2022/09/27 不用品回収
- 乗り換えによって乗らなくなったバイク
- 壊れてしまったバイク
- 好みが変わって乗らなくなったバイク
このようなバイクの処分にお困りではありませんか。
バイクの処分には廃車手続きが必要になるほか、さまざまな処分方法があります。
そこで今回は、バイクの処分方法についてご紹介します。
バイクを処分する際は、廃車手続きをします。
役所または運輸局に行って手続きをしましょう。
廃車手続きの後、バイクの車体を処分します。
目次
バイクの廃車手続きは書類やナンバープレートなしでも可能
バイクのナンバープレートを返却してから廃車手続きを行います。
原付(125㏄以下)の場合は、原付からナンバープレートを外して、それを持って役所で廃車申請の手続きをします。
126㏄以上のバイクは運輸局で廃車申請を出します。その際にもナンバープレートやその他書類が必要です。
このように、書類を出してナンバープレートを返納するだけで廃車手続きができます。
①原付バイクの廃車手続き
原付バイクを廃車する際は、区役所、市役所で以下の書類を提出します。
- 軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書
- 届出者の本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など)
- ナンバープレート
- (あれば)解体証明書
また、他の人に手続きを代行してもらう場合は委任状の用意が別途必要です。
出典:名古屋市「原動機付自転車の廃車手続きに必要なものについて知りたい。 【軽自動車税】(FAQ)」
②軽二輪自動車の廃車手続き
126cc以上250cc以下の軽二輪自動車と呼ばれるバイクを廃車にする際は、運輸局で以下の書類を提出します。
- 軽自動車届出済証
- 軽自動車税納税義務消滅申請書
- 申請書(OCRシート軽二輪第5号様式)
- ナンバープレート
- 車検証
- 印鑑
軽二輪自動車の廃車手続きは、原付バイクの場合よりも手続きに必要な書類が多くなります。
そのため、漏れのないように、事前に公式サイトからフォーマットをダウンロードして記入しておきましょう。
出典:中部運輸局「軽二輪 届出返納」
③小型二輪自動車の廃車手続き
250cc以上の小型二輪自動車と呼ばれるバイクも、運輸局に廃車の書類を提出しなければなりません。
提出する書類は以下のとおりです。
- 申請書(OCRシート第3号様式の2)
- 軽自動車税納税義務消滅申告書
- ナンバープレート
- 車検証
- 印鑑
申請書は、運輸局あるいは公式サイトで入手することが可能です。
また、申請を代行してもらう場合や申請書に記名がない場合には、委任状が別途必要です。
出典:中部運輸局「4-9.2 検査証返納(廃車)」
④【書類なし】バイクの廃車手続き
書類がないときや、書類を紛失しているときは、以下の手続きを行います。
また、車検証を紛失した場合は、再交付の手続きが必要です。
項目 | 必要書類 |
原付バイク | 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書に
・所有者の名前 ・所有者の住所 ・所有者の生年月日 ・所有者の電話番号 を記載して捺印 |
軽二輪自動車 | 軽自動車届出済証:理由書 |
小型二輪自動車 |
出典:名古屋市「原動機付自転車の廃車手続きに必要なものについて知りたい。 【軽自動車税】(FAQ)」/中部運輸局「軽二輪 届出返納」「4-9.2 検査証返納(廃車)」
⑤【ナンバープレートなし】バイクの廃車手続き
ナンバープレートがなくなった場合は、そのまま役所や運輸局にいっても廃車手続きはできません。
ナンバープレートを紛失したときには、最寄りの警察署に行って紛失(盗難)届出を申請します。届け出をすると警察署で受理番号をもらえます。
ナンバープレートがない場合の廃車手続きは、以下のとおりです。
項目 | 内容 |
原付バイク | 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書に受理番号を記載 |
軽二輪自動車・小型二輪自動車 | 理由書を提出 |
出典:名古屋市「名古屋市:軽自動車税(原動機付自転車・小型特殊自動車)の申告書(暮らしの情報)」/中部運輸局「軽二輪 届出返納」「4-9.2 検査証返納(廃車)」
⑥【書類・ナンバープレート両方なし】バイクの廃車手続き
書類・ナンバープレートの両方がないときは、自賠責保険の番号で確認するとよいでしょう。
自賠責保険証明書には「ナンバー」「車体番号」が記載されています。
そのほかにも、以下のような方法があります。
- 税金関係の書類から調べる
- 役所の税務課に問い合わせる
バイクの処分で税金・自賠責保険の手続き
廃車手続きをした際は、自賠責保険の解約を忘れないようにしましょう。
自賠責の期限がまだ残っている場合は、還付金が出る可能性があります。
バイクの車体の処分方法
