2023/06/16 お掃除のコツ不用品処分
寒い冬に暖をとる方法として多くの人が使用しているストーブ。しかし、いざストーブを捨てるとなると、どのように処分すべきなのかわからないという方も少なくありません。
実はストーブには複数の種類があり、種類ごとに処分方法が異なります。そこで今回は、ストーブの種類と処分方法についてご紹介します。
目次
寒い時期に出番が増える3種類のストーブ
寒さが厳しい冬に部屋を温める方法として人気のストーブ。ストーブにはさまざまな種類があり、種類ごとに処分方法も少し異なります。そこでまずは、処分方法を解説する前にストーブの種類について説明します。
①空気の乾燥を防げるガスストーブ
まずご紹介するストーブは、ガスを使ったガスストーブです。ガス栓やカセットボンベからガスを供給し、部屋を暖かくしてくれます。
ガスストーブの特徴は、立ち上がりが早いこと。帰宅時や朝起きた時に早く部屋を温められる点は、ガスストーブの大きな魅力と言えるでしょう。また、適切に換気すれば匂いが気にならなかったり、安全装置がついているため震災時なども安心できます。
一方で、火力調整が苦手、種類が少ないため選択肢の幅が狭いというデメリットもあります。
②気軽に使える電気ストーブ
次にご紹介するストーブは、赤外線や遠赤外線などの熱エネルギーによって部屋を温めてくれる電気ストーブです。ガスストーブや灯油ストーブのように燃料が必要ないため、手軽に使えるという特徴があります。
コンセントがあればどこでも使用できるため、家の中でも部屋に持って行きやすく使い勝手が良いです。
また、電気ストーブには温まりが早く、空気を汚しにくいというメリットもあります。
一方で、部屋が乾燥しやすいというデメリットもあります。そのため、電気ストーブ使用時は加湿器との併用など、部屋の空気が乾燥しないように対策しなければなりません。
③用途が多い灯油(石油)ストーブ
最後にご紹介するストーブは灯油(石油)ストーブです。灯油ストーブは、燃料に灯油を使って部屋を温めるストーブです。灯油はエネルギー効率が良いため、電気代をなるべく抑えたい方に適しています。
そんな灯油ストーブは、さらに「対流型」と「反射型」に分けられます。対流型は広い場所での使用に適した構造で、一般家庭よりも学校や施設などで使用されることが多いです。一方で反射型は、小さな部屋での使用に適しており、一般家庭でも多く使用されています。
なお、灯油ストーブの石油ストーブは呼び方が異なるだけで同じ意味です。
ストーブの燃料ごとに処理方法は変わる
先述した通り、ストーブの処理方法はストーブの燃料ごとに異なります。なぜなら、3種類のストーブはガス、電気、灯油のそれぞれ異なる燃料で動いており、燃料の種類によって処理方法が変わるからです。
そこでここからは、それぞれの燃料ごとの処理方法をご紹介します。
処分が楽なガスストーブ
ガスストーブは、ストーブの中でも処分が楽な種類で、通常の不燃ごみか粗大ごみと同様に処分できます。
ストーブを不燃ごみまたは粗大ごみとして処分する際は、お住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。例えば、粗大ごみとして扱われる自治体にお住まいの場合は、事前に回収を申し込んだり料金分のシールの購入が必要です。
自治体に処分を依頼する以外に、買取サービスを利用する方法もあります。買取サービスを利用すれば、処分にかかる料金がかからないだけではなく、買取料金を受け取れます。ただし、買取サービスの対象となるストーブは比較的新しいもののみで、目安として、製造5年以内で動作確認ができれば買い取ってもらえるでしょう。
電池を抜いてから処分する電気ストーブ
電気ストーブの基本的な処分方法はガスストーブと同じで、自治体に依頼するか買い取りサービスを利用するかのいずれかです。ただし、電気ストーブは処分する前に内部の電池を抜く必要があります。回収を依頼する場合、買取に出す場合どちらの場合でも、早めにコンセントから抜いて内部の電池を完全に抜いておきましょう。
処分にひと手間必要な灯油(石油)ストーブ
灯油ストーブは、最も処分に手間がかかります。なぜなら、灯油を使う灯油ストーブは中身の灯油を抜いて処分しなければならないからです。
中身の灯油を抜く方法は以下の通りです。
①ストーブを消火して完全に冷ます
②手袋をはめてストーブ本体から油タンクを抜く
③油タンクの給油口の口金を外す
④給油ポンプを油タンクの底まで押し込む
⑤空のポリタンクやバケツなどにタンク内の灯油を全て移す
抜いた灯油は近くのガソリンスタンドに持っていくのがおすすめです。近くにガソリンスタンドがない場合は、灯油を欲しがっている知人などが居れば知人に譲ると良いでしょう。
また、抜いた灯油を持っていくのが面倒な場合は使い切る方法もあります。灯油を使い切って処分したい場合は、メーカーに指定された方法で空焚きをしてください。
行政に処理を頼む場合
ストーブは行政に処理を依頼できます。ただし、行政に頼む場合はルールがあり、ルールを守らないと処分してもらえないため注意が必要です。事前にしっかりとルールを確認し、正しく依頼しましょう。
ここからは、行政に処分を依頼する際の流れや不燃ごみか、粗大ごみかの区分、手数料について解説します。
処分を申請する際の流れ
行政に処分する際は、以下の流れが基本です。
- 回収の申し込みをする
- 粗大ごみの場合は回収日までに必要な料金分の粗大ごみシールを買っておく
- 予約した日時、場所に回収に来てもらう
粗大ごみのシールはコンビニなどで購入できます。料金を確認して早めに購入しておきましょう。また、粗大ごみとして扱われるのか、不燃ごみとして扱われるのかも事前の確認が必要です。
大きさで決まる不燃ゴミか粗大ゴミの区分
