2022/09/30
頑丈で持ち運びに便利なスーツケースは、出張や旅行の必需品です。しかし、年数が経つと壊れてしまうことがあり、その大きさなどから処分に困りがちです。
そこで今回は、スーツケースの処分方法について詳しく解説します。粗大ごみとして出す以外にもさまざまな処分方法がありますので、自分に合った処分方法を選びましょう。
目次
スーツケースの処分方法6つ
スーツケースは可燃ごみで処分できるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。実は処分してくれる自治体もありますが、素材や大きさによっては回収できない場合が多いため、ルールを確認する必要があります。
そこで、スーツケースの主な処分方法を6つ紹介します。
①自治体で粗大ごみとして捨てる
■処分費用の目安:400円前後
スーツケースは頑丈である程度大きさもあるため、粗大ごみで捨てるのが確実です。自治体によって異なりますが、インターネットや電話で回収の申し込みをした後、コンビニなどで粗大ごみに貼るシールを購入します。回収に必要な金額分のシールをスーツケースに貼りつけ、家の外やマンションのエントランスに出しておくのが一般的な方法です。
粗大ごみで処分するメリット
- 手頃な値段で処分できる
- 不明点は自治体の担当者に教えてもらえる
粗大ごみで処分するデメリット
- 自治体のホームページなどを調べて予約する必要がある
- 時期によっては回収までに時間がかかる
粗大ごみで捨てるメリットは、料金が安いことです。高くても1,000円以内で回収してくれるケースがほとんどで、わからないことがあっても自治体の担当者が教えてくれます。また家の前に置いておけば回収してくれるのも嬉しいポイントです。
②自治体で不燃ごみとして捨てる
■処分費用の目安:無料
プラスチック製や布製のスーツケースは、不燃ごみで回収してもらえる可能性があります。自治体によってルールが違うため、必ず回収ルールと曜日を確認しましょう。
不燃ごみで処分するメリット
- 無料で処分できる
- 予約が必要ない
不燃ごみで処分するデメリット
- 自治体によっては回収日が月1回しかない場合がある
- 指定された大きさに解体しなければならない場合がある
不燃ごみで捨てるメリットは、無料で処分できることです。予約も必要ないため、回収日に合わせて指定のごみ置き場に運ぶだけで済みます。しかし、自治体によっては回収日が少なく、しばらく保管しなければならない場合もあるでしょう。また、指定された大きさまで解体しなければ回収してもらえないことも少なくありません。
不燃ごみに出す方法は、時間と手間がかかっても無料で回収して欲しい方におすすめです。
③スーツケースの販売店で下取りに出す
スーツケースを販売する店のキャンペーンなどで、使わなくなったスーツケースを下取りしてくれる場合があります。大きな値引きは期待できませんが、購入と同時に処分してもらえるのがメリットです。
販売店の下取りで処分するメリット
- 数百円の割引が適用されることがある
- 購入と同時に処分できる
販売店の下取りで処分するデメリット
- 購入時にスーツケースを持参しなければならない
- 下取りサービスをやっていない販売店も多い
スーツケースを処分してもらえる上に、割引されるのはお得感があります。しかし、購入時にスーツケースを持参するなどの手間がかかります。また、下取りサービス自体を行っていない販売店もあるため、事前に確認しておく必要もあります。
特定のブランドや人気のモデル、状態の良いスーツケースの場合は、リサイクルショップなどで買い取ってもらえることもありますので、そちらに相談する方法もあります。
④不用品回収業者に依頼する
■処分費用の目安:8,000円~
スーツケースを確実に回収して欲しい場合は、不用品回収業者がおすすめです。自分で運び出す手間もなく、連絡した当日に引き取ってもらえるところもあります。
不用品回収業者に依頼するメリット
- 運び出す必要がない
- 電話した当日に処分できる
- 人気のブランドや状態の良いスーツケースは、買い取ってもらえる可能性がある
不用品回収業者に依頼するデメリット
- スーツケースだけの場合は割高になる可能性がある
- 悪徳業者に注意する必要がある
スーツケースだけ回収してもらう場合、料金が割高になることがあります。ただし、他にも不用品があれば、一気に片づけがはかどります。また、人気のブランドや状態の良いスーツケースは買い取ってもらえる可能性もありますので、その際は買取も一括で行っている業者に依頼しましょう。
