2024/06/11
自転車を購入した際には、防犯登録が義務付けられています。
しかし、自転車を処分するときに防犯登録を解除する方法が分からず、悩むことがあるでしょう。
そこで、本記事では自転車の防犯登録の解除方法や解除時に必要なもの、防犯登録をしないと困ることなど以下について解説していきます。
・自転車の防犯登録とは?
・自転車の防犯登録の解除方法
→自転車販売店や交番・警察署での手続きについて
・自転車の防犯登録の解除方法に必要なもの
→自転車本体、身分証明書、防犯登録書
・自転車を処分する方法
目次
自転車の防犯登録とは?
自転車の防犯登録は、自転車の盗難予防と被害回復を目的とするものです。防犯登録をすることで自分の自転車だと証明できます。
防犯登録は、「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」で義務付けられています。
自転車の防犯登録の解除方法
前述の通り、自転車の購入時には防犯登録が義務付けられています。ただし、後述しますが、自転車を処分するときには防犯登録を解除することが推奨されます。
自転車の防犯登録の解除はどのように行えばいいのでしょうか。
ここでは防犯登録の解除方法として、自転車販売店や交番・警察署での手続きについて、それぞれ解説します。
自転車販売店
防犯登録を解除する際に、多くの方が気軽に利用しやすい場所は、日頃利用している自転車販売店でしょう。
街中の自転車専門店やショッピングセンター内の自転車店で防犯登録の解除が可能です。
ただし、個人店の場合はその店で購入していない自転車だと断られてしまう可能性があります。また、都道府県ごとで手続きに違いがあるため、自転車を持ち込む前に店舗に確認しましょう。
日頃利用している店舗がない場合も、居住している都道府県の自転車防犯協会に問い合わせると、どこに行けばよいかを教えてもらえます。
交番・警察署
交番や警察署でも自転車の防犯登録の解除が可能です。
ただし、都道府県によっては交番や警察署で自転車の防犯登録の解除ができず、自転車防犯登録所のみで対応している場合があります。
自転車を直接持ち込む前に、居住している都道府県の自転車防犯協会に、どこで自転車の防犯登録の解除ができるかを問い合わせることがおすすめです。
自転車の防犯登録解除の手続きを自転車防犯登録所に行かずに、必要書類の郵送で手続きが可能な都道府県もあります。
自転車の防犯登録の解除方法に必要なもの
自転車の防犯登録を解除するときは、前述した自転車の防犯登録を解除できる自転車販売店や交番・警察署に、自転車本体・身分証明書・防犯登録書を持ち込む必要があります。
ここではそれぞれの持ち物について解説します。
自転車本体
自転車の防犯登録の解除に必要な持ち物の1つめは自転車本体です。防犯登録シールが貼られた自転車本体を自転車防犯登録所に持ち込みます。
自転車がないと防犯登録の解除ができないため、書類と共に必ず自転車本体を持ち込みましょう。
身分証明書
防犯登録解除の際に必要なものの2つめは、本人確認ができる公的な身分証明証です。以下のものが該当します。
・運転免許証
・健康保険証
・マイナンバーカード
・パスポート
防犯登録の解除申請を行う申請者が自転車の持ち主かを確認するために必要です。いずれか1点を持ち込みましょう。
防犯登録書
防犯登録解除のために必要3つめのものは、防犯登録書です。防犯登録書とは、自転車の防犯登録を行ったときに防犯登録の控えとして受け取るピンク色の紙を指します。
もし紛失してしまった場合も、名前・住所・電話番号・車体番号・防犯登録番号が登録内容と一致していれば、防犯登録の解除ができます。
防犯登録を解除しないとどうなる?
防犯登録の解除は少し面倒ですが、解除をしないまま処分したときに自転車が盗まれると、犯罪に使用されるようなトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。
自転車を捨てるだけであっても、防犯登録の解除はしっかりと行うことをおすすめします。
自転車を処分する方法
自転車は大きいため、どのように処分したらよいか悩むことがあるでしょう。
ここからは、自転車を処分する4つの方法について解説します。
不用品回収業者へ依頼
不用品回収業者へ依頼することで、自転車を簡単に処分できます。
依頼した当日や翌日にトラックで家まで引き取りに来てもらえる業者が多くあります。自転車を持ち運ぶ手段がない方や、急な引っ越しですぐに手放したい方などにおすすめです。
買取を行っている業者の場合は処分費がかからず、収入になる可能性があります。
ただし、違法営業の業者や、高額請求する業者に依頼するリスクがあるため、依頼する前に口コミの評判や金額の見積もりが明確かなどをチェックしましょう。
友人・知人に譲る
まだ、乗れるし捨てることはもったいないものの、売れるような状態でない場合は、友人や知人に譲ることは選択肢の1つです。
処分する手間も費用もかからないことがメリットです。自転車の状態がよい場合は、譲りたい金額を伝えておくと揉める心配がありません。
ただし、譲る場合は譲渡証明書の作成が必要です。譲渡証明書がないと新しい持ち主が防犯登録をできないため、忘れずに自転車と一緒に渡します。
譲渡証明書は居住している都道府県の自転車防犯協会のサイトからダウンロードができます。
自治体に粗大ゴミとして回収
自治体に粗大ゴミとして自転車を回収してもらえます。
回収の手順は以下の通りです。
1.自治体のサイト、電話で粗大ゴミの回収の申し込みをする
2.手数料を納付し、収集シールを受け取る
3.指定の日に自転車に収集シールを貼って指定の場所に出す
ただし、申し込みから回収まで時間がかかるため、すぐに処分したい方には向いていません。
自治体によっては、粗大ゴミを指定の場所に直接持ち込み可能なことがあります。粗大ゴミの回収日まで待てないときには確認してみましょう。
フリマサイトで売る
オークションやフリマサイトで自転車を売ることで、自転車を処分する方法があります。友人や知人に譲る場合と同じく、譲渡証明書を自転車と一緒に発送します。
お気に入りの自転車を自分が納得した金額で販売できるのがメリットです。
ただし、自転車は大きいため発送に手間がかかる点と、すぐに売れるとは限らない点がデメリットです。
あとからトラブルに発展しないように、傷や汚れなどの状態を詳しく記載しておきましょう。
グッドサービスでも自転車の処分が可能!
愛知、岐阜、三重にお住まいの方で自転車の処分を考えている方は、グッドサービスの利用をご検討ください。
電話、LINE、メールでのお見積もりが可能です。自転車以外の処分したいものも合わせて回収できます。
まとめ
自転車販売店や交番・警察署などの自転車防犯登録所で自転車の防犯登録の解除ができます。解除時には自転車本体と身分証明書、防犯登録書が必要です。
防犯登録の解除後、自転車の処分に困った方は、グッドサービスの利用をご検討ください。