2022/12/02 お掃除のコツ不用品処分
オイルを電気で温めて放熱部屋を暖かくしてくれるオイルヒーター。部屋が乾燥にくい、小さなお子様がいる家でも安心して使用できるなど、さまざまな特長があります。そんなオイルヒーターを買い替えたり、引っ越しなどで不要になって処分したい場合、どのように処分すれば良いかわからないという方もいるでしょう。
そこで今回は、不要なオイルヒーターの処分方法について、メリットやデメリットと共に詳しく解説します。
目次
オイルヒーターとは
オイルヒーターとは、密封されたオイルを電気で温め、放熱で部屋を暖める暖房器具です。暖房温度にムラがない、メンテナンスが簡単、小さい子どもがいても安心といったメリットがあります。一方で、エアコンより電気代がかかる、温まるまで時間がかかる、スペースを取るなどのデメリットもあり、エアコンが普及した現在では使われないままホコリを被っているご家庭もあるかもしれません。
オイルヒーターの寿命は10年以上
オイルヒーターは寿命を迎えると、その機能が十分に発揮できなくなったり、火災の原因になったりするため買い替えを検討しなければなりません。
オイルヒーターの寿命は10年以上とされており、製品によっては15年、20年と使い続けられるケースもあります。オイルヒーターの寿命が比較的長い理由は、密封されたオイルは交換の必要がなく、オイルの劣化も緩やかだからです。ただし、異音や異臭がしたら故障や寿命の可能性が高いため、修理するか買い替えるかを検討しましょう。
オイルヒーターの故障の原因
オイルヒーターの主な故障原因としては基板の故障、オイル漏れ、電源コードの破損などが挙げられます。電源コードの破損などであれば、電源コードの交換など軽微な修理で使えるようになることもありますが、故障の原因によってはオイルヒーター自体の買い替えが必要です。
使用中に不具合を感じるなら、メーカーや専門店に相談して修理か買い替えを選びましょう。
ゴミとして廃棄する
オイルヒーターの一般的な処理方法として、自治体にゴミとして回収してもらう方法があります。一方オイルヒーターは廃棄する前に、いくつか気を付けるべき点がある家電です。ゴミの分別の区分や廃棄前の処理について自治体ごとのルールを確認してから、正しい方法で廃棄しましょう。
廃棄する際の注意点
オイルヒーターは、地域ごとに分別区分が異なるため、廃棄方法も大きく異なります。一例として、愛知県名古屋市や岐阜県岐阜市では粗大ごみ、三重県四日市市では資源物(小型家電)として廃棄しなければなりません。また、粗大ごみの廃棄時にかかる費用も自治体やオイルヒーターの大きさで異なるため、必ず事前に確認して正しく廃棄しましょう。
廃棄にかかる費用の目安は、400円〜1,000円弱です。
オイルの抜き方
機器内のオイルを抜いてから廃棄するよう求める自治体もあります。例えば愛知県名古屋市ではオイルを抜いてから廃棄しなければなりません。
オイルヒーターのオイルの抜き方は以下の通りです。
- コンセントを抜いた状態で丸一日放置
- ねじを緩めて操作パネルなどの配電部分を外す
- 電動ドリルなどでオイル容器に2、3箇所穴を開ける
- 出てきたオイルは古新聞などに染み込ませ、ゴミ袋に密閉して廃棄する
可能であれば念のためにメーカーや取扱説明書で確認し、メーカーや取扱説明書の手順に沿ってオイルを抜くとより確実です。
メーカーに回収してもらう
デロンギやユーレックスなど一部のオイルヒーターメーカーでは、不要になったオイルヒーターの回収を行っています。リサイクルを希望するならオイルヒーターのメーカーを確認し、回収を行っているか調べましょう。ただし、メーカーに回収してもらうと最低でも送料がかかります。
この章では、メーカー回収のメリットとデメリットをご紹介します。
メーカー回収のメリット
メーカーに回収してもらうメリットは、再資源化が前提のためエコであることです。ゴミとして処分すると、ゴミを処理する際に有害物質が出るなど環境に悪影響を及ぼしかねません。しかし、メーカーに回収して再資源化してもらえばより環境に優しい形での処理が期待できます。
またメーカーに送るタイミングはユーザー側で決められるので、空いた時間に処分することができます。
メーカー回収のデメリット
メーカー回収のデメリットは、送料だけでごみの処理より高額になることです。メーカーに回収してもらう場合、送料は自己負担であることがほとんどです。メーカーによっては手数料も必要になるケースもあり、さらに割高になります。
また梱包や配送などに手間が掛かることも、デメリットの1つです。
家電量販店に回収してもらう
買い替えるために不要なオイルヒーターを処分したい場合、家電量販店が古いオイルヒーターを回収もしくは下取りしてくれる場合もあります。そのため、買い替えのタイミングであれば家電量販店に回収してもらう方法もおすすめです。
家電量販店によっては有料の回収サービスもあるため、古いオイルヒーターの回収は可能か、可能な場合は料金がいくらになるかなどを確認しましょう。
ここからは、家電量販店に回収してもらうメリットとデメリットをご紹介します。
家電量販店回収のメリット
家電量販店に回収してもらうメリットは、下取りの場合に限りますが、新しいオイルヒーターを下取り価格の分だけ安く購入できることです。家電量販店が下取りキャンペーンをしている場合もあり、キャンペーンの対象であれば古いオイルヒーターを回収してもらうことで割引してもらえます。
また、新品を宅配してもらうタイミングで回収してもらえば、運ぶ手間がかからず高齢者や女性の方でも処分しやすい点もメリットです。
家電量販店回収のデメリット
家電量販店で回収してもらうデメリットは、古すぎる機種は下取りしてもらえない可能性があることです。回収してもらえるオイルヒーターの機種や条件を事前に確認しておきましょう。
