2018/05/30 リサイクル
パチスロファンの方はご自宅でスロット台を設置して楽しまれている方も多くいるかと思います。
今までお伺いさせていただいたお客様宅ではパチンコ屋さんのように部屋に何台も設置してお店のようにされているお宅もいままで多く目にしてきました。
遊ばれている時は良かったのですが、古くなって買い替えやお引越しなどで処分されるときにお困りの方が多くご相談をいただくことがあります。
スロット台は一般家庭にはあまりなく、一般ごみになりませんので、粗大ごみで出せるのかと悩まれている方がいますが、自治体によっては一般家庭のゴミと認識されず産廃扱いにしてくれと言われることもあるかと思います。
そこで、スロット台をスロット台ではないように解体して、各部品に仕分けをしてみました。
まずは本体扉部分を開け、本体と扉部分にバールを入れ思い切って引き離します。
繋がっている部品のネジを一つづつ丁寧に外すことも可能ですが、今回の目的は分別廃棄なので手際よくバールで一気に引き離しました。
他の箇所にも言えますが、バールで引き離すときに、ゆっくりやると部品が変形だけしてなかなか破壊してくれないので、一気に力を入れて分解します。
これで本体部分と扉部分に分かれました。
本体部分は枠(箱)は全て合板(木)でできており、その中に基板や多少の金属、ルーレットやプラスチック製のコイン排出部分などで分かれており扉部分はセレクターやプラスチック、配線、金属、スピーカーなどで作られております。
扉部分の大枠はプラスチックとなります。
リサイクル資源にできるよう、メインの本体部分の木を取り出したいので、中身のルーレットをまず取り外します。
支えのネジを数本とればまとまってルーレットと付属の多数の配線と一緒に取り出しできます。
配線は必要ないので、外せると事はコネクターから外して、面倒なところはニッパーで切り取り出します。
そうなると残りは大きな基盤、電源部分、コイン排出の部分となります。
ここもみえている外せそうなネジを全て外すと大体の部品はすぐに外すことは可能です。
大きな部品を外していくと、その裏からスピーカーや、ちょっとした金具の止めてあるネジも見えてきますので、そちらも併せて見えるネジは全て外して行きます。
ネジを外してもなぜかなかなか外れてくれない部品は画像のようにバールで無理やり外しました。
そうすると箱部分の木製の部分だけ綺麗に分けることは可能でした。
最後にインパクトドライバーを使用して細かな部品まで外して分解を完了しました。
外した各部品の箱部分の木材は木材チップ工場でリサイクル資源、鉄部品は、鉄資源のリサイクル、電子部品は小型家電リサイクル工場へ、残りの廃プラスチックなどは処分場へという行き先となりました。
所要時間約15分にてこれくらいの分別ができました。
分解した各部品ごとに置かれるともはやスロット台だったのかは想定できないものとなりました。
そのまま廃棄するよりはかなり手間はかかりますが、地球環境の事を考えればよいことではないでしょうか。
【こちらの記事もおすすめ】