お役立ちコラム

ぬいぐるみの捨て方を解説|後悔しないぬいぐるみとの別れ方

2023/01/24 お掃除のコツ不用品処分

ぬいぐるみの捨て方に悩んだ方向け|後悔しないぬいぐるみとの別れ方

好きな動物やキャラクターのぬいぐるみ。引越しや荷物が増えたことにより、お気に入りのぬいぐるみとお別れをしなければならないということもあるでしょう。そこで今回は、ぬいぐるみの捨て方と後悔しない別れ方をご紹介します。

ぬいぐるみの捨て方はシンプル

ぬいぐるみの捨て方はシンプルで、不要なぬいぐるみを処理するのは簡単なこと。しかし、ぬいぐるみに愛着を持っている方は「ぬいぐるみほど捨てにくいものはない」という考えを持っている方も少なくありません。では、大切なぬいぐるみとお別れする際は、どのように処分すれば良いのでしょうか。

まずは、ぬいぐるみを捨てるときの注意点を確認しながら、ぬいぐるみの処分方法をご紹介します。

ぬいぐるみは可燃ゴミ扱い

通常ぬいぐるみは可燃ゴミ扱いで問題なく、無料で処理できます。そのため、捨てる際は基本的に可燃ゴミとして処分して構いません。

ただし、中には電池が内蔵されていたり、プラスチックや金属のパーツが付いているぬいぐるみもあります。この場合は、電池やプラスチック、金属を分別して適切に処分しましょう。

注意点として、自治体によって可燃ゴミの基準が異なります。例えば、30㎝以上の大きさがあるぬいぐるみは、自治体によっては可燃ゴミではなく粗大ゴミ扱いになる場合があります。捨てるのにお金を掛けたくない場合は縫い目の糸を切って分解し、範囲内の大きさにして可燃ゴミにしましょう。

ぬいぐるみを捨てるときのマナー

たとえ綺麗でなくても、ぬいぐるみがごみ袋から透けて見えるのは良い気持がしないもの。そのため、ぬいぐるみを捨てる際は紙袋などに入れてからごみ袋に詰め、ぬいぐるみがゴミ袋から透けないようにしましょう。

ぬいぐるみを捨てる際は、ごみの区分に注意するだけではなく、捨てる時のマナーにも注意が必要です。

塩でお清めしてから捨てる

大切にしていたぬいぐるみといきなり別れることに抵抗がある場合は、塩でお清めするのもひとつの方法です。とはいえ、ぬいぐるみへの気持ちのためにお清めするため、正しいやり方にこだわる必要はありません。お清め用の塩ではなく食卓塩でも、お清めする人が納得できるのならOKです。

塩でお清めする際は、軽く拭くなどして少しでも綺麗にしてから送り出してあげるとなお良いでしょう。

「ぬいぐるみを捨てるのは風水的によくない」はウソ

日本には風水という文化があり、「ぬいぐるみを捨てることは風水的に良くない」と言われる場合もあります。また、多すぎるぬいぐるみを置いたり、汚れたままのぬいぐるみを置くことも風水的に良くないと言われることもあります。しかし、これらの情報は全くの嘘です。

実際には風水とは関係なく、汚れたままのぬいぐるみが置かれているのは衛生的に良くはなく、ぬいぐるみにスペースを取られ過ぎるのも良いことではないということを伝えています。

「風水的に捨ててはいけない」と信じず、不要なぬいぐるみや衛生的に処分が必要なぬいぐるみは処分しましょう。

ぬいぐるみを捨てるのが辛い方向けの処理方法5選

ぬいぐるみを捨てるのが辛い方向けの処理方法5選

ぬいぐるみに思い入れを持っている人も多く、ぬいぐるみを捨てるのが辛いと感じる方も少なくありません。ここからは、ぬいぐるみを捨てるのが辛い方向けに、ごみとして廃棄する以外の処分方法をご紹介します。

①寄付する

一つ目の方法は寄付するという処分方法です。

具体的には、近所の幼稚園や保育所などで引き取ってもらう方法です。幼稚園や保育園は、子どもたちのおもちゃとしてぬいぐるみが重宝されているため捨てずに再利用できます。

