2023/06/04
ダンボールは、さまざまな目的で使用できる非常に用途の広い素材です。ただし、大量のダンボールが発生すると、保管や処分が困難になることがあります。
ダンボールの処分方法はたくさんありますが、最も効果的な方法は、地元の企業や組織に回収してもらうことです。本記事では、ダンボールの処分方法や、処分する際の注意点について説明します。
目次
ダンボールの処分方法
ダンボールは、引越しや買い物などで大量に出るゴミです。適切に処分しなければ環境に悪影響を及ぼすため、正しい処分方法を知っておきましょう。ダンボールを正しく処分することで、環境を守り、料金を節約できます。
ここでは、具体的なダンボールの処分方法をご紹介します。
資源ゴミとして出す
ダンボールを資源ゴミとして出すことで、ゴミの削減やリサイクルに貢献できます。
ダンボールを資源ゴミとして出す際は、以下の点に注意しましょう。
- 汚れや破れがない、きれいな状態であること
- できるだけ小さく折りたたむ
- 紐でまとめる
- 資源ごみ専用の収集袋に入れるか、資源ごみとして出す日に、直接収集場所に持ち込む
ダンボールをリサイクルすることで、新しいダンボールや紙製品が作られます。ダンボールの処分方法にお悩みの方は、資源ゴミとして出すことがおすすめです。
地域の回収ボックスに出す
資源ゴミのほかに、ダンボールを回収ボックスに出すことでも、環境の保護や新しいダンボールの製造に役立ちます。
地域の回収ボックスにダンボールを出す際は、以下の点に注意します。
- 回収ボックスに詰めすぎないようにする
- 回収ボックスには、他のゴミや粗大ゴミを混ぜない
回収ボックスは、多くのスーパーマーケット、ドラッグストア、家電量販店などの公共施設に設置されています。また、自治体のウェブサイトで検索し、一覧で確認できます。もしくは、お住まいの地域の自治体にお問い合わせが可能です。
不用品回収業者に引き取ってもらう
ダンボールの回収に対応している不用品回収業者はたくさんあります。不用品回収業者にダンボールの回収を依頼するメリットは、以下の通りです。
- 自分で段ボールを処分する手間が省ける
- 段ボールをリサイクルできる
- 段ボールの回収費用を安くおさえられる
ただし、不用品回収業者に段ボールの回収を依頼する際は、以下の注意点があります。
- 一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている業者に依頼する
- 口コミや評判を確認する
- 見積もりを依頼し、費用を比較する
以上を踏まえて、不用品回収業者の利用を検討するとよいでしょう。
引越し業者に引き取ってもらう
ほとんどの引っ越し業者で、ダンボールの回収に対応しています。回収費用は、業者やダンボールの量によって異なりますが、一般的には無料または数百円程度です。
また、引っ越し業者には、ダンボールを買い取ってもらえる業者もあります。買い取り価格は、業者やダンボールの状態によって異なりますが、一般的には1枚あたり数円程度です。
ダンボールの引き取りや買い取りを考えている方は、複数業者へ見積もり依頼することで、比較・検討ができます。
古紙回収業者に引き取ってもらう
ダンボールを古紙回収業者に引き取ってもらうには、いくつかの方法があります。
- ダンボールを回収している業者に直接連絡して、回収を依頼する
- 「ダンボール 古紙回収」のようなキーワードでインターネット検索して、ダンボール回収に対応している業者を探す
- 自治体の窓口に相談して、ダンボールの回収に対応している業者を紹介してもらう
古紙回収業者にダンボール回収を依頼する際、回収の日時・場所・費用を事前に確認しておきます。
ダンボールを処分するときにかかる費用は?
手間をかけずにダンボールを処分したい場合、不用品回収業者や古紙回収業者へ依頼することを検討しましょう。ただし、手間がかからない反面、費用がかかる点はデメリットです。
ここでは、業者に依頼する際にかかる費用についてご紹介します。
不用品回収業者
不用品回収業者にダンボールの処分を依頼する上でかかる費用は、業者によって異なりますが、一般的にはダンボールの量や大きさで決まります。
量が少ない場合は、1回あたり2,000円〜5,000円程度が相場です。量が多い場合は、1回あたり10,000円〜20,000円程度かかることがあります。また、ダンボールが大きい場合は、追加料金が発生する場合もあります。
不用品回収業者にダンボールの処分を頼む際は、いくつかの業者から見積もりを取り、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
古紙回収業者
不用品回収業者と同様に、古紙回収業者に頼んでダンボールを処分してもらう上でかかる費用も業者によって異なります。こちらの場合も、一般的にダンボールの量や大きさで決まります。
量が少ない場合は、1回あたり1,000円〜3,000円程度が相場です。量が多い場合は、1回あたり5,000円〜10,000円程度かかることがあります。また、ダンボールが大きい場合は、追加料金が発生する場合もあります。
古紙回収業者についても、いくつかの業者から見積もりを取り、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
ダンボールを処分する時の注意点
ダンボールの処分はあらゆる方法で実施できますが、処分する際の注意点があります。適切に処分することで、ゴミの削減や地球環境の保護につながります。また、トラブルを防ぐこともできるでしょう。
ここでは、ダンボールを処分する際の注意点についてご紹介します。
湿気を避ける
ダンボールは、湿気に弱いため、処分する際には湿気を避けるようにしましょう。湿気で濡れてしまうと、重くなり、リサイクルしにくくなるだけでなく、カビやダニが発生する原因になり得ます。
ダンボールを湿気から守るためには、保管方法として以下の点に気を付けます。
- 屋内に保管する
- 風通しのよい場所に保管する
- ビニール袋などで密封する
ダンボールを湿気から守ることで、リサイクルを促進し、環境に優しい処分方法が実現できます。
汚れを落とす
ダンボールを処分する際には、汚れを落とすようにしましょう。汚れが付いたものは、リサイクルしにくくなるだけでなく、リサイクル後の品質にも影響を与えます。
ダンボールの汚れを落とすには、以下の方法があります。
- 水で洗う
- 洗剤で洗う
- 消毒用エタノールで拭く
汚れを落とした後は、ダンボールを乾かし、リサイクルに出します。汚れがひどい場合は、プロの清掃業者に依頼することがおすすめです。
ダンボールをきれいにすることで、品質を低下させずにリサイクルできます。
個人情報を消す
ダンボールを処分する際は、個人情報を消すことが重要です。個人情報の載っているダンボールが不法投棄されると、悪用される可能性があります。
ダンボールに個人情報が記載されている場合は、以下の方法で消します。
- 黒いマジックで塗りつぶす
- ハサミで切り取る
- シュレッダーで裁断する
個人情報を消した後で、リサイクルに出すようにしましょう。
複数枚ある場合は紐で縛る
複数枚のダンボールを処分する場合は、ひもで縛ることが重要です。
ダンボールを縛る際は、以下の点に気を付けます。
- ダンボールを縦横に交互に縛る
- ダンボールの端が飛び出さないようにする
- ダンボールが重すぎないようにする
ダンボールをまとめて縛ることで、回収業者の負担を軽減できます。また、回収料金も節約できることがあります。
GoodServiceでもダンボール回収の対応が可能
弊社GoodServiceでは、不用品回収業者としてダンボール回収の対応が可能です。ご自宅に伺い、プライバシーを遵守し、誠意に対応いたします。
まとめ
ダンボールの処分方法はさまざまなものがあります。場合によっては費用や労力がかかることがあります。あらゆる処分方法から、自分に合うものを選びましょう。
GoodServiceでもダンボール回収を承っています。ダンボール回収でお困りの際には、ぜひ弊社へお問い合わせください。