2022/12/13
「もうかなりの年月使っていて、エアコンもあるから扇風機を処分したい」という方は多くいらっしゃいます。しかし、扇風機はなかなかゴミとして出す機会がないため、処分する方法はあまり知られていません。
そこで本記事では、扇風機を処分する方法や処分のタイミング、かかる費用、注意すべき点などについて解説します。扇風機を手放したいと思っている方は、ぜひお読みください。
目次
扇風機を処分する方法7選
扇風機を処分する代表的な方法は、以下の7つです。
- ➀解体して不燃ゴミとして捨てる
- ➁粗大ゴミとして回収してもらう
- ➂自治体のゴミ処理施設に持ち込む
- ④不用品回収業者を活用する
- ⑤家電ショップで引き取ってもらう
- ⑥リサイクルショップで売る
- ⑦フリマアプリで買い手を見つける
➀解体して不燃ゴミとして捨てる
解体して捨てる場合の手順は、以下のとおりです。
- 1:扇風機を解体する
- 2:袋に入れ、不燃ゴミとしてゴミの日に捨てる
メリットは、費用がほとんどかからない点です。不燃ゴミを捨てるのは基本的に無料のため、お得に処分したい方にはおすすめの方法と言えます。
デメリットは、解体に手間がかかる点です。扇風機は複雑な構造の家電であるため、分解するのは簡単ではありません。小さく分解できなかった場合、粗大ゴミとみなされて回収してもらえないケースもあるため、注意しましょう。
➁粗大ゴミとして回収してもらう
粗大ゴミとして捨てる際の手順は、以下のとおりです。
- 1:電話などで自治体に回収の申し込みを行う
- 2:ゴミ処理券を購入し、扇風機に貼り付ける
- 3:回収予定日に指定された場所に扇風機を置いておく
自治体によってかかる費用は異なりますが、多くの場合は300〜500円ほどで回収してもらえます。
メリットは、回収場所が近ければ比較的楽に手放せる点です。しかし、申し込みを行ったり、ゴミ処理券を買いに行ったりするのにはやや手間がかかります。
またゴミ処理券の貼り付けを忘れたり、券の金額が誤っていたりした場合には回収してもらえません。そのため処分する際は、捨て方に十分注意しましょう。
➂自治体のゴミ処理施設に持ち込む
自治体のゴミ処理施設に持ち込む場合の手順は、以下のとおりです。
- 1:ゴミ処理場に問い合わせを行う
- 2:指定された日に扇風機を持ち込む
メリットは、無料で回収してもらえる場合がある点です。なお自治体によっては、粗大ゴミと同程度の費用がかかるケースもあります。また回収日に自分で扇風機を持っていかなければならないため、やや手間がかかります。
④不用品回収業者を活用する
不用品回収業者を利用する際の手順は、以下のとおりです。
- 1:電話やメール、LINEを通して業者に見積もりを依頼する
- 2:回収日時を相談してから決定する
- 3:業者に来てもらい、扇風機を回収してもらう
自分で遠くに持っていく必要がないうえ、回収作業は業者が行ってくれます。手間がかかりにくい点は大きなメリットと言えるでしょう。
注意すべき点は、違法な業者も存在することです。違法業者に回収を依頼してしまった場合、法外な費用を請求される可能性があるため、注意しておきましょう。処分にかかる費用は、3,000〜5,000円程度が相場です。
⑤家電ショップで引き取ってもらう
家電ショップでの依頼手順は、以下のとおりです。
- 1:店舗に扇風機を持ち込む
- 2:スタッフに回収を依頼する
- 3:家電ショップ側で、扇風機がリサイクルセンターまで運搬される
詳しい手順については店舗によって異なるため、依頼する家電ショップの公式サイトをご覧ください。かかる費用は、500〜1,000円ほどが相場となります。
家電ショップで引き取ってもらうメリットは、安心感の高さです。特にメジャーな家電ショップであれば、法にもとづいてしっかりとした処分を行ってもらえるため、トラブルに発展するリスクを抑えられます。
デメリットは、粗大ゴミとして捨てるよりも高い費用が発生しやすい点です。そのため、少しでも安く手放したい場合には気をつけましょう。