また、有料の回収サービスは廃棄よりお金がかかる場合があります。料金を確認して廃棄した場合とどちらが安いかを比較しましょう。
ネットオークションやフリマアプリで売却する
ここからは、オイルヒーターがまだ使えてそのまま廃棄するのがもったいない場合の処分方法をご紹介します。
まずは、気軽に処分できる方法としてネットオークションやフリマアプリで売却する方法があります。ネットオークションやフリマアプリであれば、スマホからでも出品できるため気軽に売却することが可能です。
ここからは、ネットオークションやフリマアプリで売却するメリットとデメリットを確認しましょう。
ネットオークションやフリマのメリット
ネットオークションやフリマアプリで売却するメリットは、予想より高額で売れる可能性があることです。ネットオークションやフリマアプリで売却できるオイルヒーターはまだ使える製品のみですが、そのオイルヒーターをどうしても欲しいという方がいれば、思わぬ価格で買ってくれることがあります。
ネットオークションやフリマのデメリット
デメリットとして、登録から梱包発送まで自分で行う必要があるという点が挙げられます。出品するためには写真の撮影や文章の作成が必要になるだけではなく、破損しないように丁寧な梱包をしたり、コンビニや配送業者に持ち込んで発送手続きなどもしなければなりません。予想以上の価格で買い取ってもらえる可能性はありますが、それだけ手間がかかることを覚えておきましょう。
また買い手が現れなかったり、売却相手とトラブルになったりする恐れがある点もデメリットです。
地域型アプリで譲渡する
ジモティーなど地域型アプリで譲渡する方法もあります。地域型アプリは利用方法も簡単で、受け渡し方法などを当事者同士で決めることができるため、ネットオークションやフリマアプリに比べて発送手続きが簡単になったり、送料がかからないこともあります。
地域型アプリで譲渡するメリットとデメリットをご紹介します。
地域型アプリのメリット
地域型アプリのメリットは、手数料をかけずに処理ができたり、自分たちの希望に沿って受け渡し時期や方法を決められることです。フリマアプリやネットオークションよりも気軽に取引ができるでしょう。
地域型アプリのデメリット
地域型アプリのデメリットは、取引の成立までに時間がかかったり、取引相手が見つかりにくかったりする場合があることです。ネットオークションやフリマアプリは全国から買い手を探せますが、地域型アプリは買い手候補の範囲が狭い分、取引相手が見つかりにくい、あるいは見つかっても条件面で折り合わないケースもありえます。
買取業者に買い取ってもらう
状態が良いオイルヒーターの一番確実な処分方法として、買取業者に買い取ってもらう方法が挙げられます。買い取ってもらえば、手数料を払わず査定金額を受け取れてお得です。また出張買取をしてくれる業者もあるため、わざわざオイルヒーターを持って行く必要もありません。
名古屋全域と岐阜県全域に対応しているGoodServiceであれば出張買取や日時指定ができ、キャンセルに費用が掛からないためおすすめです。名古屋市内や岐阜県でオイルヒーターの買取をご検討中の方は、お気軽にGoodServiceにご相談ください。
高く買い取ってもらうポイント
愛着を持って使ってきたオイルヒーターであれば、少しでも高く買い取って欲しいですよね。そこでここからは、オイルヒーターを高く買い取ってもらえるポイントを5点ご紹介します。下記のポイントを踏まえて1円でも高く買い取ってもらいましょう。
人気のメーカー製であること
オイルヒーターは様々なメーカーが販売していますが、人気のメーカー製であれば高く買い取ってもらえやすいです。例えばデロンギ、アイリスオーヤマ、ユーレックス、山善などの製品は買取価格が高い傾向にあります。
発売から日が経っていないこと
発売から日が経っていない製品の方が高く買い取ってもらえます。一般的に発売から3年以上経過した製品から買取金額が下がり始めます。買取業者によっては、5年以上経つ製品は買い取ってもらえないこともあるためご注意ください。
なお、GoodServiceは海外販売も行っており、他社が引き取れない者でも買い取れる場合もあるため、他の店舗で買取を拒否された製品でもお気軽にお問い合わせください。
使用感が薄いこと
使用感が薄いオイルヒーターの方が高く買い取ってもらえます。逆に言えば、新しい製品でも汚れやキズが多ければ買取金額が低くなってしまいます。
使用頻度が高かった場合でも、査定前に汚れを拭き取っておくことで買取価格が高くなります。なるべく綺麗な状態で買取に出しましょう。
付属品が揃っていること
付属品が全て揃っているだけで買取価格が高くなります。
オイルヒーターの付属品としては、リモコンやマニュアルなどがあります。購入後に一ヵ所にまとめて保存しておく習慣をつけておくと、買取に出す際に付属品の欠品を防げます。
冬前のシーズンであること
買取に出す季節も重要で、オイルヒーターの買取価格が高くなるのは、暖房器具のニーズが高まる直前の10月〜11月の間です。2月~3月以降、オイルヒーターを片づける時期には買取価格が下がります。
急いで処分する必要がない場合は、冬前のシーズンを狙って買取に出しましょう。
まとめ
オイルヒーターの処分方法は複数あり、まだ使えるものであれば買い取ってもらうのがお得です。買取業者に出す場合は、高く買い取ってもらえるポイントを忘れずに押さえて査定に出しましょう。
名古屋、岐阜県でオイルヒーターを処分したい方は、ぜひGood Serviceにお任せください。
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