2022/07/27
食器棚を処分しようとしても、日常的に捨てるものではないため処分方法に困ってしまうかもしれません。今回は、食器棚の処分方法を3つにわけて解説します。
無料で捨てる方法、楽に捨てる方法なども解説しているので、初めて食器棚を処分する人も自分に合う方法が見つけられるはずです。「料金面が不安」という人は、ぜひ各処分方法の料金相場についてもチェックしてみてください。
最後は不用品回収業者にフォーカスして、依頼時のメリットや業者の選び方について解説しています。優良業者の見分け方にも触れているので、業者選びが不安な人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
食器棚の正しい処分方法【自治体のサービス利用】
食器棚の正しい処分方法について、自治体のサービス利用を前提に解説します。
粗大ごみとして出す(戸別回収)
食器棚は自治体で粗大ごみとして回収してもらえます。処分する際の手順と料金相場は次のとおりです。
<粗大ごみとして処分する手順>
- 1.電話やインターネットで処分の申請をする(予定日や収集場所の確認)
- 2.処理券をコンビニやスーパーなどで購入する
- 3.処理券を処分品(食器棚)へ貼る
- 4.自宅前や指定の収集場所へ処分品を出す
料金相場は食器棚のサイズで決められます。
<料金相場>
- 2m未満:400~1,000円
- 2m~2.5m:700~1,500円
- 2.5m以上:1,000~2,000円
※数値は高さ×幅×奥行の合計値
詳しい処理方法については、事前に各自治体の相談窓口やホームページを見ておきましょう。
分解して可燃ごみ・不燃ごみとして出す
食器棚を分解すると、可燃ごみ・不燃ごみとして費用をかけずに処分できます。自治体によって基準は異なりますが、一般的に粗大ごみの対象となるのはサイズが30㎝を超えるものです。つまり、ハンマーやノコギリなどを使って30㎝より小さく分解できれば、可燃ごみ・不燃ごみとして回収してもらえます。
ただし、分解は手間と時間がかかる他、慣れない工具はケガの原因にもなりかねませんので、注意して作業しましょう。
収集所へ持ち込む
各自治体で設けられたごみ収集所へ持ち込めば、当日中に食器棚を処分できます。料金は重量に応じて決めらため、軽量な食器棚であれば粗大ごみとして処分するより費用を抑えられるケースもあります。
ただし、持ち込む際は自ら搬入作業を行わなければならず、予約の手続きも必要です。受付時間や持ち込み方法などは自治体ごとに異なるため、事前に調べておきましょう。
食器棚の正しい処分方法【業者への依頼】
次は、業者へ依頼して食器棚を処分する方法について解説します。
不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者であれば、食器棚の運び出しから処分まで請け負ってもらえます。自治体での処分より費用はかかりますが、自ら運搬する手間や時間を省けます。引っ越しの際であれば、引っ越し業者が回収してくれることもありますので、あらかじめ聞いておきましょう。
ただし、高額な費用を請求する悪徳業者も存在するので、事前に見積もりを取って内訳を計算することをおすすめします。詳しくは「不用品回収業者の選び方」でも解説しているので、ぜひご覧ください。
買い替えどきに家具屋に引き取ってもらう
食器棚の買い替えどきには、家具屋に引き取ってもらうこともできます。また家具屋の中には、新規購入するときには古い家具の引き取りサービスも行っているところもあります。下取りによって購入費用を値引きしてくれるキャンペーンなどもあるため、買い替えの際は家具屋のホームページも見ておきましょう。
ただしサービス内容は家具屋によって異なるので、搬出を行ってくれるのか、引き取り費用はかかるのか、などのポイントを押さえておいてください。
食器棚の正しい処分方法【売却・譲渡】
売却や譲渡によって食器棚を処分する方法について解説します。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップでは、食器棚の買取をしているところもあります。まず不用品の査定を行って、買取可能かどうかを判断します。また可能であれば価格を提示してくれます。
出張査定サービスを展開しているリサイクルショップもあるので、「まずは査定だけでもしてほしい」といった人は利用してみましょう。
ただし、中古の食器棚は傷や使用感などが残っている恐れがありますので、買取価格が付きにくい品物です。しかし古くても、ブランド品やアンティーク品など付加価値のある食器棚であれば高価買取に期待できます。
フリマ・オークションサイトで売却する
フリマ・オークションサイトで売却する場合、買い手が見つかればお得に処分できます。誰でも手軽に始められるので、少しでも処分費用を浮かせたい人は利用してみてください。
ただし、必ずしも買い手が見つかるわけではない他、配送費用の負担についても考えなければなりません。商品説明が不十分であれば、トラブルに発展するリスクがあることも理解しておきましょう。
安全な取引を行うには、傷や劣化の写真をすべて写真に収める、使用歴や使い勝手などの詳細な説明も掲載することが大切です。
知人や店舗、ボランティア団体に譲る
食器棚の処分では、知人や店舗、ボランティア団体などへ譲る方法もあります。一人暮らしを始める友人や新しくお店を始める知人などがいる場合、食器棚を譲る相談をしてみましょう。処分費用がかからず、再利用となりますのでさまざまな面でメリットがあります。
また、ボランティア団体では家具の寄付も募集されています。思い入れのある家具を誰かに使ってほしい、費用を抑えて処分したいといった人は、ボランティア団体のホームページも見ておきましょう。
楽に食器棚を処分するなら不用品回収業者への依頼がおすすめ!
手軽に食器棚を処分したい人は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。依頼するメリットや料金相場、選び方を解説するので、自分に合った方法かどうか検討してみてください。
不用品回収業者に依頼するメリット・料金相場
不用品回収業者へ依頼するメリットについて見ていきましょう。
<不用品回収業者のメリット>
- 最短即日で処分できる(日時指定も可能)
- 自分で不用品を運搬する必要がない
- 買取サービスを展開している業者もある
- 他の不用品もまとめて回収してもらえる
料金は業者ごとに異なるものの、相場は約3,000円です。トラックの台数やスタッフの人員によっても料金は変動するので、事前に見積もりを取ってもらいましょう。
不用品回収業者の選び方
不用品回収業者を選ぶ際は、以下のポイントが重要です。
<不用品回収業者を選ぶポイント>
- 見積もりを依頼して適正価格か確認
- 料金の内訳が明確に示されているか
- 食器棚が回収対象物に入っているか
- 食器棚のような大型家具を回収した実績があるか
複数業者のホームページ見て、上記の各ポイントをチェックしてみてください。料金面に関しては、複数業者を比較しなければ相場通りか判断が難しいポイントです。さらに、過去の実績から作業方法やスタッフの対応などを確認し、安心して任せられる業者か判断しましょう。
また、優良業者の見分け方についても解説するので、各ポイントに注意してください。
<優良業者の見分け方>
- 会社情報が確認できる(連絡先や住所)
- 業者側からの訪問営業などがない
- 「回収料金無料」という広告を全面的に出していない
- 見積もりの内訳が明確
口コミなどもチェックして、優良業者かどうか判断しましょう。
まとめ
食器棚の処分を検討する際は、まず処分方法を選ぶところから始めましょう。自治体での回収や業者への依頼など、それぞれ処分費用が異なります。
さらに、食器棚は大型の家具なので、料金だけでなく処分の手間についても考慮しなければなりません。手軽に処分したい人は、不用品回収業者の利用も検討してみてください。
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