自治体によって、不燃ごみか粗大ごみかの区分は変わります。そのため、お住まいの自治体に必ず確認し、自治体のルールに従って処分しなければなりません。
一例としては、横浜市や大阪市は1辺が約30cm以上のもの、千葉市は不燃ごみ指定袋に入らないものは粗大ごみです。
また、粗大ごみとして処分する場合は灯油を完全に抜いておく、または乾電池を出してから処分してください。
処分には手数料が掛かる
ストーブを行政に依頼して処分する場合は手数料がかかります。ただし、処分にかかる手数料も自治体によって異なるため、粗大ごみと不燃ごみの区分を確認する際に、併せて手数料も確認しておきましょう。
一例として、東京都文京区のストーブの処分にかかる手数料は300円です。
手数料はシールを貼って支払います。シールはコンビニなどで購入できるため、事前に手数料を確認して回収日までにシールを購入しておきましょう。
行政での処理は少し面倒
行政に依頼すれば、予約した日時に指定の場所まで回収に来てくれます。しかし、手続きの流れを見てもわかる通り、行政に依頼すると実際に回収してもらうまでの作業が必要で、手数料もかかります。回収までの手間が煩わしかったり、手数料を支払わずお金が欲しい場合は他のサービスの利用がおすすめです。
後ほど詳しくご紹介しますが、ストーブは行政に回収してもらう以外にも買取サービスを利用したり、回収業者に依頼する方法もあります。必ずしも行政に回収してもらわなければならないということはないため、手間や手数料を考えて他の処分方法を検討することも一つの手です。
買い取りサービス又は業者を利用する場合
ストーブの行政以外の処分方法として、買い取りサービスや業者を利用する方法もあります。それぞれのサービスが異なるため、ここからはストーブの行政以外の処分方法の種類と、それぞれの内容について解説します。
手間や手数料を省きたい場合は、以下の方法を利用しましょう。
家電量販店での引取サービス
一つ目の方法は、家電量販店での引取サービスです。
ストーブを新しく買い替えるために処分する場合、新たにストーブを購入する家電量販店の引取サービスを利用できる可能性があります。引取サービスを利用すれば、無料で引き取ってもらえたりキャンペーンによって新たに購入するストーブが割引してもらえることもあります。
ただし、引取サービスの有無は家電量販店によって異なります。買い替えのために古いストーブを処分したい場合は、家電量販店に相談してみましょう。
高価買取も狙えるリサイクルショップ
まだ使えるストーブであればリサイクルショップに売る方法もあります。リサイクルショップに買い取ってもらえば、手数料が掛かるどころかお金を受け取ることができ、状態や製品によっては思わぬ価格で買い取ってもらえるかもしれません。
また、買い取ってもらえない場合でも無料引き取りしてくれる場合もあるため、手数料をかけたくない場合やお金が欲しい場合はリサイクルショップに持って行くことをおすすめします。
近年ではフリマアプリもオススメ
スマートフォンが普及した今日では、フリマアプリで買取に出す方法もあります。
フリマアプリとは、インターネット上で個人間で売買ができるアプリのことです。フリマアプリを利用すれば、売れれば確実にお金が受け取れます。ただし、発送の手続きが必要であったり、送料がかかったり手数料として数%がサービス提供者に回収されるというデメリットもあります。
リサイクルショップが近くにない、持って行くのが面倒という場合は、まずはフリマアプリに出品してみると良いでしょう。
石油ストーブの買取は難しく手間も掛かる
リサイクルショップやフリマアプリでストーブを買い取ってもらえばお金がもらえますが、石油ストーブの場合はおすすめしません。なぜなら、石油ストーブの買取は難しく手間もかかるからです。
石油ストーブの買取が難しい理由は、石油ストーブで一度使用したものは危険物扱いとなるからです。特に、中古の石油ストーブは発送方法が限られるため、フリマアプリで売ると発送手続きに手間がかかります。
また、古い物は危険なので基本的に買取を拒否されることが多く、比較的新しい石油ストーブでも未使用の新品以外は買取を拒否されるケースもあります。
以上のことから、石油ストーブはリサイクルショップやフリマアプリでの買取は難しいでしょう。
手間が大幅に省ける不用品回収業者
不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収業者への依頼は、特におすすめの処分方法です。なぜなら、処分の手間が大幅に省けるからです。
例えば、行政に依頼する場合は回収までに時間がかかることも少なくありません。しかし、不用品回収業者であれば回収までに時間がかからず、急いで処分したい場合にも最適です。
また、電話一本で回収してくれたり、粗大ごみのように料金を調べてシールを買う手間も省けます。
悪質な業者に騙されないようにする
手間が大幅に省ける不用品回収業者ですが、悪質な業者に騙されないようにご注意ください。
不用品回収業者を名乗る人や企業の中には、違法な行為をしている業者もいます。悪質な業者に依頼すると、高額な回収費用を請求されたりなどトラブルになりかねないため、WEBで業者を選ぶ際は特に気を付けましょう。
HPでよさそうな業者と思ってもその会社の所在地やマップなどでその所在地が存在してしっかりと倉庫や店舗を構えて営業をしているかの確認をしましょう。
名古屋で依頼業者を探しているのに、ホームページの会社案内を見ると関東の会社だったりと実態がよくわからない業者でしたらぼったくり業者の可能性があると考えてみてください。
まとめ
ストーブの処分方法は多数ありますが、行政やフリマアプリでの処分は手間がかかるため、最もおすすめの方法は不用品回収業者への依頼です。
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