2023/07/14
日本人にとって必要不可欠な炊飯器。しかし、古くなった炊飯器や引越しのために不要になった炊飯器の処分方法についてお困りの方もいるでしょう。
そこで今回は、炊飯器の正しい捨て方や買い替えのタイミング、処分する際の注意点をご紹介します。
目次
炊飯器を捨てる|分別(粗大ごみor不燃ごみ)
炊飯器を捨てる際の分別は、粗大ゴミとして捨てるか不燃ゴミとして捨てるかのいずれかです。では、どのように粗大ゴミにするのか、不燃ゴミにするのかを判断すれば良いのでしょうか。
まずは、炊飯器の分別方法について詳しく解説します。
粗大ゴミとして捨てる
炊飯器を捨てる際の分別は、自治体によって異なりますが、その選択肢の一つが粗大ゴミとして捨てる方法です。粗大ゴミとしての処分に適した炊飯器は、一辺の長さが30cm以上の炊飯器またはリチウム電池が内蔵された炊飯器の場合です。ただし、粗大ゴミとして捨てる際は可燃ゴミや不燃ゴミと異なる方法で処分しなければならないため、事前に処分方法を確認しておきましょう。
自治体によって粗大ゴミの捨て方は異なりますが、主な方法は以下の通りです。
①自治体に電話するか、インターネットから回収を依頼する
②粗大ゴミシールを購入する
③粗大ごみ処理券に受付番号や申込者の名前など必要事項を記入し、炊飯器に貼り付ける
④回収日時までに指定の場所に炊飯器を出す
不燃ゴミとして捨てる
一般的に、縦・横・高さそれぞれの長さが30cm以下の炊飯器であれば不燃ゴミとして捨てることができます。自治体によって不燃ゴミの規定が異なるため、事前に確認する必要がありますが、多くの自治体で縦・横・高さそれぞれの長さが30cm以下と定めています。事前に不燃ゴミのサイズを確認し、不燃ゴミに該当する場合は不燃ゴミとして捨てましょう。
なお、不燃ゴミの規定のサイズを超えている場合は粗大ゴミとして上記の手順で処分してください。
炊飯器は家電リサイクル法が適応される?
家電を処分する際に気になるのが家電リサイクル法でしょう。しかし、炊飯器は家電リサイクル法の適用外であることから、住んでいる自治体によって処分方法が異なります。処分したい炊飯器のサイズにより、お住まいの自治体の指定に合わせて適切に処分しましょう。
ここからは、そもそも家電リサイクル法とは何かについて確認しましょう。
家電リサイクル法とは?
家電リサイクル法とは、テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)の4品目の家電について、小売業者による引取りおよび製造業者などによるリサイクルを義務付ける、かつ消費者に家電廃棄時の費用負担を義務付けた法律のことです。正式には「特定家庭用機器再商品化法」と言いますが、一般的にはわかりやすく家電リサイクル法と表現されています。
家電リサイクル法は2001年4月に施行されました。万が一家電リサイクル法に反すると、罰則として罰金または過料となる行為が定められています。しかし、その対象は小売業者や製造業者、指定法人であり、一般の消費者が家電リサイクル法に関する罰則を受けることはありません。
家電リサイクル法に従って回収してもらう
家電リサイクル法の対象となる4品目の家電を処分する際は、家電リサイクル法に従って回収してもらう必要があります。
買い替えのために処分したい場合は、家電の小売業者に収集運搬料金とリサイクル料金を支払って回収してもらいましょう。ただし、依頼した業者が一般財団法人 家電製品協会に加入していない場合に限り、リサイクル料金を郵便局で振り込んで家電リサイクル券を自分で購入する必要があります。
また、買い替えずに処分のみをしたい場合は、以下のいずれかの方法で処分します。
・家電を購入した店舗に引き取りを依頼する
・市区町村に問い合わせる
・指定引取場所に自分で持ち込む
・不用品回収業者に引き取りを依頼する
一般の消費者が罰則を受けることはないとはいえ、家電リサイクル法に従って正しく処分してください。
名古屋市の炊飯器処分方法
炊飯器の処分方法は自治体によって異なりますが、今回は名古屋市の処分方法を例に挙げて具体的な処分方法をご紹介します。
名古屋市で炊飯器を処分したい場合、基本的には粗大ゴミとして処分します。ただし、30センチメートル角以下の炊飯器は、不燃ごみとしての処分が可能です。
