2016/05/03 お掃除のコツ
エアコンは身近な家電になりますが、取り付けや取り外し作業は専門の業者に依頼するのが普通です。
業者を利用することで料金が発生することを考えると、できるなら自分で作業を行いたいという方も中にはおられるでしょう。
特に引っ越しや、エアコンが不要になった部屋が出現したときには、新しいエアコンをその場所に設置することがありません。
ですから、新しいエアコンを購入したのと同時に、業者に今のものを取り外してもらう作業を依頼できません。
ですので、取り外しだけの作業で業者に依頼するなど、お金の無駄だとつい考えてしまいます。
エアコンは、自分で取り外すことができるようにはなっています。
しかし、取り外しには危険が伴うので、電気の知識が全くない方は行わないようにしてください。
エアコンを取り外すときは、室内機と室外機の両方の間で冷媒というガスが通っており、これを循環させることで正常な機能を保つことができるのですが、この冷媒を除去する必要が出てきます。
実は、エアコンの配管内には、コンプレッサーという機械が備わっています。
コンプレッサーとは、気体を圧縮する機能を持っているもので、エアコンに限らず、多くの家電に使われているものです。
冷媒を取り除く際に、コンプレッサーの部分に空気が入りやすい状態になります。
コンプレッサーに空気が入り込むと、正常な機能を保つことができなくなり、破裂する心配があります。
火事の原因になったり、やけどを負ってしまう危険を伴いますので、できれば自分で作業を行わずに、知識と技術を持つ業者に依頼するようにしましょう。
この事実を知らずに取り外し方法を独学し、実際に行ったという経験を持つ方も目立ちます。
エアコンは新しい機種であるほど、電気代が節約できる機能に優れています。
ですので、頻繁に買い換えるごとに取り外しの費用がかかる負担に納得していない方が多いことも、原因の一つだといえるでしょう。
ですが、2010年以降は毎年のように、コンプレッサーに関わる破裂事故が報告されています。
家電はとてもデリケートな仕組みをしており、経年劣化が必ず発生します。
安全性に優れていても、機能が複雑であったり、劣化が原因で取り扱いが難しくなるものですから、手先が器用な方であっても、興味本位でエアコンの取り外しをしないことをおすすめします。
エアコンの取り外し費用の負担を抑えたサービスを利用すれば、安全かつ満足できる結果が得られます。
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