⑥リサイクルショップで売る
リサイクルショップを利用する場合、以下の手順で売ることになります。
- 1:リサイクルショップに扇風機を持ち込む
- 2:スタッフによる査定を待つ
- 3:査定結果を確認後、売却する
メリットは、お金がもらえる可能性がある点です。扇風機が高く売れれば、費用がかかってマイナスになるどころかプラスになりますので非常にお得です。
しかし、リサイクルショップまで扇風機を運ばねばならないため、手間がかかる点には注意が必要です。なおショップによっては、出張買取や宅配買取を行っているところもあります。
⑦フリマアプリで買い手を見つける
フリマアプリを利用する手順は、以下のとおりです。
- 1:フリマアプリに登録する
- 2:写真を撮影し、商品状態を記載して出品する
- 3:購入されたら、発送を行う
- 4:到着が確認できたら取引完了
この方法のメリットも、いらなくなった扇風機がお金になる点です。商品状態の良いものであれば、高い価格で買い取ってもらうことも期待できます。
デメリットは、手放すまでにやや手間がかかる点です。フリマアプリで扇風機を売る場合、アプリに登録する・商品の撮影を行う・梱包するといったことを行わねばならないため、面倒に感じる方も多いでしょう。
扇風機を処分するタイミングは?
多くの扇風機の寿命は5〜10年ほどだと言われているため、寿命が近づいてきたら処分するのが良いでしょう。
なぜなら扇風機を長く使いすぎると、火災を引き起こす可能性があるからです。扇風機による火災事故のほとんどは、製造されてから10年以上経過している製品によって引き起こされています。命にかかわる重大な事故を発生させないためにも、寿命が近づいてきたらためらわず処分するようにしましょう。
扇風機の処分にかかる費用
扇風機の処分にかかる費用は、以下の表のとおりです。
不燃ゴミとして処分する | 無料〜 |
---|---|
粗大ゴミとして回収してもらう | 300〜500円 |
自治体のゴミ処理施設に持ち込む | 無料〜500円 |
不用品回収業者を利用する | 3,000〜5,000円 |
家電ショップで引き取ってもらう | 500〜1,000円 |
リサイクルショップで売る | 無料〜 |
フリマアプリを利用する | 無料~ |
扇風機を処分する際の3つの注意ポイント
扇風機を処分する際は、以下の点にご注意ください。
- ➀内蔵バッテリーは捨て方に注意
- ➁有名メーカーの新品であれば高価で買い取ってもらえる可能性もある
- ➂違法な不用品回収業者には依頼しない
➀内蔵バッテリーは捨て方に注意
内部にバッテリーが搭載されている扇風機は、一般ゴミとして捨てられないため注意しましょう。一般ゴミとして捨ててしまうと、爆発したり火災を引き起こしたりする可能性があります。
バッテリーが内蔵された扇風機を捨てる際は、バッテリーを取り除いてから捨てるようにしましょう。取り除くのが難しい場合は、小型家電専用のリサイクルボックスに入れたり、バッテリー内蔵型の扇風機をそのまま引き取ってくれる業者に依頼したりして対応しましょう。
➁有名メーカーの新品であれば高価で買い取ってもらえる可能性もある
有名なメーカーの扇風機は人気があるため、新品や状態の良いものであれば買い取ってもらう可能性が高いです。リサイクルショップやフリマアプリを活用して、上手にお金にしましょう。
➂違法な不用品回収業者には依頼しない
不用品を回収する業者の中には、違法な業者も存在します。違法業者に依頼してしまうと、高額な費用を請求されたり、回収された扇風機を不法投棄されたりするリスクがあります。業者に依頼する際は公式サイトやチラシの情報を良く確認し、怪しい点がないかをしっかりとチェックしましょう。
まとめ
不燃ゴミとして捨てたり、フリマアプリで買い手を見つけたりと、扇風機の処分方法にはさまざまなものがあります。多くの方法がありますので、自分に合った方法で処分しましょう。
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