2022/06/01
「炊飯器の処分方法がわからない」「できればお金をかけずに処分したい」といった方は、今回解説する炊飯器の捨て方をチェックしてみてください。主な処分方法を、5つのパターンで解説しています。
さらに、処分の際の注意点まで解説しているため、不安・疑問もまとめて解決できます。基本的なポイントを押さえつつ、ご自分に合った処分方法を見つけていきましょう。
目次
炊飯器の捨て方5選
炊飯器の主な捨て方について、5つのパターンを解説します。各パターンのメリットや注意点などを比較して、ご自分に合った方法を見つけてみてください。
炊飯器の捨て方①:不燃ごみとして処分する
炊飯器は不燃ごみ(燃えないごみ)として、自治体で処分してもらえます。自治体ごとにルールがあるものの、指定日に出しておけば回収してもらえる方法です。
<不燃ごみとして処分するメリット>
- 基本無料で回収してもらえる
- 指定の場所へ持ち込んで処分する必要がない
<不燃ごみとして処分する際の注意点>
- 規定のサイズを超えると、粗大ごみとして扱われる(一般的には30㎝以下)
- リチウム電池内蔵の炊飯器は、回収してもらえない恐れがある
<不燃ごみとして処分する際のポイント>
- 自治体のルールに沿って不燃ごみを出す(袋に入れる、電池を抜き取るなど)
- 収集日は毎月決まっているので、事前に確認しておく
<不燃ごみでの処分がおすすめの人>
- 壊れた炊飯器の処分に困っている人
- できれば無料で処分したい人
炊飯器の捨て方②:粗大ごみとして処分する
不燃ごみとして処分できない場合は、粗大ごみとして自治体に回収してもらうこともできます。粗大ごみの場合、事前に専用窓口へ回収を依頼し、処理券などを購入しなければなりません。
<粗大ごみとして処分するメリット>
- どんなサイズの炊飯器でも回収してもらえる
- 指定された日、場所に炊飯器を出しておくだけで回収してもらえる
<粗大ごみとして処分する際の注意点>
- 処理券を炊飯器へ貼っておかないと回収されない
- 回収時間を過ぎると、再度連絡しなければならない
<粗大ごみとして処分する際のポイント>
- 自治体ごとにルールが異なるので、処分方法を確認しておく
<粗大ごみでの処分がおすすめの人>
- 不燃ごみでの処分ができなかった人
- 買取や下取りしてもらえない炊飯器を処分したい人
炊飯器の捨て方③:下取りに出す
家電量販店や通信販売などで新たな炊飯器を購入する場合、お店に下取りを依頼することで、炊飯器を処分できます。買い取りとは異なるため、現金化はされません。
<下取りで処分するメリット>
- 新規購入する炊飯器の料金が安くなることがある
- 無料で処分できる
<下取りで処分する際の注意点>
- 処分予定の炊飯器を購入したお店でしか下取りしてもらえないケースもある
- 下取り対応がキャンペーン期間中のみに制限されている可能性がある
<下取りで処分する際のポイント>
- 処分予定の炊飯器を購入したお店に下取り可能か確認する
- 下取り対応可能な製品の種類を確認する
<下取りでの処分がおすすめの人>
- 炊飯器の買い替えを検討している人
- 炊飯器を無料で処分したい人
炊飯器の捨て方④:フリマアプリやリサイクルショップに出す
フリマアプリやリサイクルショップに出すことで、炊飯器を買い取ってもらえる可能性があります。フリマアプリを利用する場合、事前に写真を撮って、炊飯器の詳細(破損個所や汚れ具合など)を確認しなければなりません。
リサイクルショップであれば、査定依頼をするだけで買い取り可能かどうか、査定金額はいくらか提示してもらえます。
<買い取りで処分するメリット>
- 処分費用がかからない
- 現金化できる
<買い取りで処分する際の注意点>
- 状態が悪ければ、買い取ってもらえない恐れがある
- フリマアプリの場合は、梱包や発送などを行う必要がある
<買い取りで処分する際のポイント>
- 買い取り対象となるよう、炊飯器の汚れを隅々まで拭き取る
- フリマアプリの場合は炊飯器の詳細を記載して、トラブルにならないようにする
(説明と違う、使えないなど、買い取り後のトラブルを防ぐ)