ただし、いきなり持ち込むのはマナー違反であり、逆に迷惑をかけることもあるため事前に連絡して許可を得ましょう。もちろん、汚れが目立っていたり臭いが付いたりしている物は寄付できないため無理に押し付けないようにしましょう。

また、幼稚園や保育園以外にもぬいぐるみの寄付を受け付けている団体もあります。そこでここからは、ぬいぐるみの寄付を受け付けている団体をいくつかご紹介します。

リボーンプロジェクト

リボーンプロジェクトは、弊社が活動している寄付団体です。

キャラクターもの、UFOキャッチャーやゲームなど、多種多様なぬいぐるみを受け付けており、ぬいぐるみを必要としている場所に寄付しています。無料回収キットも配布しておりますので、お気軽にご相談ください。

ただし、汚れや日焼けなどダメージの大きいものは受け付けられませんのでご了承ください。

なお、ぬいぐるみ以外にもおもちゃやベビー用品、電動工具、バッグ、掃除用品など幅広く回収、寄付しておりますので、処分したいものの捨てるのがもったいないという物がありましたら、お気軽にご相談ください。

セカンドライフ

セカンドライフは、大阪府のNPO法人グッドライフが運営している寄付団体です。

「世界中に笑顔を届ける活動」をコンセプトに、ぬいぐるみを新しい里親に届ける活動をしています。これまで100万体以上のぬいぐるみをリサイクルしており、実績豊富な寄付団体です。

また、ぬいぐるみ以外にもおもちゃや人形、食器、文房具なども受け付けています。

もったいないジャパン

もったいないジャパンは、NPO法人もったいないジャパンが運営している寄付団体です。

「もったいない」の心を軸として活動しており、ぬいぐるみだけではなくまだ使える日用品やまだ食べられる食品を集め、福祉団体などに寄付しています。ただし、まだ使える物でも引き取り不可能のものもあるため、事前の確認が必要です。

ぬいぐるみは、動物の毛が付いていたり汚れやシミがひどいものは引き取ってもらえません。

②親しい人にあげる

寄付団体に寄付するのではなく、身近な人で欲しい人がいればその人にあげるという方法もあります。

特に人気のキャラクターのぬいぐるみなどは、身近な人で欲しい人もいるでしょう。「見知らぬ人にあげるよりも親しい人にもらってほしい」「近くで大切にしてもらいたい」という場合は、まずは親しい人で欲しい人がいないかを確認してみましょう。

③フリマやオークションで売る

フリマやオークションで売る方法もあります。特に、スマホやPCに慣れている方は、フリマアプリやオークションサイトを利用すると、自宅にいながら気軽に売れるため便利です。

また、近くでフリマが開催される場合はフリマで売る方法もあります。フリマで売れば、フリマアプリやオークションサイトのように発送手続きなどの手間がかかりません。ただし、必ず引き取り先が見つかるわけではないというデメリットもあります。

④リサイクルショップに売る

ぬいぐるみの処分方法にはリサイクルショップに売るという方法もあります。リサイクルショップで売れば、ぬいぐるみの状態次第ですが、地域自治体での処分と違ってお金がもらえるかもしれません。

リサイクルショップでは、必ずしもぬいぐるみを買い取ってもらえるという訳ではありません。状態が悪いものは買い取ってもらえなかったり、リサイクルショップまで持って行く負担がかかるというデメリットがあります。しかし、思い出のぬいぐるみを他の人に譲ることができたり、処分にかかるお金がかからないどころか逆にお金をもらえる可能性があるというメリットもあります。

高価買取を狙うなら、状態を少しでも良く見せるように対策しておくとよいでしょう。

また、リサイクルショップには、買い取れない商品の処分に対応しているところもあるため、フリマアプリで出品するよりも処分できる可能性は高いといえます。

状態がよいぬいぐるみは、リサイクルショップに売るという処分方法も視野に入れましょう。

⑤供養してもらう

寄付や引取先が見つからない場合は、供養して処分する方法もあります。

供養での処分方法とは、具体的にはお焚き上げです。お焚き上げとは、役目を終えた大事にしていた物を処分する時に行われるもので、火で燃やして供養します。

神社やお寺では、人形供養を受け付けている場合もあるため、近くの神社やお寺を問い合わせてみましょう。また、ホームページで供養を受け付けているところもあり、郵送すれば供養してくれる場合もあったり、供養を仲介してくれるサービスもあります。

