2023/05/28
引越しの際、頭を悩ませる問題として「不用品の処分」があります。
冷蔵庫やエアコン、洗濯機などの大型家電は、どのような処分が正解か、悩むこともあるのではないでしょうか。
本記事では、引越し時の不用品はどのように処分すればよいかを解説します。
目次
不用品処分の方法
引越し時には、さまざまな不用品が発生します。
不用品と一括りにいっても、本や衣類などのサイズの小さなものから、テレビや衣類乾燥機などの大型家電までさまざまなものが発生するでしょう。
この章では、不用品を処分する方法について4つ解説します。
自治体の回収
不用品を自治体で回収してもらう方法のメリットとしては、安全で確実に不用品の処理をできることが挙げられます。
地域ごとに方法は多少異なるため、こちらでは名古屋市を例としてご紹介します。
- インターネットや、粗大ごみ受付センターに電話で申し込みをする
- コンビニやスーパーで不用品に貼り付けるシールを購入する
- 指定収集日に決められた場所に不用品を出し、回収してもらう
お住まいの地域によってルールが異なるため、詳しくはインターネットや地域の不用品回収の窓口へ連絡し、正しい処分方法の確認をおすすめします。
フリマサイトの利用
不用品回収は、多くの場合費用のかかる点がデメリットです。フリマサイトで販売すれば、費用面がかかるというデメリットをカバーできます。
フリマサイトは利用者の数が多く、コスメや洋服、家具や家電まで幅広く取り扱いがあり、比較的売れやすいという特徴があります。本来捨ててしまうものが誰かの役に立ち、お金に代わることは、売り手側と買い手側、双方にメリットがあるといえるでしょう。
反対に、フリマサイトのデメリットは、販売手数料や時間、梱包や配送の手間がかかることです。
また、いつ売れるかが分からなかったり、トラブルが起こる可能性があったりするため、注意が必要でしょう。
引越し業者に引き取ってもらう
引越しを依頼している業者に引き取ってもらうという選択肢もあります。
メリットは、引越し依頼時に不用品回収の依頼ができるので、手間や時間がかからないことです。
また、このときの費用は引越し料金と共に支払うことが多く、追加料金が発生しにくいという点も挙げられます。
デメリットは、回収できる不用品に制限があることや、全ての引越し業者が不用品回収を行っている訳ではないことです。見積もりの段階で不用品回収が可能かを確認するとよいでしょう。
知人・友人に譲る
知人や友人に譲ることも簡単な方法として挙げられます。
譲る方法では費用はかからず、貰い手からは感謝してもらえるため、不用品を欲している知人がいたらラッキーな状況だといえるでしょう。デメリットは、急に気が変わって不要になったという場合もあり、確実に受け取ってもらえるとはいえない点です。
また、連絡をする手間がかかること、都合よく必要としている人が少ない場合も多く、譲る相手を見つける時間もかかります。
大型の不用品であれば、運搬手段も決める必要があり、少し手間がかかります。
自分に合ったおすすめの方法
不用品処分には、さまざまな方法があると分かりました。しかし、どの方法が自分に合っているのか迷うこともあるのではないでしょうか。
以下に、それぞれのケースごとに最適な不用品処分の方法をご紹介します。
忙しく時間をかけられない人
引越し時には何かと手続きが多く、時間をかけられないことも多いのではないでしょうか。そういった方におすすめな方法は、引越し業者に引き取ってもらうことです。
前述したように、引越し依頼時に不用品回収も申し込め、申請の手間がかかりません。
また、引越し当日に全てが完了するため、時間短縮が可能なのです。他には、リサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。
自宅まで査定に来てもらえることもあるため、忙しい方におすすめです。
お得に処分したい人
少しでもお得に処分したい方には、フリマアプリ、リサイクルショップをおすすめします。どちらも売れた場合は臨時収入につながり、お得です。
特に引越しのタイミングとなると、時間も限られている場合が多いため、リサイクルショップや不用品回収サービスを行っている業者に依頼すると、お得かつ効率よく処分ができるでしょう。
状態の良いものは、業者に査定してもらうことで、想定していたよりも高値で売れたというケースもあります。
不用品処分の注意点
不用品処分にはさまざまな方法があり、希望に合わせてさまざまな方法を選べます。しかし、全ての不用品に対応している訳ではなく、例外的に回収してもらえない不用品もあるのです。
以下では、不用品を処分する際の注意点をご紹介します。
家電リサイクル法に注意
家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から出た家電製品から、有用な部分をリサイクルし廃棄物の減量、資源の有効活用を推進する法律です。
以下の4品目は、家電リサイクル法の対象として扱われます。
- エアコン
- テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫、冷凍庫
- 洗濯機、衣類乾燥機
これらは不用品として処分ができず、正しい処分をしなくてはなりません。
処分方法としては、新しい製品を購入する店舗に引き取ってもらったり、郵便局振込でリサイクル申請をし、業者へ持ち込みや引き取り依頼をする必要があります。
自治体のルールを確認
自治体によって、不用品処理のルールが変わります。
引越しとなると、引越し先でも不用品を処理する場面が出てくるでしょう。その際に、今まで住んでいた地域の方法で処分をしてしまうと、回収してもらえなかったり、トラブルにつながる可能性もあり得ます。引越し先の自治体のルールも必ず確認しておきましょう。
あらかじめ処分するものを決めておく
引越しの際は、バタバタとしがちで、きちんと段取りを組んでおかないと思わぬミスにつながる可能性があります。
不用品処分についても、あらかじめ処分するものを決めておくことで、処分し忘れを防げます。
また、最適な方法での処分ができ、費用や時間を有効活用できるでしょう。引越しの直前で焦ることのないように、時間と心に余裕をもって、事前に不用品の選別をしておくようおすすめします。
グッドサービスの引越し時の不用品処分サービス
グッドサービスは、家電リサイクル協会に登録しているため、本来であれば処分の際に郵便局で発券するリサイクル券の必要はありません。
郵便局に行く時間のない方、少しでも手間を省きたい方にも最適です。お気軽にお問い合わせいただき、お見積り後、お客様のご都合のよい日時にお伺いいたします。
引越しの際に不要になるものがございましたら、喜んで回収に伺います。
まとめ
以上、引越し時の不用品処理方法をご紹介いたしました。
不用品は何でも自由に捨てられるという訳ではなく、地域ごとのルールや家電リサイクル法に則った処分が必要です。
さまざまな決まり事があって難しいと感じる方は、不用品処分のプロに力を借りることも視野に入れるとスムーズに不用品を処分できます。