2021/06/26
爪を簡単におしゃれにできるマニキュア。しかし、空になったマニキュアや中身の入ったマニキュアの適切な処分方法をご存知でしょうか。
今回はマニキュアの正しい捨て方を、注意点と共に詳しく解説します。
目次
マニキュアはそのまま捨てることができる?
マニキュアはそのまま捨てることはできません。瓶である容器とプラスチックの蓋は、分別しなければならないからです。
プラスチックである蓋は基本的に可燃ゴミとして処分できます。しかし、瓶は自治体によって不燃ゴミか資源ゴミかが異なります。
また中身が残っている場合、多くの自治体は中身を空にしてから処分しなければなりません。
マニキュアの中身の出し方は?
マニキュアの中身が残っている場合、中身を出して処分しなければなりません。
ここからは、マニキュアの中身の出し方をご紹介します。
液体の状態
マニキュアの中身が液体の状態であれば、以下の手順で中身を出しましょう。
① ビニール袋の中に新聞紙や布、紙などを入れる
② ①にマニキュアを逆さまに入れて中身を出す
③ 風通しの良い場所で一晩置く
④ 容器は自治体のルールに従って分別して処分する
⑤ 一晩経ったビニール袋を結んで可燃ゴミに出して完了
中身が固まりかけている場合は、綿棒などでかき出すようにして徐々に出しましょう。
中身が固まっている場合
中身が固まってしまっている場合、先述の方法のようにマニキュアを逆さまにしても中身が出てきません。そのため、以下のいずれかの方法で中身を液体にしてから、同様の手順で中身を出しましょう。
・マニキュアのボトルをお湯に1〜2分入れる
・うすめ液を入れてボトルを振る
・除光液を入れて溶かす
・目薬や化粧水を少量入れる
なお、除光液をボトルのギリギリまで入れると除光液が気化して破裂する恐れがあります。ボトルが割れる危険もあるため、なるべく他の方法で液体にすることをおすすめいたします。
マニキュアの正しい処分方法
マニキュアを処分する際は、自治体のルールに従って捨てる必要があります。
基本的に容器と蓋は分別する必要がありますが、中身を出してからでないと捨てられない自治体と、中身を出さなくても処分してよい自治体があります。
あなたがお住みになっている自治体のルールを確認し、適切に処分しましょう。
容器、蓋を分別する
マニキュアの容器と蓋は、分別する必要があります。容器は不燃ゴミや資源ゴミに分別されますが、蓋は可燃ゴミだからです。
容器の分別については、お住まいの自治体のルールに従って正しく行いましょう。
中身を捨てる
中身が残っている場合、多くの自治体では中身を完全に出してから処分しなければなりません。前述した方法で中身を取り出し、中身と容器、蓋はそれぞれ処分しましょう。
なお一部の自治体では中身が残っていても、そのまま処分できる場合もあります。どちらか不明な場合は、自治体に問い合わせ確認しましょう。
自治体のルールに従って捨てる
マニキュアの容器はそれほど大きいものではありませんが、ガラス・プラスチック・金属とさまざまな材料からできています。面倒でも、それぞれの材質を自治体のルールでどう分別するか理解した上で分解し、正しく処分しましょう。
絶対に、他の可燃ゴミとまとめてこっそり容器も捨てないようにしてください。
マニキュアをお得に処分する方法
マニキュアは自治体に回収してもらう以外に、フリマサイトで売ったり不用品回収業者に依頼する方法もあります。
ここからは、マニキュアをお得に処分する方法を2つご紹介します。
フリマサイトで売る
1つ目は、フリマサイトで売る方法です。
自治体で処分してもらう場合、ゴミ袋代や不燃ゴミ処分のための手数料がかかりますが、フリマサイトで売れば、処分にお金がかかるどころか逆にお金をもらえます。
ただし、フリマサイトに出品すれば必ず売れるわけではなく、中身がある程度残っていたり綺麗な状態であることが必要不可欠です。また、フリマサイトで売れると自身で梱包して発送する手間がかかることも覚えておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法もあります。
不用品回収業者に依頼すれば、都合の良い日時に自宅に回収に来てもらえるため便利です。また、他にも不用品がある場合はまとめて回収してもらえる点も不用品回収業者のメリットです。
マニキュアが大量にある場合や不用品が他にもある場合は、不用品回収業者への依頼をおすすめします。
マニキュアはどのくらい使える?
マニキュアの一般的な寿命の目安は、未開封の場合は約2〜3年、開封後は約1年です。マニキュアのパッケージには使用期限などが明記されていることが少ないですが、一度開封すると劣化するため早めに使い切るようにしましょう。
なお、以下のような状態は劣化しているサインです。
・ドロドロしている
・分離している
・固まっている
・変色している
・悪臭がする
劣化すると綺麗に塗ることが難しくなるため、劣化する前に使い切りましょう。
マニキュアを処分する際の注意点
マニキュアを処分する際には、以下のようなことはしないでください。
・火の近くで処理する
・中身が入ったまま捨てる
・中身を排水溝に流す
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
火の近くで処理する
マニキュアを扱う際は、火の気は避けてください。マニキュアに含まれる酢酸エチルやトルエンなどは引火点が低いからです。
火の近くで処理していると、引火して爆発したり火災になったりする危険性があります。マニキュアを処理する際は、火の気がない場所で行いましょう。
中身が入ったまま捨てる
自治体によりますが、ほとんどの自治体で中身が入ったまま捨てることは禁止されています。
マニキュアには、引火性が高い成分が複数含まれているからです。つまり、中身が入ったまま処分すると、高温によって引火する危険性があります。
中身を排水溝に流す
中身を捨てる際に、ビニール袋に入れて捨てるのが面倒という理由から排水溝に流す人もいますが、絶対に中身を排水溝に流してはいけません。マニキュア液は水に溶けない成分であり、排水口に流すと付着して除去できなくなるからです。
排水口の詰まりの原因になるため、中身は排水溝に流さずに前述した方法で適切に処分してください。
※グッドサービス事例
名古屋市を中心に不用品回収をしているグッドサービスでは、これまで多くの不用品を業界最安水準で回収してきました。そこで最後に、グッドサービスの不用品回収事例をご紹介します。
引越しの残置物の回収
名古屋市東区にて、リピーター様の引越しの残置物を回収しました。多種多様なものを回収し、中にはマニキュアもいくつか含まれていました。
名古屋市のルールに合わせて、空きびん、プラ容器包装、不燃ごみとパーツごとに分別した後に処分し、作業時間は6時間でした。
部屋の丸ごと片付け回収作業
名古屋市南区にて、使わなくなったお部屋の丸ごと片付け回収作業をしました。キッチン用品・家電に家具、ベッド、小物類などさまざまなものを回収しました。
回収した中にはマニキュアが大量にあり、個人で対応しようとすると、かなり時間がかかったと思われます。経験豊富なスタッフが対応した結果、作業時間は約5時間程度でした。
まとめ
マニキュアは容器と蓋で素材が異なるため、自治体のルールに従ってそれぞれ処分する必要があります。加えて、中身が残っていると引火の危険があることからほとんどの自治体が中身を出してから処分するように定めています。
愛知県・岐阜県・三重県で処分しなければならないマニキュアが多数ある場合や、他にも不用品がある場合は、ぜひグッドサービスにお任せください。
グッドサービスでは最短30分の迅速な対応と、見積もり・キャンセル・出張料無料の業界最安水準で豊富な実績があります。まずはお気軽に、グッドサービスにご相談ください。
【こちらの記事もおすすめ】