利用しやすい方法で供養を依頼しましょう。

⑥不用品回収業者にひきとってもらう

最後に、不用品回収業者に引き取ってもらう方法もあります。

不用品回収業者に依頼すれば、希望の日時に回収に来てもらえるため、自分で郵送したり指定の場所に持って行く必要がありません。また、場合によっては買い取ってもらえる場合もあり、お金を受け取って処分できる可能性もあります。

不用品回収業者に依頼する際は、複数の会社から見積もりをもらって比較し、最も良いと判断した不用品回収業者に依頼しましょう。

どうしても処分できない場合の再生方法

どうしても処分できない場合の再生方法

ぬいぐるみの処分方法はさまざまですが、どうしても手放したくないという方もいるでしょう。そこで最後に、どうしてもぬいぐるみを処分できない方のための洗い方やサービスをご紹介します。

自分で洗う

古いぬいぐるみは衛生的に良くありません。しかし、どうしても処分したくない場合は自分で洗って清潔にしましょう。

ぬいぐるみを洗う際は、洗濯機で洗う方法と手洗いする方法があります。それぞれの洗い方は以下の通りです。

洗濯機で洗う

  1. リボンや洋服などの装飾品を外し、ぬいぐるみを洗濯ネットに入れる
  2. 中性洗剤をキャップの5mm〜1cm程度入れて、一番優しく洗えるコースで洗う
  3. 脱水前にぬいぐるみを取り出し、タオルに包んで再度洗濯ネットに入れる
  4. 10秒ほど脱水する
  5. 毛の流れに逆らって柔らかいブラシでブラッシングし、十分に乾燥させて完了

手洗いで洗う

  1. バケツなどの容器にぬるま湯と中性洗剤(キャップの5mm〜1cm程度)を入れる
  2. 汚れが落ちるまで5分ほど優しく押し洗いする
  3. 3回以上すすぐ
  4. 柔軟剤を入れたぬるま湯に20〜30分つける
  5. ぬいぐるみをネットに入れ、洗濯機で10秒ほど脱水する
  6. 毛の流れに逆らって柔らかいブラシでブラッシングし、十分に乾燥させて完了

ぬいぐるみの中には洗濯できないものもあります。必ず、洗濯表示から洗濯して良いかを確認しましょう。また、色落ちするぬいぐるみやアンティーク調のぬいぐるみ、接着剤が使用されているぬいぐるみも破損などの原因になるため洗濯できません。

専門のクリーニング業者に依頼する

自分で洗濯することに抵抗がある方は、専門のクリーニング業者に依頼する方法もあります。

一般のクリーニング店ではぬいぐるみのクリーニングを受け付けない場合もあり、またノウハウがない店舗に依頼するのは不安です。そのため、クリーニングに出す際はぬいぐるみ専門業者への依頼をおすすめします。中には、宅配便などでクリーニングを受け付ける専門店もあるため、宅配便で受け付けているクリーニング業者に依頼すると便利です。

ただし、クリーニング業者に依頼する場合も洗濯可能かの確認が必要であり、装飾品を外してクリーニングに出さなければなりません。

修理を依頼する

単にクリーニングするだけでは間に合わないほどのダメージがある場合は、専門の修理サービスに依頼しましょう。専門の修理サービスであれば、かなり状態の悪いものに関しても引き受けてくれます。

専門の修理業者のホームページなどでは、修理例のビフォーアフターを写真で載せられているため、修理後の状態や修理のクオリティを確認できます。また、ホームページには詳しい料金表が掲載されているため、依頼前にある程度の費用の目安がわかるでしょう。

