2023/02/10 不用品処分不用品回収
体にフィットして快適に過ごせるビーズクッション。しかし使い込んでいると経年変化で性能が落ちたり、汚れが溜まったりして不衛生になります。
ごみとして廃棄するにはどのようにしたらよいか、あるいは大掃除や断捨離の際に、他の不用品と一緒に処分できればとお考えの方もいるでしょう。
ここでは、長く使ったビーズクッションの廃棄方法や、程度のよいビーズクッションを売る方法について解説します。自身の暮らし方に合わせてよい方法を選びましょう。
目次
ビーズクッションとは?
ビーズクッションとは、布製のカバーのなかに小さなビーズが詰め込まれた柔らかいクッション。2〜3mmのビーズが詰められているものが一般的です。
座った時にビーズが動いて体に合わせてフィットするため心地よく、特に大きなサイズのビーズクッションは「人をダメにする」と呼ばれて人気があります。
ビーズクッションのビーズはプラスチック
ビーズクッションのビーズの素材はプラスチックで、ポリスチレンという材質。空気を含んだ「発泡スチロール」が一般的です。
カバーの素材は、ポリエステルやポリウレタンなどの化学繊維、または綿などの天然素材が使用されています。カバーは洋服などと同様、身近に使われている材質のため、肌ざわりはしなやかで体にフィットする感覚があります。
大きくはカバーとビーズの2種類の部材(材質)で構成されていると考えてよいものです。ただ、ものによってはファスナーなど、一部に金属が使用されている場合があります。
ビーズクッションの寿命は3〜5年
ビーズクッションは、長く使用するとビーズがつぶれてクッション性が低下します。
寿命は概ね3〜5年程度といわれていますが、数ヶ月程度で劣化するものもあるようです。
ビーズは、大きいものはしっかりとした座り心地を得られますが、経年変化に弱いという特徴があります。ビーズの小さいものはフィット感があり、へたりにくく比較的長く使えます。
使用状況、手入れの状態によって寿命は前後するため、上記の数字は目安とお考えください。
ビーズクッションはメンテ可能
ビーズクッションは使い捨てではなく、メンテナンスも可能です。補充口が付いているタイプでは、ビーズの補充・入れ替えができます。
ビーズはインテリアの量販店や手芸店、通販サイトでも販売されているため、メーカーで補充用ビーズが用意されていない場合は、市販のものから選ぶのがよいでしょう。
カバーも洗えるため、メンテすることによってさらに愛着が湧くでしょう。
ビーズを取り出す際には散らばらないよう気をつけましょう。
ビーズクッションの捨て方|自治体での分別方法
ごみとして自治体の回収を利用する場合は、自治体の分別方法にしたがって、指定のごみ袋に入れるなどして決められた日に排出しましょう。
ここでは分別方法ごとに解説しますが、どの方法にすべきか迷う場合は事前に自治体に確認することをおすすめします。
粗大ごみとして捨てる
自治体によって粗大ごみとして扱われる大きさは異なるものの、概ね30cm(または50cm)以上のクッションは粗大ごみとしての処分が必要です。
粗大ごみは自治体に電話をして、排出する日を予約します。粗大ごみ処理券(シール)をコンビニエンスストアなどで購入し、予約時に知らされた番号等を記入してごみに貼り付けます。
30cm(または50cm)未満の小さなクッションの場合は、そのまま可燃ごみ(燃やすごみ)として処分可能です。
ごみ処理場に持ち込む
ビーズクッション以外に粗大ごみになる不用品が複数ある場合は、自家用車に乗せてごみ処理場に持ち込むこともおすすめです。
ビーズクッションは係員が安全に処理してくれます。
ごみ処理場では一般的に、行き帰りに受付場所で車の重量を測ることで廃棄したごみの重量を把握し、量に応じた課金が行われます。
詳しい方法や処理場の場所については、自治体のホームページ等でご確認ください。
解体して可燃ごみとして捨てる
ビーズクッションを解体すると、カバーは可燃ごみ(燃やすごみ)として捨てられます。
ビーズは小分けして可燃ごみ、または資源ごみにできます。ただし、ビーズは収集車のなかで飛び散ると回収に大きな支障をきたすため、しっかりした袋に入れたうえで収集袋に入れるなどして排出しましょう。後述の注意点をご参考ください。
ビーズが可燃ごみなのか、または資源ごみ(プラスチック)に分別するかはお住まいの地域によって異なります。
たとえば大阪市では「エアークッション(梱包材)」は「容器包装プラスチック」に分別することになっていますが、ビーズクッションについては明記されていません。
参考:大阪市:品目別収集区分一覧表(50音順)
また、ファスナーなど金属部分は不燃ごみ(燃やさないごみ)に出しましょう。
分別する場合の注意点
破れているビーズクッションは、ごみステーションや収集車のなかでビーズが散乱すると回収に大きな支障をきたすため、テープを張ったりしっかりした袋に入れ直すなどの配慮が必要です。
そのうえで、ごみ袋の外側に「ビーズクッション」と記載しましょう。
作業員が取り扱う際にビーズが入っていると分かれば適切に扱えるため、ごみ収集はスムーズに行われます。
ビーズクッションの捨て方|ごみ以外の処分方法は回収業者がおすすめ
ビーズクッションの捨て方として、ごみ以外の処分方法をとる場合には、回収業者にお願いするのがおすすめです。
ビーズクッションの状態が良ければ自身で売却するなどの方法がとれるため、各種の処分方法についても解説します。
