2022/09/02
お引越しの際に、エアコンの土台に使用していたコンクリートブロックや庭の倉庫の土台やちょっとした間仕切りに使用していたコンクリートブロックを処分したいけどどうしようと思われた方も多いかと思います。
役所に相談しても産廃扱いになり市では回収できません。
専門業者や産廃業者に相談してくださいと言われることが多くあります。
なお、産廃処理業者は基本的に契約を結んだ業者との取引しかしてもらえない処理場が多く、一般の人が相手にされないことが多々あります。
「とはいえ、引っ越し先には持って行くことはできないし何より重い……」
コンクリートブロックの処分は、一般の方にとって悩みの種になることも珍しくありません。
そこで今回は、一般の方でも可能なコンクリートブロックの正しい処分方法について解説いたします。
目次
コンクリートブロックの分別区分は産業廃棄物
コンクリートブロックは、花壇や塀などさまざまな用途で使用されています。
処分が必要になった際はたいてい、不燃ごみとして廃棄することはできません。
なぜなら、コンクリートブロックのごみの分類は建築廃材に含まれており、産業廃棄物として処理しなければならないためです。
産業廃棄物は、原則として排出事業者が自らの責任において、適正に処理する必要があります。
産廃処理業者へ依頼する場合には、正しい処理方法を行う業者を選びましょう。
産業廃棄物の処理方法は、法律によって厳しく定められています。
多くの市町村において、コンクリートブロックは産業廃棄物とされています。
コンクリートブロックを一般ごみとして誤って捨てないよう注意してください。
産廃処理業者への直接依頼は個人だと難しい
基本的にコンクリートの処分は業者間の取引しかないことが多くあります。
処理には廃棄物の管理ができるよう産業廃棄物管理票が必要ですが、一般の方は産業廃棄物管理票の発行が現実的に難しくなってきます。
自治体によるコンクリートブロック回収の有無
一般的な廃棄物は、自治体が収集して処分します。
ただし、コンクリートブロックは産業廃棄物に分類されるため、多くの自治体では回収を行っていません。
多くの自治体では回収してもらえない
コンクリートブロックは産業廃棄物として扱われることが多く、ほとんどの自治体では回収を実施していません。
処分に必要な施設がない、あるいは処分が難しい廃棄物の場合、適正処理困難物に該当するため、原則的に収集不可とされています。
自治体によってはコンクリートブロックの回収を実施しているところもありますが、個数制限を設けているケースが多いため、自治体ごとのルールを確認することが必要です。
名古屋市では粗大ゴミとして回収している
名古屋市では、一般の方向けにもコンクリートブロックの回収を実施しています。
1度のゴミ収集につき、コンクリートブロック2個までという制限が設けられていますが、粗大ゴミとして処分可能です。
処理施設への自己搬入も受け付けており、コンクリートブロックを名古屋市港区の大江破砕工場へ搬入すると処分できます。
出典:名古屋市「家庭ごみ・資源の分別早見表」「ご自分で処理施設に搬入する場合(自己搬入)」
コンクリートブロックを処分する5つの方法
コンクリートブロックの処分には、さまざまな方法があります。
ここからは、主な処分方法を5つご紹介します。
処分方法によって費用や手間が異なるため、ご自身に合った方法を見つけましょう。
①建築関係の業者へ相談してみる
大量のブロックがあり解体ゴミのように取り扱ってもらえる建築屋さんなどはあるかもしれません。
お近くの建築屋さんに相談してはいかがでしょうか。
②購入したホームセンターに引き取りをお願いする
コンクリートブロックを販売しているホームセンターでは、無料回収サービスを行っている場合があります。
コンクリートブロックが大量にある場合は、車に積み込む手間や労力を要しますが、費用が無料になる点は大きなメリットといえます。
ただし、すべてのホームセンターで回収できるわけではありません。
回収サービスを行っていない店舗もあるため、回収を依頼する際は事前に店舗へ連絡して確認しましょう。
③建材を扱うリユースショップに売却する
店舗数は少ないですが、コンクリートブロックの買取を実施しているリユースショップもあります。
特に建材を取り扱っている店舗であれば、買い取ってくれる可能性があります。
購入からあまり年月が経っておらず、状態のよいブロックであれば、高値での買取りが期待できます。
コンクリートブロックをお得に処分したい方は、一度お近くのリユースショップに問い合わせてみましょう。
ただし、ひどく傷んだコンクリートブロックは、引き取りを拒否される可能性があります。
④他人に譲渡する
コンクリートブロックは、花壇や土留めなどとしても利用できるため、DIYにおいて便利な建材でもあります。
そのため、コンクリートブロックが欲しい人へ譲渡することも有効な手段です。
園芸や家庭菜園などの趣味を持つ人が身近にいるのであれば、譲渡を持ちかけてみましょう。
身近にコンクリートブロックを必要とする人がいなければ、掲示板サイトを利用して他人へ譲渡する方法もあります。
多くの掲示板サイトは無料で利用できるため、費用をかけずに処分できる可能性があります。
ただし、自宅から近くなければ引き渡しが困難になったり、譲渡先が見つかるまで時間を要したりといったデメリットもあります。
⑤不用品回収サービスに相談する
コンクリートブロックが複数ある場合は、不用品回収サービスの利用がおすすめです。
回収業者が自宅まで訪問して回収するため、運搬の手間を削減できます。
一般的にコンクリートブロックの重さは、1個10kg前後です。
重いブロックの運搬は力仕事となるため、ご自身で運搬が難しい場合は不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
ただし、業者へ依頼した場合は、処分費用のほか、出張料や車両費用が発生します。
料金は業者によって異なるため、事前見積もりを取り、納得のいく費用を提示する業者で正しく処分してください。
コンクリートブロックを含めた不用品回収・買取の依頼・相談ならGoodServiceへ
コンクリートブロックの処分にお困りの方は、ぜひGoodServiceへご相談ください。
お客さまに最適な料金プランをご提案いたします。
弊社は産廃処理業者との取引が多くあり、市では処理できない産廃ごみも少量から回収可能です。
また、コンクリートブロックだけではなく、その他不用品があれば同日に回収いたします。
お見積りは無料のため、まずはお気軽にお問い合わせください。
【こちらの記事もおすすめ】