ぬいぐるみを処分するときの注意点

ぬいぐるみを処分する際には、以下の点にご注意ください。

・人に譲るときは洗う

・量が多い場合は不用品業者に依頼する

それぞれの注意点について詳しく解説します。

人に譲るときは洗う

誰かにぬいぐるみを譲る前には必ず洗って、なるべく綺麗な状態で渡しましょう。なぜなら、匂いや汚れがひどいと受け取る側が不快に感じたり、場合によっては受け取ってくれなくなる可能性があるためです。

相手が個人でなく、施設や団体の場合でも同じく、綺麗にしておくほうがよいでしょう。

ただし、綺麗にしたいからといって洗濯機で雑に洗うという方法をとってはなりません。生地が傷んでしまうことがあるため、手洗いで丁寧に洗う必要があります。

ぬいぐるみを洗う際の手順は以下の通りです。

  1. バケツにぬるま湯と少量の中性洗剤を入れる。
  2. ぬいぐるみを押し洗いし、バケツの水を入れ替えつつすすぎ洗いをする。
  3. ぬいぐるみを洗濯ネットに入れて洗濯機で20〜30秒脱水する。
  4. 風通しの良い日陰に置いて乾かす。

「もう不要なものだから」と適当に扱うのではなく、思い出のあるぬいぐるみが新しい人とよい思い出を作れるように、丁寧に洗ってなるべく綺麗な状態で譲りましょう。

自分で洗うことに不安を感じる場合は、専門のクリーニング業者に依頼するという手もあります。専門のクリーニング業者については、後述します。

量が多い場合は不用品業者に依頼する

量が多い場合は、不用品業者に依頼するようにしましょう。なぜなら、不用品回収業者に依頼すれば一つずつ処分する手間が省けるためです。

不用品回収業者を利用すれば、自宅まで引き取りに来てもらえるほか、量が多くてもまとめて処分してもらえます。量が多い場合、人に譲る場合も譲り先が見つからなかったり、売却や寄付をしたい場合も持って行く負担が大きくなります。しかし、不用品回収を依頼すればまとめて引き取ってもらえるため、処分にかかる負担が大幅に軽減できるでしょう。

また、ぬいぐるみ以外の不用品もまとめて回収してもらえるため、量が多い場合はもちろん引越しなどで他の不用品を処分したい場合にもおすすめです。

ぬいぐるみの不用品回収に関する弊社事例

弊社では、不用品回収やリボーンプロジェクトを通じて、これまで多くのぬいぐるみを引き取らせて頂きました。そこで最後に、弊社のぬいぐるみ引き取りの事例をご紹介します。

弊社では、ぬいぐるみのほかに不用品があれば、そちらも一緒に回収しております。

リボーンプロジェクトの利用事例① 

「地球環境を良くして社会貢献につながるような活動をしたい」という思いからリボーンプロジェクトにご協力頂きました。この事例では、ぬいぐるみの他に春夏用衣類も回収しています。

「ワクチン寄付や雇用創出に協力したい」という想いを伝えていただきましたが、引き取ったぬいぐるみや衣服はフィリピン等にお送りし、そこで発生した金銭をワクチンに変えることができました。

リボーンプロジェクトの利用事例② 

思い出が詰まっていて捨てられなかったランドセルやぬいぐるみを、リボーンプロジェクトに参加したいという思いから回収のご依頼を頂きました。「誰かの元で第2の人生を送ってほしい」という気持ちを伝えていただきましたが、責任を持って弊社が新たに使われる方の元へ送りました。

思い出のあるぬいぐるみなどは捨てることに戸惑いがある方も多いですが、寄付という形で処分する方法を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ぬいぐるみは基本的に可燃ゴミで処分できますが、大切なぬいぐるみを処分することに抵抗がある場合は寄付団体に寄付したり不用品回収業者への依頼がおすすめです。

名古屋市内や岐阜県で不用品回収業者をお探しの方は、ぜひGoodServiceにご相談ください。GoodServiceは、業界最安値で迅速丁寧に大切なぬいぐるみを回収致します。最短で当日回収も可能なため、引っ越しなどで急いで処分が必要な場合もお任せください。

まずは、電話またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

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