2022/03/24
引越しや断捨離などしたことで、椅子の買い替えや処分が必要になったときに、どのような捨て方が最適なのか悩んでしまうこともあるでしょう。とくに椅子のような大きめの家具の場合、業者に回収してもらうのか粗大ごみで処分するのかなど、さまざまな選択肢があります。
この記事では、不要になった椅子の捨て方について、具体的な方法を6つ紹介します。また、記事の後半には椅子を処分する前に確認するべき注意点についても解説するため、これから椅子を処分したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
不要になった椅子の捨て方6選
不要になった椅子を捨てる方法は、大きく2つにわけられます。ひとつはフリマアプリやリサイクル・買取業者を活用した「買取」という方法、もうひとつは、知人への譲渡や各種回収サービスを利用する「回収」という方法です。
とくに買取の場合は、不用品を少額ではありますがお金に換金でき、回収はお金にはなりませんが、最短かつ効率的に処分することが可能です。つまり、目的に応じて、適した方法を選択しなければなりません。以下では、それぞれの捨て方について、メリットや注意点、おすすめの人などの詳細を解説します。
椅子の捨て方①:フリマアプリ
フリマアプリを活用した捨て方によるメリットは、出品する際の写真や値段設定、商品紹介文に手間をかけることで、単に業者から買い取ってもらうよりも、高いお金で引き取ってもらえる可能性があるということです。
ただし、フリマアプリは一般の人同士がやり取りをする仕組みになっているため、購入後のクレームや返金相談など、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性もあります。さらに中古の椅子を出品することにより、出品してから購入されるまで長い時間が必要になり、逆に非効率となってしまう恐れもあるという点に注意しなければなりません。
フリマアプリによる捨て方がおすすめの人
- 自分の希望の価格で売りたい
- 処分するまでに時間がかかっても問題ない
- 出品から発送までの手間を負担できる
- さまざまなトラブルを想定して活用できる
椅子の捨て方②:リサイクル・買取業者
リサイクル・買取業者を利用して捨てるメリットは、ほとんど手間をかけず、効率よく処分できるという点です。また、フリマアプリほどではありませんが、不要なものを短期間でお金に換金できることも、大きなメリットといえるでしょう。
しかし、椅子などの中古品の回収は、使用感がまだ残っていたり、傷があったりすると、査定金額が低くなるか買取ではなく引き取りのみになるケースもあるという点に注意しなければなりません。
リサイクル・買取業者による捨て方がおすすめの人
- できるだけ早くお金に換金したい
- 高価で高値がつきそうな椅子がある
椅子の捨て方③:不用品回収業者
不用品回収業者に依頼して処分するメリットは、リサイクル・買取業者による買取よりも、早く処分できるという点です。買取業者の場合、依頼してから査定期間が必要になるため、ある程度の時間が必要になります。
一方、不用品回収業者であれば、不用品を回収することも目的としているため、迅速かつ複数の椅子をまとめて回収してもらうことも可能です。ただし、不用品回収業者にもさまざまな企業があることから、1社だけでなく、複数者に問い合わせて比較する必要があります。
不用品回収業者がおすすめの人
- 複数の椅子をまとめて処分したい
- 希望した日時で回収してもらいたい
椅子の捨て方④:友人や知人に譲渡
不要になった椅子を友人や知人に譲渡して処分する方法のメリットは、余計な回収物を増やすことなく、周りの友人をはじめ、社会貢献ができるという点です。ただし、譲渡する場合は「近所に住んでいる」や「直接受け渡せる」のような条件が揃っていないと、椅子の発送料などの費用が発生してしまうこともあるでしょう。
譲渡による捨て方は、条件が十分に揃っている友人や知人でなければ、逆に余計なコストをかけてしまう可能性もあるため、十分注意してください。
譲渡による処分がおすすめの人
- 持ち運べる大きさの椅子がある
- 譲渡先が近所もしくは直接渡せる
椅子の捨て方⑤:家具店の引き取りサービス
