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石油ファンヒーターはこう処分する!ヒーターと灯油の処分法についても

2024/07/06 不用品処分不用品回収

石油ファンヒーターはこう処分する!ヒーターと灯油の処分法についても

冬の暖房器具として重宝される石油ファンヒーターですが、処分法についてご存じですか?
石油ファンヒーターは灯油を使用するため、処分法によっては灯油を抜く手間がかかります。
今回は石油ファンヒーターと灯油の処分法について詳しく解説します。

石油ファンヒーターとは

石油ファンヒーターとは

石油ファンヒーターとは、石油(灯油)の燃焼で温風を発生させて、部屋を暖める家電製品です。
灯油独特の匂いがあったり、給油の手間がかかったりしますが、部屋が比較的早く暖まるというメリットがあります。
現在は改良が進み、消臭機能や、大容量の給油タンクを備えた製品が開発されています。
エアコンとの違いは、灯油を使うことで加湿効果が得られることです。
灯油を加熱し、気化させると、灯油と同量の水蒸気が発生します。
つまり、石油ファンヒーターは乾燥しがちな冬の時期にぴったりの暖房器具なのです。

石油ファンヒーターの処分方法

石油ファンヒーターの処分方法

冬に重宝する石油ファンヒーターですが「適切な処分方法が分からない」というお悩みはありませんか?
ここからは石油ファンヒーターの処分方法について解説します。

家電量販店で引き取ってもらう

家電量販店で引き取ってもらう方法は以下の通りです。

  • 石油ファンヒーターの買い替え時に、下取り・回収サービスを利用する
  • 家電の回収サービスを利用する

下取りや回収サービスのある家電量販店であれば、石油ファンヒーターの買い換え時に引き取りが可能です。
また、商品の購入に関係なく、不要な家電を回収している量販店もあります。
回収費用は平均で1,000円前後です。
さらに、回収費用とは別に運搬料金が上乗せされるケースもあります。
家電量販店に回収をしてもらう際は、電話による問い合わせや、Webサイトで事前に確認してから依頼することをおすすめします。

粗大ゴミとして回収してもらう

石油ファンヒーターは通常のゴミとして回収できないため、有料ゴミとして自治体に申請します。
粗大ゴミは、自治体で指定されている有料のゴミ処理券を貼らなければ回収されません。
ゴミ処理券はコンビニや取扱いのあるスーパーなどで購入可能です。
回収費用の料金は自治体によって異なりますが、料金は200円〜700円ほどです。
注意点として、自治体では灯油を処理できないため、灯油タンクの中身を空にしてから粗大ゴミに出しましょう。

不用品回収の業者に回収してもらう

不用品回収を専門とする業者に依頼すれば、石油ファンヒーターを回収してもらえます。
回収費用は平均で1,000円〜2,000円ほどです。
灯油が残った状態でも回収できるため、手間をかけずに処分できます。
グッドサービスなら1点から回収可能で、即日回収も承ります。

石油ファンヒーターは売却可能

石油ファンヒーターは売却可能

不要になった石油ファンヒーターは、動作不良がなければ売却できます。
古くなると金額が付きにくいため、処分したい場合は早めの売却がおすすめです。
ここからは、石油ファンヒーターの売却方法について解説します。

買取業者に依頼して売却する

石油ファンヒーターが買取の対象に含まれている業者に依頼すれば、売却できます。買取業者による査定方法は以下の3つです。

  • 店頭買取
  • 出張買取
  • 宅配買取

​​店頭買取は買取店舗に石油ファンヒーターを持ち込み、査定を受ける方法です。
売却できれば、その場で現金化できるメリットがあります。
出張買取は業者を自宅に呼び、自宅で査定してもらう方法です。
店頭まで持ち込む手間がかからないため、手軽に売却できます。
もし自宅に業者を呼ぶことに抵抗があれば、宅配買取サービスを利用できます。
宅配買取は不要な品物を業者に送り、査定を受ける方法です。
業者側が郵送用の段ボールを用意していることが多く、気軽に利用できます。
買取業者を選ぶ際は、見積り・出張料・送料・キャンセル料のすべてが無料の業者がおすすめです。
また「他に不要な品物はありませんか」と何度も聞くような業者は、押し買いをしてくる可能性があります。
安値で強引に持ち去られるリスクがあるため、ほかの業者を選ぶようにしましょう。

フリマアプリ・サイトで売却する

石油ファンヒーターはフリマアプリやフリマサイトでも売却できます。
売却の際は、所有している石油ファンヒーターの写真・製造年・シリアルナンバーなど、詳細な商品説明が重要です。
トラブル防止のため、キズやヘコみを含めたマイナスポイントも正直に記載します。
フリマアプリやフリマサイトは自由に金額設定できる点が大きなメリットです。
また、出品するタイミングも出品者が決められます。
とはいえ、暖房器具は暖かい季節だと需要がありません。
出品するタイミングは本格的に寒くなる前がおすすめです。

石油ファンヒーターをできるだけ高く売却する方法

石油ファンヒーターをできるだけ高く売却する方法

石油ファンヒーターをできるだけ高く売却するには、以下の方法があります。

  • 製造から5年以内の製品を優先して売却する
  • 箱や付属品が家に残っているのであれば、全て揃えてから売却する
  • 手入れや掃除をしてから売却する
  • ほかに不用品があれば、まとめて売却する

石油ファンヒーターに限らず、家電は製造から5年以内の製品が評価しやすい傾向にあります。
また、箱や付属品はできるだけ揃えてから売却すると評価につながります。
さらに、査定前の掃除も大切です。
買取価格が低い場合でも、ほかの不用品とまとめて売却すると値段が付きやすくなるケースもあります。