不用品回収業者に処分を依頼する
大掃除の際など、ビーズクッションを他の不用品とともに大量に処分したい場合におすすめの方法です。不用品回収は業者が家に取りに来てくれるため、解体する必要がなく、荷物をまとめておいてそのまま渡せます。
例えば軽トラックに載せて全部でいくらなど、まとまった状態での料金体系になる場合があり、ビーズクッション単品の処分では費用が割高になりがちです。
単品の場合は、自治体での処分の方がおすすめでしょう。
買取業者に売却する
ビーズクッションを買取業者(リサイクルショップ等)に持ち込んだり、宅配で送るなどして売却する方法です。出張買取は、業者が対応している場合や、まとまった複数の商品がある場合に利用できるでしょう。
ビーズクッションは、未使用または使用期間が短く程度のよい品物であったり、ブランド品であったりする場合は査定がつきやすい状況です。よい商品の場合では数千円前後で買い取ってもらえる場合があります。
しかし、使用感があるものや月日が経ったものは値段がつきません。使用していたものを売りたい場合は、フリマサイトを利用する方がよいでしょう。
フリマサイトで売る
メルカリなどのフリマサイトを利用して自分で売れば、処分費用の負担がなく買取業者より高い値段で売れる可能性があります。
フリマサイトでは、一般的には新品の半額ぐらいでも十分に売買が成立します。一方でビーズクッションや衣類などは、出品も多く簡単には売れません。
ビーズクッションはメルカリでは数千円以上での出品もありますが、必ず売れるという状況ではありません。
さらに大きなクッションの場合は梱包サイズが大きくなり、荷造りの手間や配送費用がかかるのがデメリットとなります。
地域のコミュニティで譲る
ジモティなどの地域のコミュニティサイトを利用してタダで譲る方法があります。
お互いの希望がマッチすれば譲れますが、確実に譲れるとは限らず、気長に連絡を待つようなスタイルです。
匿名のやりとりでは相手がどのような人かが分かりにくいため、不安も多いでしょう。その後もリアルで会う可能性があります。
日頃の趣味の活動など、ある程度の顔見知りなどの関係であれば、スムーズにコミュニケーションがとれるでしょう。
GoodServiceでのビーズクッションのお取り扱い
グッドサービスではインテリアの回収や買取に対応しています。
愛知県・岐阜県・三重県がサービスの対応エリアです。
ビーズクッションにつきましては、条件によって回収・買取の可能な場合があります。
ビーズクッションを回収・処分できる場合
大掃除や引越し等で不要になった品物と一式でご依頼いただくと、トータルでのお見積もりができ、回収・処分費用を抑えられます。
ビーズクッション単品でのご依頼の場合、回収・処分費用が割高になる可能性があります。
具体的な条件についてはお問い合わせください。
粗大ごみ回収の流れ
まずはお気軽に電話やメールでお問い合わせください。
ビーズクッションのサイズや状態、他の処分品があるかなど、詳しくお伝えいただけるとより正確なお見積もりが可能です。
お見積もりに納得いただけましたら、ご都合に合わせてお伺いする日時を調整いたします。
品物の搬出は経験豊富なスタッフが迅速に作業しますのでご安心ください。
作業完了次第、現地にてご確認いただき、回収費用を申し受けます。
参考:粗大ゴミ回収・処分のお手伝いなら名古屋不用品回収グッドサービス
ビーズクッションを買取できる場合
ビーズクッションは、未使用に近いもの・使用期間の短いもの・外観がきれいなものなど、商品価値が高いものは買取できる場合があります。
回収にお伺いした場合でも、品物によっては買取ができる場合もあります。
具体的な条件についてはお問い合わせください。
買取の流れ
まずはお気軽に電話でお問い合わせください。
ビーズクッションのブランドやサイズ・状態、他の買取品があるかなどをお伝えいただけると、お電話での査定ができる場合があります。
その他、現地での見積もりが必要な場合は、お伺い日時を決めさせていただきます。
お見積もりに納得いただけましたら、買取にお伺いした現地で現金にて買取費用をお支払いいたします。
品物の搬出は経験豊富なスタッフが迅速に作業しますのでご安心ください。
GoodServiceのリボーンプロジェクト
弊社では「REBORN Project(リボーンプロジェクト)」を実施しています。
お部屋にある「捨ててよいもの」を海外で現地販売し、売上の一部を寄付することによって現地の雇用創出と子どもたちの笑顔を作る活動です。
下記のページの「送ると喜ばれるもの」に記載されている雑貨等がある場合は、ぜひ寄付をご検討ください。
ビーズクッションは対象外となります。その他のもので対象になるものがあればお問い合わせください。
参考:不用品を寄付・無料回収して子どもたちにワクチンを|リボーン
まとめ
ビーズクッションを処分しようとお考えの場合、ものによっては弊社グッドサービスで回収・買取させていただくことが可能なため、詳しくはお問い合わせください。
グッドサービスは愛知・岐阜・三重地域の不用品買取・粗大ごみ回収などに幅広く対応しています。引越前のお家の片付けをまるごとお手伝いできますし、家屋や倉庫の解体のご用命にも対応可能です。
当サイト以外にも高価買取サイトGood-Buy(グッドバイ)を運営しており、買取サービスを拡充しています。
グッドサービスの運営する「グッドバイ」の詳しい情報はこちら>> |