2016/03/28 生前整理・終活
みなさんは、終活についてどのようなイメージをお持ちですか。
終活というと、余命宣告をされた方や、高齢者の方が行うといったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、終活はより一般的になってきており、定年退職後をされて比較的時間に余裕がある方でも行っています。
その終活の一環として、終活ノートを作っている方も多いようです。
また、終活ノートはエンディングノートともよばれています。
しかし、ほとんどの方は終活についてあまり馴染みがないため、エンディングノートに記載する内容や、その有効活用方法についてご存知である方はあまりいらっしゃらないでしょう。
そこで今回は、終活ノートをフル活用するためのポイントについてご紹介したいと思います。
一つ目のポイントは、エンディングノートに記載する内容についてです。
みなさんのなかにも、エンディングノートというと遺言書と同様に遺産相続等の内容を記載するものであるとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、エンディングノートは遺言書と異なり、法的な拘束力はありません。
したがって、みなさんが自由に内容を決めて、記載することができるのです。
一般的には、家族へのメッセージや、自分の葬儀の内容について記載することが多いようです。
普段は気恥ずかしくてなかなか伝えられないような家族へのメッセージを、書き込むこともできますよね。
さらに、最近では、遺影から使用する曲に至るまで自分の葬儀について取り決めをする方が多いようです。
この際のポイントは、定期的にエンディングノートを記載していくことです。
エンディングノートというと、気合を入れて一度に書き込もうとしてしまいがちですよね。
しかし、自分の最期を飾る葬儀や、家族へのメッセージはそう簡単には思いつかないものですし、一度で済ませることはなかなか難しそうですよね。
エンディングノートを有効的に活用するためには、思いついた際に記載していくなどして、定期的に書き込んでいくことをおすすめします。
さらに、自分の亡くなった後のことだけでなくこれまでの自分の歴史を辿る「自分史」を記入しておくこともよいでしょう。
「自分史」の作成は、これまでの自分の人生を振り返る良いきっかけになります。
また、自分について家族に伝えるには最適な手段でしょう。
せっかくエンディングノートを作成するのであれば、有効的に活用したいものです。
みなさんも、エンディングノートで自分を見つめ直し、終活をされてみてはいかがでしょうか。
【こちらの記事もおすすめ】