大手の家具店などでは、引き取りサービスをおこなっているところもあります。そのため、買い替えで新しい家具と交換する形で、古い家具を引き取ってもらうことも可能です。新しい家具と入れ替えるだけになり、不要な家具を増やすことを防げるでしょう。
ただし、ほとんどの引き取りサービスは、有料でおこなっている可能性が高く、不用品回収などと比べると、少しコストが高いと感じるかもしれません。したがって、家具店での引き取りサービスを利用するときは、複数店舗の料金を比較するようにしましょう。
家具店の引き取りサービスがおすすめの人
- 新しい家具と入れ替えたい
- 不要な家具を増やしたくない
椅子の捨て方⑥:粗大ごみ
不要になった椅子が破損していたり、傷みが激しかったりする場合は、買取や回収が難しくなるため、各自治体のルールに従って粗大ごみとして捨てます。粗大ごみで処分するメリットは、低コストで確実に処分できるという点です。
しかし、粗大ごみは一般のごみとは異なり、手数料が必要となります。たとえば、愛知県名古屋市における粗大ごみの手数料は、ごみの種類によって250円、500円、1,000円、1,500円にわかれています。あらかじめ、各自治体のホームページなどで確認しておくといいでしょう。
粗大ごみとして処理する方法がおすすめの人
- 椅子の足が取れているなど破損している
- 手数料を少し払っても確実に処理したい
椅子を処分する前に確認したい注意点
ここまででさまざまな処分方法を紹介しましたが、実際に処分おこなう前に、確認したい注意点が4つあります。
椅子の種類を確認してから処分する
椅子によっては、本体の一部が金属など別の素材で作られているものもあるため、あらかじめ椅子の種類を確認しておくようにしましょう。とくにごみとして出す場合は、素材によって分別をしなければなりません。したがって、自治体のルールを守るためにも、椅子の種類を事前に確認しておきましょう。
買取前のメンテナンス・掃除をおこなう
買取前にあらかじめメンテナンスや掃除などをおこなっておくと、買取業者の手間を減らせるという意味でも、査定額が高くなる傾向にあります。そのため、少しでも高い金額で買い取ってもらいたいのであれば、十分なメンテナンス・掃除をおこなっておくといいでしょう。
なお、実際にメンテナンスをおこなうには、以下の方法を参考にしてください。
・乾拭き
よく乾いた柔らかい布で、表面に付着しているホコリや汚れを取ります。
・掃除機
溝などの布では取り除きにくいところは、掃除機を使って綺麗にします。
・濡れ雑巾で拭く
油汚れなどの頑固な汚れは、洗剤を水で薄めて拭き取りましょう。また、全体の仕上げとして水拭きができたら、最後に乾拭きしてメンテナンス終了です。
買取が難しい場合がある
不要になった椅子は、状態や条件によっては、買取自体が難しいこともあります。とくに以下の特徴にあてはまっているものは、一度買取業者に相談するといいでしょう。
- 取り除きにくい汚れが大量に付着している
- 損傷が激しい
- ステッカーや落書きなどがある
会社で使用した椅子は自治体のごみに出せない
会社で使用した椅子などは、事業活動をおこなうにあたって出た廃棄物という扱いになるため、「事業ごみ」として処理しなければなりません。一般的なごみ捨て場に出せるものは、会社ではなく普段生活する中で出たごみだけのため、会社で使用したものを処理するときは、専門の業者へ依頼する必要があります。
まとめ
不要になった椅子を処分するには、さまざまな処理方法があります。とくに少しでも換金したいのであれば、「フリマアプリ」や「リサイクル・買取業者」、「不用品回収業者」を利用するといいでしょう。
一方、換金する必要はなく、できるだけ早く確実に処分したい場合は、「友人や知人への譲渡」や「家具店の引き取りサービス」、「粗大ごみに出す」という方法がおすすめです。このように、処分方法だけでも複数あるため、処分する目的に応じた方法を選択することが大切になります。
とくに「Good Service」では、椅子以外にも不用品を複数回収してほしいという方に向けて、回収および買取サービスをご提供しております。さらに最短で即日対応も可能なため、すぐにでも不用品回収を依頼したいとお考えの方は、ぜひご利用ください。