2023/08/06 不用品処分不用品回収
ご家庭で使っている冷蔵庫の廃棄方法には、いくつかの種類があるため、どのような方法を選べばよいのか分からない人もいます。本記事では、各廃棄方法のメリットとデメリットについて解説します。ぜひ、廃棄方法を選ぶ際の参考にしてください。
目次
冷蔵庫は粗大ゴミで出せる?家電リサイクル法とは?
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象として扱われるため、粗大ゴミとして出せるかどうかは、地域ごとに異なります。例えば、大阪の自治体では、粗大ゴミとして出すことはできません。
家電リサイクル法とは、資源をリサイクルして有効活用するための法律です。冷蔵庫のほかには、一般家庭や事務所から排出されたテレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)やエアコンなどが該当します。
冷蔵庫の処分方法
冷蔵庫の処分には、大きく分けて5つの方法があります。ここでは、それぞれの方法について、メリットとデメリットをご紹介します。
家電量販店で引き取ってもらう
ここでは、家電量販店で引き取ってもらう際のメリットとデメリットを解説します。
メリット
大手の家電量販店を利用すれば、日本全国どこでも買い取り査定に対応してもらえます。たとえば、ヤマダデンキでは、沖縄や離島を除くすべての都道府県に対応可能です。
冷蔵庫の売却や購入は、梱包や持ち込みなどに手間がかかるため、同じ店舗で対応してもらえることが望ましいといえます。ヤマダデンキで冷蔵庫を購入すると、購入商品を届けてもらう際に、古いものを買い取ってもらえます。
デメリット
家電量販店には、冷蔵庫の買い取りや下取りを受け付けていない店舗があります。
そのような家電量販店では、冷蔵庫の処分はできないため、対応してもらえる店舗を、事前に調査しておくとよいでしょう。
もしも、見当たらない場合には、他の方法をとることがおすすめです。
リサイクルショップで売る
ここからは、リサイクルショップで冷蔵庫を売る際のメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
リサイクルショップは、出張買取のサービスを行っている店舗もあるため、冷蔵庫を持ち込まずに処分してもらえる可能性があります。
また、買い取りの際には、値上げ交渉も可能です。
ただし、リサイクルショップでは状態のよい商品に高い値段が付けられるため、売り出す前に冷蔵庫の掃除をして、新品に近い状態を作っておくことが重要です。
デメリット
リサイクルショップの買い取り価格は、店舗の査定次第です。高額で購入した冷蔵庫でも、保管状態が悪いと、買い取り価格が下がります。古い製品の場合は、リサイクルショップの判断で、買い取ってもらえないこともあります。一方で、壊れていても希少性が高いと、買い取り価格を高くしてもらえる可能性もあります。
フリマアプリで売る
フリマアプリで売ることには、以下のメリットとデメリットがあります。
メリット
フリマアプリには、以下のメリットがあります。
- 誰でも気軽に出品できる
- 梱包や発送をしてもらえるアプリがある
フリマアプリは、スマホを使って出品できるうえ匿名性が高いため、誰でも気軽に商品の売買ができるという特徴があります。
たとえば、メルカリの「梱包・発送たのめる便」では、冷蔵庫のような大型家電でも梱包や発送を依頼できます。
メルカリによると「梱包・発送たのめる便」の利用率では、冷蔵庫の取引が第2位を記録しています。(2020年2月時点)
デメリット
フリマアプリで冷蔵庫を売る際のデメリットは、大きく分けて以下の3つがあります。
- 質問や価格交渉に対応する手間がかかる
- 販売手数料以外に振込手数料がかかる
- トラブルに発展する可能性がある
フリマアプリの購入者はなるべく安く買いたいため、質問や価格交渉に対応する手間がかかります。適切な価格で出品するには、同じフリマアプリから、同じ、あるいは類似製品の相場を調査することも重要です。
また、販売手数料や振込手数料がかかることもフリマアプリのデメリットです。たとえば、メルカリの販売手数料は10%です。
そのほか、フリマアプリは、個人間のやり取りのため、トラブルに発展する可能性があります。す。
自治体に問い合わせて指定の取引場所へ持ち込む
ここでは、自治体に持ち込む方法のメリットとデメリットのほか、名古屋市で冷蔵庫を処分する方法についてご紹介します。
メリット
自治体の不用品引き取りは、正規の回収事業のため、回収されたはずのものが不法投棄されているというようなトラブルが起きないことがメリットです。
また、税金で運用されているため、費用が安めに設定されています。一般の不用品回収業者よりも安く利用できるため、金銭面でも大きなメリットがあります。
デメリット
自治体の不用品引き取りは、家電リサイクル法の対象製品には対応できないことがデメリットです。
前述の通り、冷蔵庫は家電リサイクル法の対象です。そのため、引き取りの責任は販売した小売店にあります。
過去に購入した小売店が不明なときは、該当する商品のメーカーや規格を確認しましょう。メーカーや規格を確認した後、郵便局でリサイクル料金を振り込んで、対象商品を引き取ってもらいます。
