お役立ちコラム

車のバッテリーの処分方法を紹介!回収費用や注意点を解説します

2022/09/30

車のバッテリーの処分方法を紹介!回収費用や注意点を解説します

車のバッテリーの寿命が来たら、新しいものと交換して古いものは処分する必要があります。しかし、車のバッテリーは危険物であるため、適切な処分方法をとらなければいけません

そこで本記事では、車のバッテリーの処分方法とそれぞれの費用や注意点を解説しますので参考にしてください。

車のバッテリーを交換するタイミングはいつ?

車のバッテリーを交換するタイミングはいつ?

車のバッテリーを交換するタイミングは車種により異なります。ここでは、以下の2つに分けて解説します。

  • ガソリン車
  • ハイブリット車

ガソリン車

一般的なガソリン車のバッテリーの交換時期は、2〜5年です。使用状況により交換時期に差が出るため、定期的に点検をして状態を見極める必要があります。

ハイブリット車

ハイブリット車のバッテリー交換時期は4〜5年です。ハイブリット車には、駆動バッテリー補機バッテリーの2つが付いており、駆動バッテリーのメーカーの保証期間は5年程度であるのが一般的です。駆動バッテリーは走行するほど容量が少なくなるため、走行距離によって交換時期が変わります。

車のバッテリーを処分する方法

車のバッテリーを処分する方法

車のバッテリーを処分する方法は、主に以下の3つです。それぞれの方法とメリット・デメリット、注意点を紹介します。

①買い替え時に引き取ってもらう
②不用品回収業者に依頼する
③自動車パーツを取り扱っている専門業者に買い取ってもらう

①買い替え時に引き取ってもらう

■処分費用の目安:無料〜数百円程度

新しいバッテリーの購入もしくは交換の際に、購入した店舗で古いバッテリーを引き取ってもらえる場合があります。無料での回収が一般的ですが、費用が数百円程度かかる場合もあります。店舗によってサービスは異なるため、購入前に確認しておくと良いでしょう。

買い替え時の引き取りのメリット

  • 購入と処分が同時にできる
  • 費用はほとんどかからない

買い替え時の引き取りのデメリット

  • 店舗によりサービス内容が異なる
  • 購入した店舗のみ利用可能

②不用品回収業者に依頼する

■処分費用の目安:500〜1,000円

車のバッテリーの処分は、不用品回収業者に依頼することもできます。危険物が取り扱える不用品回収業者なら、大抵のところで処分可能です。費用も500〜1,000円程度とそれほど高くありません。

また不用品回収業者はあらゆる種類の不用品を取り扱っているため、他の物品も同時に整理したい場合には一度に回収してもらえますので便利です。

不用品回収業者のメリット

  • 回収費用が安い
  • 他の物品も同時に処分できる

不用品回収業者のデメリット

  • 多少の費用はかかる
  • 業者選びには注意が必要

③自動車パーツを取り扱っている専門業者に買い取ってもらう

車のバッテリーに含まれる鉛は、精錬後に再びバッテリーの電極としてリサイクルが可能です。そのため、自動車パーツの専門業者に買い取ってもらえる場合もあります。しかし、鉛を含まないタイプや小型のバッテリーは買い取ってもらえない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

自動車パーツ専門業者のメリット

  • 処分費用がかからない
  • 売却代金が得られる

自動車パーツ専門業者のデメリット

  • 種類によっては買取不可の場合もある
  • 持ち込みが必要な場合が多い

【注意】自治体ではバッテリーは処分できない

車のバッテリーには硫酸が含まれており、これらは「危険物」として指定されているので自治体では処分できません。そのため、一般ごみに出すのは厳禁です。

車のバッテリーを処分する際の注意点

車のバッテリーを処分する際の注意点

車のバッテリーは危険物であるため、処分の際は注意が必要です。そこで、車のバッテリーを処分する際の3つの注意点を解説します。

  • 液体漏れしないように気を付ける
  • 取り外したあとも火気に注意する
  • 端子に絶縁テープを巻く

液体漏れしないように気を付ける

車のバッテリーは、鉛と希硫酸の化学反応で電力を発生させる仕組みです。希硫酸は硫酸に比べると濃度は薄いですが、それでも30%以上の濃度があるので、漏れると危険です。そのため処分の際は慎重に扱い、液体漏れしないように気を付けましょう。

取り外したあとも火気に注意する

バッテリーを車から取り外したあとも、内部の鉛と希硫酸の化学反応は起こり続けます。このとき水素ガスが発生し続けていますので、火気は厳禁です。また取り出したバッテリーを屋外に放置していると、タバコのポイ捨てなどから火災の原因となる場合もあるため、取り扱いには厳重に注意しましょう。

端子に絶縁テープを巻く

壊れたバッテリーは、車を動かす力はなくても電池としての力は持ち続けています。そのため、電気を通す金属などが接触するとショートや発火を引き起こす恐れがあります。安全のため取り外したバッテリーの端子には絶縁テープを巻いておきましょう。

まとめ

車のバッテリーは危険物であるため、処分の際は安全に十分注意する必要があります。自治体での処分はできませんので、危険物の取り扱い可能な回収業者への依頼やパーツ専門業者への売却などの方法で処分します。

GoodServiceでは、車のバッテリーのような処分が難しい物品の回収にも対応しています。また回収の際には、買取査定も可能です。車のバッテリーの処分を検討しているならば、お気軽にお問い合わせください。

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