炊飯器のお得な処分方法
炊飯器を捨てるとなると、捨てるために粗大ゴミシールを買ったりゴミ袋を購入しなければならないためお金がかかります。しかし、以下のような方法であればお得に炊飯器を処分できておすすめです。
・リサイクルショップに売る
・フリマアプリに売る
・友人や知人に譲る
・購入店に下取りしてもらう
・不用品回収業者に依頼する
それぞれの方法について詳しくご紹介します。
リサイクルショップに売る
まだ状態が良く、使える炊飯器であればリサイクルショップに売ることができます。リサイクルショップで買い取ってもらえば、処分にお金がかかるどころかお金がもらえるため非常にお得です。
リサイクルショップに売るデメリットは、リサイクルショップに持って行く手間がかかることです。
フリマアプリで売る
リサイクルショップではなく、フリマアプリで売るという方法もあります。フリマアプリは自分で価格を決められるというメリットがありますが、梱包の手間や送料がかかる点はデメリットです。また、出品しても必ずしも売れるとは限りません。
友人・知人に譲る
まだ使える炊飯器であれば、友人や知人に譲るという方法もあります。友人や知人に譲れば、処分にお金がかからず炊飯器を活用してもらえるためお得です。
ただし、特に状態の悪いものは引き取り手が見つかりにくいというデメリットもあります。無理に押し付けるようなことはしないようにしましょう。
購入店で下取りしてもらう
炊飯器を買い替える場合は、購入店に下取りしてもらうという方法もあります。購入店に下取りしてもらえば、自分で処分する手間が省けたり、買取価格から割引されるためお得です。
ただし、購入店によっては下取りサービスをしていない場合もあるため、事前に確認する必要があります。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼するという方法もあります。不用品回収業者は炊飯器一つでも引き取ってもらえますが、引越しなどで炊飯器を処分する場合は炊飯器以外の不用品も回収してもらえてお得です。
炊飯器の買い替えタイミング
炊飯器にも寿命があり、寿命を迎えた炊飯器は買い替えなければなりません。なぜなら、寿命を迎えた炊飯器でご飯を炊くとうまく炊けなかったり、炊き上がったご飯から嫌な匂いがするからです。
炊飯器の寿命は一般的に約6年と言われています。使う頻度が多いなど使用環境によってはより早く寿命を迎えることもありますが、基本的には6年を目安に買い替えを検討すると良いでしょう。
なお、炊飯器は次々と新製品が発売されています。しかし、6年以内であれば部品等がまだ残っている可能性もあるため、6年以内に壊れた場合は買い替えではなく、部品の交換で済むケースもあります。一度メーカーや購入店に問い合わせてみましょう。
炊飯器を処分する際の注意点
炊飯器を処分する際は、リチウム電池にご注意ください。なぜなら、リチウム電池を含む炊飯器は発火する危険があるからです。
炊飯器の中には、リチウム電池を使用しているものもあります。特に、不燃ゴミとして処分する場合は必ずリチウム電池を取り外してから処分するようにしましょう。
また、取り外したリチウム電池は電池端子にテープを貼って絶縁し、自治体の指示に従って安全に処分してください。
※グッドサービス事例
グッドサービスでは、これまで多くの炊飯器を回収しました。そこで最後に、グッドサービスの炊飯器回収事例をご紹介します。
不用品回収事例 岐阜県 家電・電化製品
引越し後の残物を回収しました。炊飯器の他に、電子レンジや棚などの不用品も回収しました。炊飯器以外にも不用品がある場合も、お気軽にグッドサービスをご利用ください。
不用品回収事例 名古屋市 不用品回収
名古屋市にて不用品片付け回収作業をしました。不用物を確認しながら、家全体の不用品を回収しました。家丸ごと不用品を回収してほしい場合も、グッドサービスにお気軽にご相談ください。
まとめ
炊飯器は自治体に従って不燃ゴミや粗大ゴミとして処分できますが、フリマアプリやリサイクルショップに売るなどお得に処分することもできます。特に、不用品回収業者に依頼すれば、炊飯器を持ち運んだり回収に時間がかからないためおすすめです。
名古屋の不用品回収はグッドサービスにお任せください。迅速丁寧な対応で、不要になった炊飯器を回収致します。