名古屋市の冷蔵庫処分方法
名古屋市は、家電リサイクル法対象製品を収集していません。そのため、不要な冷蔵庫を小売店に依頼できないときは、以下の方法で対応しましょう。
- お近くの家電量販店に相談する
- 指定されている引き取り場所へ直接搬入する
- 指定されている引き取り場所まで収集運搬してもらう
詳しくは、お住いの地区自治体のホームページをご確認ください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼することは、最も確実に冷蔵庫を廃棄できる方法です。
以下では、不用品回収業者のメリットとデメリットについて解説します。
メリット
不用品回収業者を利用する最大のメリットは、回収までにかかる時間が短いことです。依頼したタイミングや、時間次第では、即日の回収も可能です。スタッフの技術力も高いため、スタッフが訪れてから回収するまでにも、あまり時間はかからないといえます。
また、他に処分したいものがある際には、冷蔵庫の回収時に一緒に回収してもらえるでしょう。
他にも、優良な不用品回収業者は損害保険に入っているため、搬出時に万が一のことがあった際にも、問題なく対応をしてもらえます。
デメリット
不用品回収業者に依頼したときには、その他の方法を使うよりもお金がかかってしまうというデメリットもあります。回収の工賃に加えてリサイクル料金が含まれるため、冷蔵庫の回収のみをお願いしても、1万円程度の費用が掛かります。
ただし、買い取りのサービスを提供している不用品回収業者では、その限りではありません。
冷蔵庫の機種次第ではありますが、回収金額から、冷蔵庫の代金分を割り引いてもらえます。
冷蔵庫を処分する前の確認
冷蔵庫を処分するためには、いくつかの方法があります。ただし、よりお得に処分するためには、いくつかの事項について確認しておくことが重要です。
ここでは、冷蔵庫を処分する前にしておくべき確認事項を紹介します。
中をからにする
食材を保存する冷蔵庫内の清潔さは、買い取りの際に最も重視されるポイントだといえるでしょう。そのため、中は回収に備えて、あらかじめ空にしておかなければなりません。
空にした後は、中性洗剤で掃除をして、庫内ににおいがついている場合は、脱臭端を使って可能な限りとっておくことがおすすめです。
中の板が動かないようにテープで固定する
冷蔵庫内の板は外しやすい構造をしているため、搬送中に動いてしまい、壊れる可能性があります。
庫内の板がガラス製のものもあり、割れてしまうと運搬スタッフがケガをしてしまいます。中の板が勝手に動いてしまわないように、テープで固定しておくと、運搬時の事故を防げます。
運び出す際に傷つかないように角を保護する
冷蔵庫を運び出すときは、壁や本体が傷つかないよう最新の注意を払います。
できれば、傷つきにくくするため、角だけではなく冷蔵庫の本体を包んでから運びましょう。運ぶ際は、古い毛布や引越し用品のクッションで包みます。
冷蔵庫の切り替え目安は?
冷蔵庫を買い替えるタイミングには、たとえば以下があります。
- 利用する人数が増えたとき
- 電気代が高いと感じたとき
たとえば、結婚や出産をすると、利用者が増えるため、冷蔵庫で保管する食材の量が変化します。
食材の量が変化した際に今までと同じ冷蔵庫を使用していると、冷蔵効率が悪化して電気代が高くなるため注意しましょう。
最近の冷蔵庫は省エネ性能に優れているため、古い冷蔵庫と比較して冷蔵の費用対効果が高いといえます。
冷蔵庫に食材を詰め込んでいる人や、同じ冷蔵庫を10年以上使い続けている人は、買い換えを検討するとよいでしょう。
弊社グッドサービスの回収事例
ここから解説する内容は、冷蔵庫の処分に、グッドサービスの不用品回収を利用した事例です。利用する際の参考にしてください。
【事例①】引越し後のお住まいで不用品回収
引っ越し後の不用品回収事例です。現地での立会が不可とのことでしたが、事前に残置物の写真をいただいていたため、スムーズな作業が行えました。
費用は13,800円、作業時間は20分程度でした。グッドサービスは、すでに引越しをした方からのご依頼に対応できます。
LINE見積もりでグッドサービスに写真を送ると、比較的急なご依頼でも対応が可能です。冷蔵庫のような粗大ゴミを回収するときでも、遠方にお住まいなら立ち合いなしで回収作業ができます。
【事例②】冷蔵庫の不用品回収
店舗の移転の際に持っていけない冷蔵庫を回収した事例です。冷蔵庫以外にも、テーブルと電子レンジを回収しました。
かかった費用は9,000円、作業時間は約30分程度でした。
グッドサービスは、リサイクル料金も含めた金額でサービスを提供しています。
そのため、冷蔵庫を回収してもらう際にも、追加でリサイクル料金を支払う必要がありません。粗大ゴミの回収でも、およそ30分で対応してもらえます。
まとめ
冷蔵庫を廃棄する方法はたくさんあるものの、どのような方法もメリットばかりではないことをお分かりいただけたでしょう。
「グッドサービス」は、数多くのテレビ番組で取り上げられた不用品回収業者です。お見積もりにはLINEやメールを利用できるため、ご自分の使いやすいサービスからご連絡ください。