2022/06/01
引越しをすると気持ちも一新されるため、もともと使っていた家具なども買い替えたいと思う方は多いのではないでしょうか。しかし、これまで使っていた家具を処分しようとすると、さまざまな処理方法があることから、迷ってしまう可能性が高いです。
今回は、引越し時における家具の処分方法を、注意するべきポイントも含めて解説します。これから引越しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
引越しで不要になった家具の処分方法
引越しするときに買い替える家具や不要になった家具を処分する方法は、大きく2種類の方法にわけられます。ひとつは、単純に業者や自治体のルールに従ってごみとして捨てる方法です。もうひとつは、フリマアプリや買取業者を活用して、お金に換金しつつ捨てる方法があります。
このように、家具を処分するといっても、目的や家具の状態に応じて、適切な方法を選択することで、効率的かつスムーズに処分できるようになるでしょう。以下では、それぞれの処分方法について、メリットや注意点も含めて解説していきます。
家具の処分方法①:フリマアプリに出品する
フリマアプリに出品して家具を処分する方法のメリットは、売り方次第で、買取業者の査定額よりも高い金額で買い取ってもらえる可能性が高いという点です。
一方、フリマアプリは消費者同士でやり取りをするため、売れるまでに時間がかかったり、購入後にクレームがあったりと注意点もいくつかあります。とくに2017年度では、フリマサービスに関連するトラブル相談が、2012年度に比べて20倍以上にも増えているため、トラブルへの対処ができるかどうかも重要になるでしょう。
【フリマアプリによる処分方法をおすすめしたい人】
- 時間がかかっても可能な限り高い値段で買い取ってもらいたい
- 出品から発送までの手続きができる
- 発生したトラブルに対して適切に対処できる
家具の処分方法②:リサイクル・買取業者に買い取ってもらう
リサイクル・買取業者に買い取ってもらうことのメリットは、フリマアプリのように手間をかけずにお金に換えられる点です。しかし、買い取ってもらいたい家具が傷んでいたり、使用感が残っていたりすると、低い金額で査定されることもあります。
また、手間がかからないというメリットがある一方で、買取を依頼するものの量によっては、査定までに時間がかかる可能性もあるでしょう。あまりにも状態が悪いと引き取りのみになる場合もあるため、家具の保存状態には、気を付けなければなりません。
【リサイクル・買取業者による処分方法をおすすめしたい人】
- ブランド物や高価な家具を処分したい
- 手間をかけずに回収および買取をしてほしい
家具の処分方法③:不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に引き取ってもらう方法のメリットは、複数の家具をまとめて回収してもらえるという点です。また、希望した日時に引き取りに来てもらえるため、持ちこむ手間が省けます。
ただし、不用品回収業者はさまざまな企業が行っているため、依頼する企業によって、回収に必要な費用が変動します。したがって、不用品回収業者を活用して家具を処分する場合は、できるだけ多くの業者に問い合わせて、比較することが重要になるでしょう。
【不用品回収業者への依頼をおすすめしたい人】
- 回収してもらいたい家具が複数ある
- 持ちこみではなく、希望した日時に回収してもらいたい
家具の処分方法④:友人や知人に譲渡する
友人や知人に譲渡する方法のメリットは、ほとんど費用をかけず家具を処分でき、周りの友人や知人の助けになるという点です。
しかし、譲渡する友人や知人が近所に住んでいなかったり、直接渡せる手段がなかったりすると、発送料のような費用が発生してしまう可能性があります。家具を譲渡する友人や知人が近所に住んでいない場合は、思わぬコストが必要になるため注意が必要です。
【友人や知人に譲渡する方法をおすすめしたい人】
- 譲渡したい友人や知人が近所に住んでいる
- 比較的簡単に運べる家具を譲渡したい
家具の処分方法⑤:家具店の引き取りサービスを活用する
家具店の引き取りサービスを活用することのメリットは、新しい家具の購入と同時に引き取りサービスを利用できるため、家具の購入と処分を並行してできるという点です。
しかし、これまで紹介した方法とは違い、家具の引き取りを依頼するには「引き取り費用」が必要になります。そのため、家具店の引き取りサービスは、買取業者や不用品回収業者などのサービスと比べたとき、コストが少し高く感じるかもしれません。
【家具店の引き取りサービスをおすすめしたい人】
- 家具の買い替えと処分を同時にしたい
- 不要な家具をあまり増やしたくない
家具の処分方法⑥:粗大ごみとして捨てる
粗大ごみとして捨てる方法のメリットは、低コストかつ確実に家具を処分できるという点です。ただし、粗大ごみの処分は、各自治体によって決められている手数料を支払う必要があります。さらに回収してもらうには、あらかじめ事前申込が必要になるため、計画的に動く必要があるでしょう。
【粗大ごみとして捨てる方法をおすすめしたい人】
- 回収してもらいたい家具の損傷や傷みが激しい
- 迅速かつ確実に家具を処分したい
家具の処分方法⑦:引越し業者に引き取ってもらう
引越し業者に引き取ってもらうことのメリットは、引越し作業と同時に、不要な家具を処分してもらえるという点です。また、引越し業者によっては、家具の回収だけでなく買取まで行っているところもあります。
ただし、引越し業者を利用した処分には、引越しの契約も同じ業者にしないと依頼できないところも多く、注意が必要です。
【引越し業者に引き取ってもらう方法をおすすめしたい人】
- 引越し作業と同時に家具の処分をしたい
- 複数の業者と手続きがしたくない
引越しで不要になった家具を処分するポイント
最後に、引越しで不要になった家具を処分するときのポイントを解説します。
必ず自治体のルールを確認する
ひとつ目は、お住まいの自治体のルールを確認することです。とくに不要になった家具を粗大ごみとして捨てる場合は、各自治体によって、手数料や手続き方法が異なります。したがって、前もって自治体のルールをホームページなどで確認しておきましょう。
悪質な不用品買取業者に気を付ける
ふたつ目は、悪質な専門業者に注意することです。不用品を買い取る業者の中には、査定額を低く見積もったり、家具は引き渡したのに買取額が振り込まれなかったりと、悪質な手口を使う業者もいます。
そのため、不用品買取業者に家具の処分や買取を依頼するときは、必ず複数者に問い合わせて、サービス内容や口コミ情報をチェックすることをおすすめします。
計画をたててから処分をおこなう
3つ目は、あらかじめ計画をたててから、家具の処分をおこなうことです。不要な家具が出てきてから各種回収サービスを利用しようとすると、引越しから家具の処分まで、かなりの時間が必要になってしまうでしょう。
効率的かつスピーディーに引越しと家具の処分をおこなうには、事前の計画をどこまで細かくたてられるかが大切です。
まとめ
引越しするときに出てきた不要な家具を処分する方法は、ご自身の目的に合わせた方法を選択するようにしましょう。
たとえば、不要な家具をお金に換えつつ処分したいのであれば、フリマアプリや買取業者を活用した処分方法がおすすめです。また、手数料を払ってでも確実かつ迅速に処分したいのであれば、不用品回収業者や各自治体の回収サービスを利用したほうがいいでしょう。
このように、これまで使ってきた家具をどのように処分したいのか目的を明確にすることで、利用する処分方法は異なります。とくに引越しと同時に複数の家具を処分、または買い取ってもらいたいのであれば、「Good Service」の買取サービスがおすすめです。
Good Serviceでは、不要になった家具をはじめ、さまざまなものを回収および処分するサービスをご提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。