2019/09/24
現代の日本では高齢者が増加する一方で、“孤独死”を迎える方も増加しており、その数、年間3万人とも言われています。
少子化で子どもが少なくなり、独居高齢者が増え、地域コミュニティが消失した社会の中で、今後も“孤独死”は増え続けていくことが予想されます。
そもそも“孤独死”とは、主に一人暮らしの方が誰にも看取られることなく、当人の住居内などで生活中の突発的な疾病などによって死亡することを指します。
しかし、そのような最期を迎える方にはある傾向がみられるのです。
そこで今回、株式会社Good Service(https://www.kataduke-kaitori.com/)は、全国の40代~60代 団塊世代の親を持つ方を対象に、孤独死に関するアンケート調査を実施しました。
今この記事をご覧になっている方は、ご自身にいくつ当てはまっているか、また、ご自身の親御さんは孤独死する傾向にないかを確認してみてはいかがでしょうか。
以下、孤独死される可能性の高い傾向にある項目になります。
・年齢:50歳~60歳
・性別:男性
・家事が苦手(料理・掃除・洗濯など)
・コミュニケーションが苦手
・持病を抱えている
・貧困(年収300万円以下)
・近親者と不仲(実家の家族・親戚)
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目次
孤独死しやすい方の傾向を大調査!
【家事が苦手(料理・掃除・洗濯など)】「はい」回答率:47.6%
パートナーとの離婚や別居、死別した際、栄養状態や住居の衛生環境が悪化することがあります。その結果、生活の質が低下し、健康面でのリスクが上がります。
【コミュニケーションが苦手】「はい」回答率:42.5%
退職や失業により社会との接点が減ったうえ、地域コミュニティへの参加を拒否するケースが多い傾向にあります。
その分地域内でも孤立しやすくなり、万が一トラブルが発生した際、助けを求めたり、発見してもらえるチャンスが減ったり、そのまま亡くなる確率が高くなります。
【持病を抱えている】「はい」回答率:37.2%
上記に当てはまる方で持病を抱えている方は、健康状態が良くないにも関わらず頼れる人がおらず、一人で家にこもってしまい孤立しやすいと言えます。
【貧困(年収300万円以下)】「はい」回答率:45.2%
経済的余裕がないために楽しみがもてない日常生活や、定年後の突然の熟年離婚で、金銭・伴侶を一気に喪失することも孤独死につながる要因のひとつと考えられています。
【近親者と不仲(実家の家族・親戚)】「はい」回答率:17.6%
近親者と何年も音信不通状態が続いている場合、自身の変化を感じることができず、急なトラブルがあっても発見が遅れることがあります。
※今回、潜在的に孤独死しやすい傾向にある方の調査のため、年齢と性別のカテゴリは排除しております
【調査結果】
・5個 当てはまる方:3.7%
・3~4個 当てはまる方:29.3%
・1~2個 当てはまる方:48.8%
・0個 18.2%
調査の結果、全て当てはまっているという方は4%弱となりましたが、3個以上当てはまっているという方は全体の3割を超え、潜在的に孤独死をされる可能性が高い方はおよそ3人に1人いるということがわかりました。
また、日本は高齢者が占める人口の割合が上がっていく中で、今後も孤独死の件数は増えていくことが予測されます。孤独死される可能性の高い方の特徴として、上記では50代~60代という項目を挙げましたが、50代~60代の更に親世代、70代~90代の方にもその傾向は当てはまるのでしょうか?
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ご自身の親御さんは孤独死する可能性のある項目で何個当てはまりましたか・・・?
「孤独死する可能性のある傾向は、ご自身の親御さんにいくつ当てはまりますか?」と質問したところ、「3項目以上」当てはまる方は26.9%となり、およそ4人に1人の親御さんが孤独死をする可能性が高いという結果となりました。
これらのことから、孤独死をする可能性が高い傾向にある方の親も、世代によって一部差はあるものの、
孤独死をする可能性が高い傾向にあることが判明しました。
具体的な因果関係ははっきりとしていませんが、住んでいる地域や生活の癖など、親子で似ている部分が影響しているのかもしれません。
また、孤独死された方は男女共に自宅の風呂場で発見されることも多くあります。
高齢者は外気による温度変化に敏感であり、冬場の入浴の際に急激な温度変化に体がついていかず、心臓発作などでなく無くなってしまう「ヒートショック」という現象も孤独死の原因の一つに挙げられています。
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孤独死予備軍にならないよう、しっかりとした準備を!
多くのメディアや雑誌でも取り上げられる機会が増えてきた“孤独死”という問題。
現代では深刻な社会問題となっておりますが、根本的に解決することが難しいのが現状です。
私たち個人間でしっかりとこの問題を理解し、自分自身が孤独死予備軍とならないように準備をする必要があります。
孤独死の心配がある方が身近にいたら、手助けできることを考え、それでも孤独死してしまった場合、
亡くなられた方の寂しさや苦しさを少しでも和らげられるよう、正しい処理をしてあげることが重要です。
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調査概要:孤独死に関するアンケート調査
【調査期間】 2019年8月20日(火)~ 2019年8月21日(水)
【調査方法】 インターネット調査
【調査人数】 1,074人
【調査対象】 全国の40代~60代 団塊世代の親を持つ方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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