⑤フリマサイト・アプリで売る
スーツケースの状態が良い場合は、フリマサイト・アプリで売るのも一つの手です。ただし、破損や傷がある状態で出品すると、思わぬトラブルにつながりかねません。汚れを落とすのはもちろんですが、細かい傷などがあれば、その旨をしっかりと記載してから出品しましょう。
フリマサイト・アプリで売るメリット
- 売れた場合は収入になる
- 自分で値段が付けられる
フリマサイト・アプリで売るデメリット
- 傷や破損が目立つものは売れない
- 発送などの手間や送料でマイナスになることがある
フリマサイトで買い手が見つかった場合、送料がかかることも忘れてはいけません。販売価格から送料を引くと、赤字になる場合もあるからです。また、傷や破損個所を明らかにしていないと、購入者とのトラブルに発展するケースもあります。
そのためフリマサイト・アプリを使う際には、お伝えしたデメリットを回避する方法を守って利用しましょう。
⑥寄付する
スーツケースを処分するのはもったいないと考えている方は、スーツケースの寄付募集サイトを活用するのがおすすめです。スーツケースは丈夫で容量も多いため、海外の途上国支援の団体が再利用することがあります。本来であれば少しの傷で廃棄されてしまうものも、喜んで使ってくれる方が世界中にたくさんいます。
寄付するメリット
- 社会貢献ができる
- 使わないおもちゃや食器、服、雑貨なども引き取ってくれる
- スーツケースの中に、おもちゃや雑貨などを詰めて送ることができる
寄付するデメリット
- 鍵が壊れている場合は、引き取ってもらえないことがある
- 送料や手数料、海外への輸出料金などがかかる
スーツケースの寄付は、大きな社会貢献につながります。他にも使わなくなったものを送ることができるため、捨てるのがもったいないと思う方におすすめです。ただし、発送の手配には手間がかかることが多く、料金の振り込み期限などもあります。興味のある方は、これらの点を事前に確認してから行いましょう。
スーツケースを処分するときの注意点
スーツケースを処分する際に、気を付けなければならないことがあります。ここでは大きく分けて4つの注意点を紹介しますので、参考にしてください。
①ポケットに貴重品がはいっていないか確認する
スーツケースには細かいポケットが多いため、処分する際はメモ用紙などが残っていないか確認しましょう。例えばパスワードや連絡先が書いた紙などがはいっていると、情報漏洩につながってしまいます。特に買取やフリマアプリなどを利用する際は、十分に注意しましょう。
②高価で買い取ってもらえるのは稀
人気のブランドや未使用品でない限り、高価買取をしてもらえるのは稀です。買取店に期待して持ち込んだものの、思ったより査定額が低かったということも珍しくありません。もし買取を希望する場合は、買取額アップキャンペーンを利用するなど、お得に買い取ってもらえるタイミングで持ち込んでみましょう。
③無理に解体しない
不燃ごみで処分する際に、自治体によっては指定のサイズまで小さくしなければならないことがあります。しかし、スーツケースを無理に解体しようとすると、思わぬケガにつながることもあるため注意しましょう。例えば、プラスチック製や樹脂製のスーツケースの場合、解体時に破片が飛ぶ可能性もありますので危険です。作業が難しい場合は無理をせず、他の処分方法を検討してください。
④悪徳な不用品回収業者に注意
不用品回収業者は、確実にスーツケースを処分したい方におすすめです。しかし、悪徳業者も存在するため、十分に気を付けましょう。
悪徳業者の見分け方は、以下の通りです。
- 無料で引き取るという業者は危険
- 見積り後に出張料やキャンセル料がかかる
- 店舗を構えていない
上記の他にも、口コミなどをチェックして信頼できる業者に依頼しましょう。
まとめ
スーツケースは粗大ごみや不燃ごみで処分できます。しかし、運び出す手間や解体が必要なケースがあるため、面倒に感じることもあるでしょう。そこでおすすめしたいのが、手軽に電話一本で対応してくれる不用品回収業者です。
GoodServiceは不用品の引き取りだけでなく、買取サービスも行っています。電話一本いただければ、査定や処分などをスピーディーに行わせていただきます。出張料やキャンセル料なども一切かかりません。またスーツケースの他にも不用品を処分したいと考えている方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。