。

スーツケースの素材

スーツケースは素材によって売却価格が異なることがあります。
アルミやプラスチック素材でできているハードタイプは、衝撃に強く頑丈です。
持ち運びが大変なときもありますが、刃物を利用した盗難を防止できるといったメリットがあり、高性能なものは買取価格が高くなることがあります。
ソフトタイプは柔らかい生地や素材で作られているため、持ち運びしやすいメリットがあります。
ただし、ファスナー部分をこじ開けられたり、刃物で簡単に切られたりするデメリットがあります。

旅先でスーツケースを破損した場合の処分方法

ここからは、旅先でスーツケースを破損した際の処分方法について紹介します。

宿泊施設に相談して処分する

旅先でスーツケースを破損したときは、宿泊施設で処分できるかどうかを相談しましょう。
宿泊施設にもよりますが、料金を支払えば処分に応じてもらえる可能性があります。
トラブル防止のためにも、部屋に放置したままチェックアウトしないようにしましょう。
もし、宿泊施設での処分が難しければ、付近に不用品の買取店がないかをチェックします。
破損によって買い取りが難しいケースでも、無料で引き取ってもらえる可能性があります。

帰宅後にゴミとして処分する

スーツケースの車輪部分が壊れてしまうと、荷物を運ぶことは困難です。
そのようなときは、壊れたスーツケースを段ボールの代わりにして自宅に送る方法があります。
着る予定のない衣服やお土産などを自宅に送れば、手荷物が減って移動がスムーズです。
帰宅後にスーツケースを受け取れば、あとはゴミとして処分するだけです。

処分する際に注意すること

ここからはスーツケースを処分する際に注意したいポイントを解説します。

空港やホテルに捨てて行かない

スーツケースを処分する際の注意点は以下の通りです。

• 空港やホテルに捨てて行かない
• コインロッカーに入れたまま放置・遺棄しない

近年、空港やホテルに放置された大量のスーツケースが問題視されています。
持ち主が捨てる気で置いて行ったとしても、施設側は忘れ物として保管しなければなりません。
空港やホテル側にとっては、保管するだけでスペースを占有してしまうのです。
また、コインロッカーに入れたまま放置することも同様です。
コインロッカーは不特定多数の人が利用できるため気軽に捨てられますが、旅先で捨てて帰ることはしないようにしましょう。

まとめ

スーツケースの処分方法について解説しました。
状態がよく、ブランド製品のスーツケースであれば、査定士が在籍している不用品買取業者に依頼する方法がおすすめです。
ノーブランドのスーツケースであっても、寄付品として処分できる方法があります。
GoodServiceでは、いらなくなったスーツケースの回収を承っております。
スーツケースをはじめとした不用品の回収・買取は弊社にお任せください。