石油ファンヒーターの捨てどき

石油ファンヒーターの捨てどき

石油ファンヒーターの捨てどきは以下の3つです。

  • 石油ファンヒーターの寿命
  • 故障のサインが続いたとき
  • 遺品整理や片付けをしたとき

それぞれのケースを踏まえながら、石油ファンヒーターの捨てどきについて解説します。

石油ファンヒーターの寿命がきたとき

石油ファンヒーターの寿命は平均すると6〜8年ほどです。
使用頻度によっては10年近く使用できるケースもありますが、多くは6〜8年で不具合が出やすい傾向があります。
ヒーターの寿命については製造年や購入年月を確認すれば、使用年月が分かります。
長く使い続けるには、フィルターのこまめな掃除がおすすめです。

故障のサインが出たとき

故障のサインが出始めたときは、石油ファンヒーターの捨てどきです。
主な故障サインについては、以下の通りです。

  • ヒーターを付けても点火しにくい
  • 点火すると煙が出る
  • 点火後、炎の威力が一定せず過度に燃え上がる
  • こまめに掃除をしてもエラー表示が続く
  • 異臭がする

このような状況が続くようであれば、ヒーターの故障を疑いましょう。
無理して使い続けると発火や爆発、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を引き起こす可能性があります。

遺品整理や片付けをしたとき

遺品整理や片付けをしたときこそ、不要な石油ファンヒーターの捨てどきです。
古い石油ファンヒーターであれば、処分・買替の検討をおすすめします。
前述のように、年式が古くなるほど売却が難しい傾向にあります。
処分したいと思ったら、早めに買取依頼を進めましょう。

石油ファンヒーターを処分するときの注意事項

石油ファンヒーターを処分するときの注意事項

石油ファンヒーターは灯油を使用するため、注意深く扱いましょう。
本体が劣化していると火事になる可能性もあります。
ここからは、石油ファンヒーターを処分するときの注意事項について解説します。

石油ファンヒーター本体の注意事項

経年劣化により、部品やタンクが破損しているケースがあります。
場合によっては灯油が外に漏れ出てしまい、大変危険です。
また、誤作動による点火を防ぐため、乾電池を使用するタイプの場合、処分前に電池を抜いておきましょう。
こうしておくと電池の液漏れも防げます。

灯油の注意事項

基本的に、石油ファンヒーターは灯油を抜いてから処分します。
大量の灯油は通常のゴミとして出せないためです。
灯油の取り扱いに関する注意事項は以下の通りです。

  • 食用油の処分に使用する凝固剤を灯油に混ぜない
  • 水に流さない
  • 土に埋めない

油を固める凝固剤は、灯油に使用できません。
灯油がこぼれて衣服に付着すると引火する恐れがあるため、使用は厳禁です。
また、灯油を下水に流してしまうと水道管内で気化し、爆発する危険性があります。
浄水施設の浄水機能にも影響を及ぼすため、下水に流すことは禁止されています。
そのほか、土に埋める処分方法も厳禁です。
なぜなら、灯油には有害物質が含まれているためです。
土に埋めてしまうと、土壌汚染を引き起こしてしまいます。

余った灯油について

余った灯油について

灯油は長期保存ができないため、毎シーズン使いきることが理想です。
とはいえ、どうしても余ってしまうことがあります。
余った灯油は、ガソリンスタンドで引取をしてもらえます。
そのほか、灯油は燃料や洗浄剤としても活用できることはご存じでしょうか。
ここからは余った灯油の処分・活用方法について解説します。

少量であれば燃えるゴミとして出せる

自治体によっては少量であれば、余った灯油を燃えるゴミとして出せます。
この方法は残った灯油が50cc〜100ccほどの場合に有効な手段です。
また、自治体が燃えるゴミとして認めていなければ灯油を捨てることはできません。
自治体のゴミ出しルールを確認してから出すようにしてください。
ゴミ出しをする前には、布や新聞紙に灯油を染み込ませ、他のゴミと混ざらないよう別の袋に入れておきます。
これは、灯油が袋から漏れ出たり、ゴミの回収時に引火したりする事故を回避するためです。

量が多ければガソリンスタンドで引き取ってもらう

余った灯油はガソリンスタンドで引取の依頼が可能です。
また、取り扱いがあれば、バイク屋で引き取ってもらえるケースもあります。
ガソリンスタンドの場合は500円以下で回収を依頼できるでしょう。
ただし、セルフ式のガソリンスタンドでは回収を依頼できないケースがあります。
持ち込む前に回収依頼が可能かどうかを調べておくことがポイントです。

洗浄剤として使う

余った灯油は洗浄剤としても活用可能です。
ごく少量の台所用洗剤と灯油を、乾いた布巾や雑巾に染み込ませ、一晩置いておくとフローリング用の洗浄剤ができます。
頑固な汚れの場合、磨きすぎるとフローリングのワックスが剥がれることがあるでしょう。
一方で、この洗浄剤を使えば、フローリングを傷めることなく汚れを落とせます。

ランタンの燃料として使う

余った灯油はランタンの燃料として利用できます。
キャンプで使える灯油式のランタンに利用すれば、処分が簡単です。灯油独特の匂いも、屋外で使用すれば気になりません。
実際の火を使ったランタンのため、揺れる炎がキャンプの雰囲気を盛り上げてくれます。
灯油式ランタンは5,000円前後で購入可能です。

まとめ

まとめ

ここまで、石油ファンヒーターの処分方法について解説しました。
製造5年以内の製品であれば、処分よりも売却がおすすめです。
グッドサービスなら石油ファンヒーターの回収はもちろん、製造年式、型番によっては買取も可能です。
石油ファンヒーターの処分でお困りの際は、ぜひ弊社にお任せください。

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