<買い取りでの処分がおすすめの人>
- 処分を急がない人(フリマアプリの場合)
- 不要な炊飯器を現金化して、買い替え時の費用に充てたい人
炊飯器の捨て方➄:友人や知人に譲渡する
炊飯器の処分方法には、友人や知人に譲渡して無料で処分する方法もあります。炊飯器が壊れて使えなくなった友人や、一人暮らしを始める知人などへ譲ることで、お金をかけずに炊飯器が処分できます。
<譲渡で処分するメリット>
- 無料で処分できる
- 早々に処分できる
<譲渡で処分する際の注意点>
- 壊れていないか確認する
- 保証期間があれば、保証書と一緒に渡しておく
<譲渡で処分する際のポイント>
- 譲渡した場合でも保証が適用されるか確認する
(メーカーへ連絡すると、保証ごと譲渡できるケースがある)
<譲渡での処分がおすすめの人>
- 無料で処分したい人
- あまり手間をかけずに処分したい人
炊飯器を処分する前に確認すべき注意点
炊飯器を処分する前に、確認すべき注意点を5つ解説します。適切に処分できるよう、処分前にはチェックしておいてください。
必ず自治体のルールを確認する
不燃ごみや粗大ごみで炊飯器を処分する場合は、必ず自治体のルールを確認しておきましょう。自治体ごとに処分方法や処分できる条件が異なります。条件次第では回収してもらえない可能性もあるので、自治体HPの「ごみ処理」に関するページを確認しておいてください。
悪質な不用品買取業者に気を付ける
買い取りで炊飯器を処分する際は、悪質な不用品買取業者に騙される恐れがあるため、気を付けてください。実際に、以下のような事例があります。
<悪質な不用品買取業者の事例>
- 無料とアナウンスしていたにも関わらず、積み込み料として数万円単位の費用が発生した
- チラシに記載された金額以上の費用を請求された
- 依頼していない家具や家電まで回収され、費用を請求された
業者へ依頼する際は、自治体のルールに従っているか、ほかの費用や追加料金などが発生しないかを事前に確認しましょう。
リチウム電池内蔵の炊飯器は不燃ごみに出せない
リチウムイオン電池内蔵の炊飯器は、不燃ごみとして出せず、産業廃棄物として処理しなければなりません。理由は、不燃ごみとして回収された場合、処理中に火災へつながる危険性があるためです。
自治体のルールに従って処分するか、産廃排出協力店となっている家電量販店やホームセンターへ持ち込みましょう。
小型家電リサイクル法対象外のものが多い
炊飯器は、小型家電リサイクル法の対象外となっている自治体もあり、処分方法を事前に確認しなければなりません。小型家電リサイクル法とは、使用済みの小型家電の再資源化を目的とした法律です。法律上は炊飯器も対象品目に含まれていますが、回収・処分するかどうかは自治体によって異なります。
回収対象となっている場合は、自治体の回収方法に従いましょう。主に、以下のような回収方法があります。
<回収方法の例>
- 公共施設やスーパー、家電小売店などの回収ボックスへ持ち込む
- 粗大ごみ、不燃ごみなどと一緒に回収してもらう
- ごみ回収用のステーションへ持ち込む
回収をするのにお金がかかる場合がある
自治体による炊飯器の回収であっても、お金がかかる場合があることも知っておきましょう。お金がかかるケースは、以下のとおりです。
<回収にお金がかかるケース>
- 不燃ごみ用の袋を購入する
- 粗大ごみの場合は処理券を購入する
手間や時間がかかっても問題ない人は、下取りや買い取りなども検討してみましょう。
まとめ
炊飯器の処分方法は主に5パターンあり、時間や手間、費用などの面から、ご自分に合った方法を選びましょう。
<炊飯器の処分方法>
- 不燃ごみとして処分
- 粗大ごみとして処分
- 下取りに出す
- フリマアプリやリサイクルショップに出す
- 友人や知人に譲渡する
ただし、注意点も理解しておかなければ、後からトラブルに発展する可能性もあります。処分の際は「炊飯器を処分する前に確認すべき注意点」を参考に、滞りなく処分を進めましょう。
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