2022/12/18 お掃除のコツ不用品処分
プリンターには自治体で回収できないものがあり、また個人情報や読み取った情報を記録するものもありますので、処分する際には注意すべき点が多くあります。そこで本記事では、プリンターの処分方法や、処分する際に注意すべきポイントなどについて解説します。プリンターを処分したいと思っている方は、ぜひご覧ください。
目次
プリンターは小型家電リサイクル法の対象
故障して使用できなくなったプリンターは、小型家電リサイクル法の対象です。小型家電リサイクル法の対象製品は、内部にある金属が再利用され、新たな形となって生まれ変わります。またプリンターのほかにも、携帯電話やパソコン、電子レンジなどさまざまなものが対象となっています。
プリンターの処分方法5選
プリンターの代表的な処分方法は、以下の5つです。
- ➀自治体の小型家電リサイクルに出す
- ➁粗大ゴミとして処分する
- ➂家電量販店で引き取ってもらう
- ④まだ使えるプリンターなら売る
- ⑤不用品回収業者に回収してもらう
➀自治体の小型家電リサイクルに出す
プリンターを処分するには、自治体でリサイクルに出すのが一般的です。具体的には、以下の方法が挙げられます。
- 自治体で行われているイベントで回収してもらう
- 自治体の施設や家電量販店にある回収ボックスに入れる
- ゴミ収集所で資源ゴミと一緒に回収してもらう
- 燃えないゴミとして出し、清掃工場にて小型家電のみを回収してもらう
処分にかかる費用は、1,000円ほどです。お金はかかりますが、自治体が関わっているため確実性が高く、安心感のある方法だと言えるでしょう。
➁粗大ゴミとして処分する
ある程度の大きさがあるプリンターの場合、粗大ゴミとして捨てるのもひとつの手段です。粗大ゴミとしてプリンターを手放す手順は、以下のとおりです。
- 1:電話やインターネットで、粗大ゴミの収集を依頼する
- 2:スーパーなどで粗大ゴミの処理券を買う
- 3:プリンターに処理券を貼り付け、回収日になったら指定の場所に置く
大きなゴミの捨て方としては定番の方法であり、これも確実性が高い方法と言えます。かかる費用も、200〜500円程度と比較的安めです。しかし、処理券を購入する必要があるため、やや手間がかかる点については注意が必要です。
➂家電量販店で引き取ってもらう
家電量販店で引き取ってもらうこともできます。新たなプリンターに買い換える場合、下取りサービスとして無料で引き取ってもらえるケースがほとんどです。買い換えしない場合でも、お金を払えば引き取ってもらえます。
費用や引き取りの条件は、家電量販店によって異なります。お店によっては、プリンターを売っていても引き取りは実施していないところもありますので、注意しておきましょう。
引き取りにかかる費用の相場は、500〜1,000円程度です。引き取りを依頼したい場合は、近くの家電量販店がどのような条件・費用で引き取っているか確認しておきましょう。
④まだ使えるプリンターなら売る
完全に故障したわけではなく、まだ使用できるプリンターであれば、廃棄してしまうのはもったいないかもしれません。そのような場合には、廃棄するのではなく売却することで、得をしつつプリンターを手放せます。
主な売却方法としては、フリマアプリやリサイクルショップが挙げられます。フリマアプリは自分で価格を設定できるため、高い値段で売れることも期待できます。ただし、出品や梱包といった作業を自分で行わねばならない点はデメリットだと言えるでしょう。
リサイクルショップならば、出品ページを記載したり梱包したりする手間がなく、楽に手放せます。しかし、リサイクルショップが遠くにある場合には、プリンターを運ぶ手間がかかるため注意が必要です。
⑤不用品回収業者に回収してもらう
楽にプリンターを手放したい場合、不用品回収業者に依頼する方法もおすすめです。業者に依頼すれば自宅まで来てもらえるため、プリンターを遠くに持ち運ぶ手間もかかりません。かかる費用は、8,000円程度です。
業者を利用するデメリットは、悪質な業者に騙される可能性がある点です。誠実な業者に処分してもらうには、依頼を行う前には入念な下調べを行う必要があります。
プリンターの処分する際の注意点4つ
プリンターを手放す際は、以下4つのポイントに注意しましょう。
- ➀業務用のプリンターは自治体で処分できない
- ➁個人情報は削除する
- ➂インクカートリッジは取り外して処分する
- ④悪質な不用品回収業者に注意
➀業務用のプリンターは自治体で処分できない
業務用のプリンターは自治体で処分できないため、注意しましょう。なぜなら、業務用プリンターは「事業廃棄物」に該当するからです。会社などで使用していたプリンターは、業務用プリンターに対応している業者やメーカーに処分を依頼しましょう。
また業務用プリンターの場合、中に重要なデータが残っているケースも多いでしょう。データが残った状態で処分した場合、重要な企業秘密が漏洩してしまう可能性があります。
そのようなときには、プリンター内部に残ったデータの消去も行ってくれる業者に依頼するのがおすすめです。情報漏洩に不安を感じている方は、業者がデータ消去にも対応しているかどうか確認しておきましょう。
➁個人情報は削除する
プリンターの中には、読み取りを行った書類のデータを記録する機能があるものも存在します。記録機能があるプリンターの場合、そのまま処分してしまうと過去に読み取った個人情報が漏洩するリスクがあります。
漏洩を防ぐためには、必ずデータは削除してから手放すようにしてください。個人情報の削除は、本体の初期化によって行えます。
また本体に残った情報だけでなく、記録メディアを挿したままになっていないかにも注意してください。本体を初期化しても記録メディアが残っていればデータが読み取れてしまうため、差込口などもチェックしておきましょう。
➂インクカートリッジは取り外して処分する
プリンターを処分する際には、インクカートリッジを一緒に処分してしまわないよう気をつけましょう。インクカートリッジはリサイクルできるため、プリンターとは別の方法で処分する必要があります。
具体的には、自治体で用意された回収ボックスまたは家電量販店に用意されている回収ボックスに入れて処分します。回収ボックスを見つけられない場合は、可燃ゴミまたは不燃ゴミとして出しましょう。
④悪質な不用品回収業者に注意
不用品買取業者の中には、法に反するような悪質な業者も存在します。悪質な業者に回収を依頼してしまった場合、高額な費用を請求されたり、回収されたプリンターを不法投棄されたりするリスクがあります。
そのため業者に依頼する前には、インターネットなどで必ず情報収集を行いましょう。ネットに載っている情報が少なかったり、そもそもホームページが用意されていなかったりする業者の場合、信頼性が低い業者である可能性が高いと言えます。
まとめ
粗大ゴミとして処分したり、不用品回収業者に回収してもらったりするなどプリンターの処分にはさまざまな方法があります。それぞれの特徴を比較しつつ、自分に合った方法を探してみてください。
「GoodService」は、名古屋・岐阜の全域に対応している不用品回収業者です。不用品の回収は1点からでも承っているため、気軽にご相談してください。もちろんプリンターの処分にも対応していますので、お困りの方はぜひ一度お見積もりをご依頼ください。