2024/06/16
手軽に火をつけられるライター。使用し終えたライターはどのように処分していますか。
実は、ライターには正しい処分方法があり、誤った方法で処分すると火災などの危険があります。そこで今回はライターの正しい捨て方について、ライターの種類や注意点などとともにご紹介します。
目次
ライターの種類について
ライターと一言で言っても、ライターには複数の種類があります。ライターの主な種類は以下の3点です。
・使い捨てライター
・ガス注入式ライター
・ジッポ式ライター
それぞれの種類の概要や特徴を詳しくご紹介します。
使い捨てライター
使い捨てライターはガス注入式ライターの一種で、その名の通り使い捨てのライターです。100円ショップなどで安く販売されており、価格も安く気軽に購入できるという特徴があります。
ライターには、燃料が切れても自然に燃料を充填して再利用できるものもありますが、使い捨てライターは一度燃料が切れると着火できなくなります。身近な店舗で低価格で購入でき、コンパクトで携帯に便利なデザインが多く、操作もスライド式のスイッチやプッシュボタンを押すだけで炎が出る仕組みが一般的で、気軽さが魅力です。
ただライターをよく使う場合は長期的に見ると金銭的負担が大きくなりやすいというデメリットもあります。
ガス注入式ライター
ガス注入式ライターとは、ブタンやプロパンなどの混合液化ガスを燃料とするライターのことです。点火方式によって、さらに電子式とフリント式に分けられます。電子式は電気の力を利用して着火する点火方式のこと、フリント式は発火石を使用して着火する点火方式のことです。
ガス注入式ライターの特徴は、点火時の匂いが気にならないこと。ライター特有の匂いがないため、利用しやすいライターと言えるでしょう。またガスが尽きた後でも容器にガスを再注入することで繰り返し使用できるタイプのライターです。使い捨てライターと比較して初期コストは高いですが、長期的な使用を考慮するとコスト効率が良く、環境にも優しい選択肢です。キッチン用具やアウトドアギアとしても優れており、多くの家庭やアウトドア愛好家にとって重宝されています。
ジッポ式ライター
ジッポ式ライターとは、ジッポ社から販売されているオイルライターのことです。アメリカで作られたライターですが日本でも根強い人気があり、ジッポ式ライターにこだわっている人も少なくありません。
ジッポ式ライターの価格はピンキリで、3,000〜15,000円が相場です。100円ショップなどでも購入できる使い捨てライターに比べると価格は高めですが、使い込むほど味が出たりおしゃれなデザインから人気があります。
ただし、ジッポ式ライターは手入れが必要であることから、定期的な手入れを面倒と感じる人に向きません。
ライターの捨て方
先述の通りライターには複数の種類があり、種類ごとに使用されている成分が異なることから、ライターの捨て方も種類ごとに異なります。そこでここからは、種類ごとのライターの正しい捨て方をご紹介します。
使い捨てライター
使い捨てライターは、中身を完全に出してから処分する必要があります。ガスの残量が見えやすいため、使い切るかガス抜きをして処分しましょう。
ライターのゴミの分別は自治体によって異なります。お住まいの自治体の分別を把握しておき、ガスがなくなったことを確認、分解してから指定の方法で処分してください。
ガス注入式ライター
ガス注入式ライターを捨てる場合も、中身を完全に出しておく必要があります。中身が完全に無くなるまで使い切るか、ガス抜きをして処分しましょう。
ガス注入式ライターのゴミの分別も自治体によって異なります。お住まいの自治体のルールに従って、適切に処分してください。
なお、ガス注入式ライターは人気のブランドもあり、ブランドものであればフリマアプリで買い取ってもらえる可能性もあります。ブランドものでなくても、デザインや年式が人気のものであれば買い取ってもらえる可能性もあるため、フリマアプリで売ることも検討してみましょう。
ジッポ式ライター
ジッポ式ライターは、ライターの中でも特に根強い人気があるライターであることから、買い取ってもらえる可能性が高いです。そのため、すぐに捨てようとするのではなく一度フリマアプリなどに出品して買い取ってもらえないかを確認してみましょう。
買い取ってもらえなかったジッポ式ライターについては、オイルと綿を取り出せば金属ゴミとして廃棄できます。自治体のルールに従って、適切に処分しましょう。
ブランド品はフリマアプリで売る
