2020/12/13
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水銀の捨て方知っていましたか?
ご実家などに以前使われていた水銀温度計が眠っていたりしませんか。
何も知らずに燃やしたりして気化してしまうと有毒ガスが出て健康に影響を及ぼします。
水銀は条約や法律によって何か提出しなくてはいけないのかなと思う方もいるかもしれません。
処分方法を知らずそのままとりあえず家に片づけてはいませんか。
今回はそんな捨て方がいまいち分からない水銀の処分方法についてご紹介します。
そもそも水銀って何?
水銀(すいぎん)は「みずがね」とも呼ばれます。
体温計に使われている水銀のほとんどは金属水銀といって安全といわれています。
万が一、飲み込んでしまっても吸収はされないので害はないといわれています。
しかし、肺からは吸収されやすく水銀が気化している場合だととても危険です。
水銀は常温でも気化し始め毒性となるので取り扱いには注意しましょう。
焼却をした場合も有害物質が出るため、可燃ごみとして捨てることはできません。
水銀の捨て方(一例)
地域によってそれぞれ処分の仕方が異なっています。
それぞれ違った処分の仕方をいくつか例を挙げてみましょう。
・名古屋市では割れた水銀温度計、水銀体温計の場合は漏れ出さないような丈夫な紙類に包み
「キケン」と記してから不燃ごみとして捨てます。
取り扱いには十分注意をしましょう。
壊れていない場合はそれぞれのお住まいの区の環境事業所に持って行く必要があります。
ただし、水銀血圧計は市では回収していないため、販売店か専門業者に依頼する必要があります。
・岐阜市では発泡スチロール等を回収する際に直接作業員に渡すことで処分することができます。
手渡しをする際には十分気をつけましょう。
・四日市市では資源物として捨てることができます。
中身が漏れ出さないよう細心の注意を払いましょう。
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