バイクの処分方法としては、大きく分けて3つあります。
ここではバイクの車体やバッテリー、タイヤなどの処分方法を紹介します。
①無料|指定取引場所に持ち込む
指定取引場所とも呼ばれる、公益財団法人の自動車促進リサイクルセンターで無料で引き取ってもらう方法があります。
指定取引場所は、全国に約170ヵ所ほどあり、無料で引き取ってもらうことが可能です。
ただし、引取対象外の車体もあるので事前に確認しておきましょう。
ちなみに2022年9月時点では愛知、岐阜、三重県内で約15件の取引場所があります。
出典:中部|公益財団法人 自動車リサイクル促進センター「指定引取場所 」
②無料|廃棄二輪車取扱店に持ち込む
環境大臣に指定されている法的なバイクショップの廃棄二輪車取扱店に持ち込んだ場合も、無料で引き取ってもらえもます。
廃棄二輪車取扱店は全国に約8,000店舗程度あるため、気軽に持ち込みやすいといえます。
なお、バイクを持ち込む前には必ず対象の車体なのかどうか確認をしましょう。
③無料|バイク処分専門業者に依頼する
バイクを処分する専門業者に依頼する方法があります。
自分で運搬できないときに、無料で出張引取をしてもらえるため、手間がかかりません。
さらに、廃車手続きの代行を依頼できる業者もあります。
時間や手間をかけずにバイクを処分したい場合に際に向いているといえるでしょう。
④売却|バイク買取業者に売却する
状態がよいバイクなら、バイクショップやバイク買取専門店などで買取をしてもらう方法があります。
バイクショップで新しいバイクを買うのであれば、下取り依頼や無料もしくは低価格で引き取ってもらえるケースもあります。
まだ乗れるようなバイクの場合や、古くても価値のあるバイクは、買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、専門店まで自力で持って行くか、あるいは出張引取をしてもらわなくてはいけません。
なぜなら、無料で引き取ってもらえる場合でも、ナンバープレートがないと公道を走れないためです。
また、出張引取を依頼した際には別途費用が掛かる場合もあります。できるだけ費用をかけないように処分したい場合は、一度バイク業者に問い合わせるか、ネットで査定を依頼するとよいでしょう。
⑤売却|オークションサイトやフリマアプリで売却する
バイクのパーツごとに個人の売買サイトに出品することも選択肢のひとつです。
ただし、自分で梱包・発送手続きをしなくてはいけないため、多少手間がかかります。
また、クレーム・トラブルに発展した際、やり取りの手間がかかります。
手間がかかる分、力量次第で、収益を上げられることがポイントです。
⑥有料|不用品回収業者に依頼する
リサイクルセンターで対象外の車体、且つ買取が難しい場合は、有料で回収、または持ち込む必要があります。
基本的にバイクは粗大ごみなどの自治体で捨てることができないため、不用品回収業者やバイクショップなどに依頼することになります。
不用品回収業者に依頼すれば、バイクだけでなく、その他の不要品もまとめて処分依頼ができます。
⑦番外|処分しないで保管する
急いで特に処分する必要予定がなく、今後また使う予定があるような場合は倉庫などに一時的に保管しておくことをおすすめします。
また、必要があれば、また役所で申請をすれば公道を走れます。
処分したい場合には粗大ごみとして出せないため、廃車手続きをしたらバイクショップか不用品回収に依頼をする必要があります。
バイクのバッテリーやタイヤの処分方法
バイクを処分するときに、バッテリーのみを処分したり、タイヤのみを処分したりするには、どうしたらよいのでしょうか。
ここでは、バッテリーやタイヤの処分方法について解説します。
①無料|バッテリーの処分方法
バイクのバッテリーは自治体のごみとして出せません。
なぜなら、中の液体が危険物の扱いになるためです。
ただし、バッテリーのなかには鉛のような再利用できる材料が入っています。
そのため、無料で引き取ってもらえるケースも多くあります。
バッテリーを処分できる施設は以下の通りです。
- 不用品回収業者
- バイク用品販売店
- ガソリンスタンド
- バッテリーの販売店
②有料|タイヤの処分方法
バイクのタイヤは、自治体のごみとして出せません。
なぜなら、タイヤにはワイヤーが組み込まれており、捨てるには特別に手間がかかるためです。
タイヤは劣化する商品で他の使い道も少ないため、有料での引き取りになることが一般的です。
1個あたり数百円で引き取ってもらえるでしょう。
タイヤの引き取りは、主に以下の施設で行っています。
- ガソリンスタンド
- バイクショップ
バイクを含む不用品の回収はGoodServiceにお任せください!
GoodServiceでは、バイクの回収も行っています。
現場のスタッフが回収に向かうため、動かなくなったバイクでも持ち運ぶ手間がかかりません。
バイク以外のものもまとめて迅速に回収いたします。ぜひGoodServiceにお問い合わせください。
【こちらの記事もおすすめ】