2022/06/30
遺品整理で特に苦労するのは、大型の家具や家電です。その中でも空気清浄機は、一度購入するとなかなか処分する機会がないため、処分方法にお困りの人も多いのではないでしょうか。さらに空気清浄機は間違った方法で処分すると、余分な費用がかかるなど無駄が発生してしまいます。
そこで今回は、空気清浄機を正しく処分する方法を3つ紹介します。それぞれの処分方法に注意点がありますので、自分に合った方法で処分しましょう。
目次
空気清浄機をごみとして処分する方法3つ
空気清浄機をごみとして処分する方法は、以下の3つです。
・粗大ごみとして自治体に処分してもらう
・リサイクルショップ・フリマアプリで買い取ってもらう
・不用品回収業者に処分を依頼する
それぞれの特徴や注意点を見ていきましょう。
粗大ごみとして自治体に処分してもらう
空気清浄機に限らず、多くの家具家電は粗大ごみとして自治体に処分してもらえます。粗大ごみとは、日常生活から発生する家庭ごみの中でサイズや材質などの理由から、可燃ごみなどの一般ごみとしては処分できないものを言います。
粗大ごみとして処分する大きなメリットは、処分にかかる料金が安い点です。市区町村によって料金は異なりますが、愛知県・岐阜県・三重県における一部の市の処分料金は以下のとおりです。
| 市区町村 | 目安処分料金 |
|---|---|
| 名古屋市 | 250〜1,500円 |
| 岐阜市 | 100〜1,680円 |
| 桑名市 | 300〜600円 |
ただし、粗大ごみとして処分するデメリットとして、時間がかかることが挙げられます。たとえば名古屋市の場合は、粗大ごみの収集は月に一度の収集日が決まっているため、それを逃すと最長1カ月間待たなければいけません。
粗大ごみとして処分してもらう場合の注意点
粗大ごみとして空気清浄機を処理する場合は、サイズに注目すべきです。一般的に粗大ごみは30cm角を超えるものが該当するため、30cm角以内の場合は一般ごみとして処分できます。
このことを知らずに粗大ごみに出してしまうと、粗大ごみとして処理する手数料がもったいないため、処分する前にサイズを測っておきましょう。
リサイクルショップ・フリマアプリで買い取ってもらう
空気清浄機の2つ目の処分方法が、リサイクルショップやフリマアプリで買い取ってもらう方法です。「捨てるのはもったいないな……」と感じている人は、一度買い取りを検討してみてはいかがでしょうか。
リサイクルショップやフリマアプリを活用する魅力は、処分品がお金になることです。本来は処分に料金がかかりますが、誰かの手に渡ることで環境にもお財布にも大きなメリットです。
リサイクルショップに売りに出す場合は、店舗に空気清浄機を持っていって査定してもらう必要があります。店舗によっては出張買い取りに来てくれるところもありますので、使い勝手や査定額などを比較しながら店舗を選びましょう。
フリマアプリを使う場合は、スマートフォンから出品するのが便利です。今では、アプリで写真を撮って必要事項を入力するだけで、すぐに出品できるフリマアプリがほとんどです。料金を自分で設定できるため、なるべく高く売りたい人は、リサイクルショップではなくフリマアプリを選びましょう。
リサイクルショップ・フリマアプリで買い取ってもらう場合の注意点
リサイクルショップを活用する際の注意点として、型落ち品は売れにくい点が挙げられます。リサイクルショップは新しいものや人気の種類だと高く売れますが、それ以外ではあまりお金になりません。
また店舗によっては状態が悪いと引き取ってもらえないこともありますので、その点も要注意です。
フリマアプリを活用する場合は、売れるまで時間がかかりますので気を付けましょう。買い手が訪れないとずっと手元に残ってしまいます。そのため、引っ越しなど処分にタイムリミットがある場合は、フリマアプリは避けておきましょう。
不用品回収業者に処分を依頼する
空気清浄機を処分するには、不用品回収業者に依頼する手もあります。好きなタイミングで処分できますので、気楽に処分したい人におすすめです。
業者によっては申し込んだその日に回収に来てもらえるところもあります。また、空気清浄機以外にも処分品がある場合は同時に回収してくれますので、そのような場合にうってつけです。
不用品回収業者に処分してもらう方法は、以下の2ステップです。
STEP1：インターネットor電話orメールで依頼する
STEP2：不用品回収業者が空気清浄機を取りに来る
他の処分方法とは違って楽に処分できるため、家の片付けなどに追われている人も安心して使えます。ただし、不用品回収業者によってサービス内容が異なるため、自分にぴったりの不用品回収業者を選びましょう。
不用品回収業者に処分を依頼する場合の平均費用
処分費用は業者によってさまざまです。ちなみに一般的な不用品回収業者に依頼すると、空気清浄機のみの処分は1,000円程度で依頼できます。
先ほど紹介した愛知県・岐阜県・三重県の粗大ごみ処理手数料には1,000円程度の幅がありましたが、粗大ごみにかかる料金は大きさや重さ、材質によって異なります。空気清浄機は200〜500円程度で処分でき、不用品回収業社の費用とさほど差はありません。
空気清浄機の処分に手間をかけたくない人、すぐに空気清浄機を処分したい人、他の処分品もある人は、粗大ごみとして自治体に処分するよりも、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
まとめ
空気清浄機の処分には、3つの方法があります。
・粗大ごみとして自治体に処分してもらう
・リサイクルショップ・フリマアプリで買い取ってもらう
・不用品回収業者に処分を依頼する
それぞれ特徴や注意点は異なりますが、空気清浄機の処分に手間をかけたくない人・すぐに空気清浄機を処分したい人・他の処分品もある人は、不用品回収業者に依頼することを検討しましょう。
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