前述の通り、ライターはフリマアプリで出品と買い取ってもらえる可能性があります。特に、ブランド品はマニアがいることもあり、フリマアプリで売れる可能性が高いです。
ブランド品をお持ちの場合は、捨てる前にフリマアプリに出品してみることをおすすめします。思わぬ価格で買い取ってもらえるかもしれません。
ライター処分の前にガス、オイルを抜き切っておくことが大切
ライターを捨てる際は発火する危険があるため、処分の前にガスやオイルを抜き切っておくことが大切です。ガスやオイルを使い切ってから捨てることがベストですが、使い切れていない場合はガスやオイルを抜かなければなりません。
そこでここからは、ガスやオイルの抜き方をご紹介します。
ガス式ライターのガスの抜き方
ガス式ライターをガス抜きする際は、屋外で火の気のない場所で行いましょう。準備するものはライターの他にガムテープや輪ゴム、セロハンテープです。場所と道具が揃ったら、以下の手順でガス抜きを進めましょう。
①操作レバーを下げ、輪ゴムやテープで固定する
②そのまま半日〜1日以上放置し、中身の液体が出てこなくなれば完了
オイル式ライターのオイルの抜き方
オイル式ライターのオイルを抜く際は、風通しが良く火の気の無い場所で行ってください。なぜなら、近くに火の気があるとオイル抜きをしている時に着火する危険があるからです。
ジッポ式ライターの場合、中の綿とオイルを完全に出しておく必要があります。綿にオイルが残っている場合は、揮発させてから自治体のルールに従って処分してください。
作業を行う際の注意点
作業を行う際には、作業をする場所にご注意ください。なぜなら、換気をしていない屋内や火の気のある場所で作業をすると着火の危険があるからです。
ガス抜きやオイル抜きでは、火災の原因になりかねないガスやオイルを扱います。屋内で作業をする際は十分に換気をしたり、火の気の無い場所を選ぶなど、作業を行う場所に注意しましょう。
やってはいけないライターの捨て方
ライターを捨てる際には、以下のようなことをしてはいけません。
・ハンマーで叩き割る
・中のガスやオイルが入ったまま分解する
それぞれの行動について、やってはいけない理由を解説します。
ハンマーで叩き割る
ライターを捨てる際、中身が残っているもののガス抜きやオイル抜きの方法がわからず、ハンマーなどで叩き割る人がいます。しかし、ハンマーでライターを叩き割ってはいけません。なぜなら、ガスやオイルが残っているライターをハンマーで叩き割ると、引火や爆発の危険があるからです。
中身が残っている場合は、必ず上記の方法でガス抜きまたはオイル抜きをしてください。
中のガスやオイルが入ったまま分解する
中のガスやオイルが入ったまま分解することもNGです。なぜなら、中身が残ったまま分解すると引火や爆発する危険があるからです。
ライターを分解する際は、必ず中身を完全に出してから行ってください。
ライターの処分は不用品回収業者がおすすめ
ライターは捨てたり、フリマアプリに売るという処分方法がありますが、フリマアプリで売れないライターは不用品回収業者への依頼がおすすめです。なぜなら、不用品回収業者に依頼すればライターのガス抜きやオイル抜きを自分でしなくても回収してもらえるからです。
特に、自分でガス抜きやオイル抜きを安全にできるか不安という場合は、不用品回収業者への依頼をおすすめします。
※グッドサービス事例
名古屋市を中心に不用品回収をしているグッドサービスでは、これまでライターの回収も承ってきました。そこで最後に、グッドサービスの回収事例を2点ご紹介します。
不用品回収事例 岐阜市 不用品の片付け
名古屋市にて不用品の片付け回収作業をしました。依頼された方の親族が住んでいたようですが、もう住まないということで不用品の回収と片付けをして欲しいというご依頼です。
ライター以外にも家具やカーペットなど、さまざまな不用品を回収しました。
不用品回収事例 名東区 引越し後の片付け
名東区にて、マンション引越し後の片付け作業をご依頼いただきました。ライターなどの小物類から、扇風機や靴、傘など幅広い不用品を回収しました。
まとめ
ライターは、正しく処分しないと着火の危険があります。ガスやオイルは完全に抜いてから、フリマアプリに売ったり不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。
名古屋市でライターの回収や不用品回収をご希望の方は、実績十分のグッドサービスにお気軽にご相談ください。