お役立ちコラム

家財道具の処分にかかる費用は?処分手順や注意点を解説します!

2022/02/28

顎に手を添えて考え事をする女性

相続整理や離婚、家の売却などで、家1軒分の家財道具を処分しなければならない場合、その量に圧倒されてしまいそうに感じる方も多いようです。

「どこから手をつけていいかわからない」という方のために、この記事では家財道具の処分について解説します。家財道具の処分にかかる費用、手順や注意点についても取り上げますので、参考にしてください。

家財道具とは?

大きな段ボール箱を持つ男女

家財道具とは、家にあるもの全般を指して使う言葉です。例として、次のような物品が挙げられます。

  • 家具
  • 家電
  • 衣服
  • 宝石

家財道具を処分する状況としては、次のようなケースがあります。

  • 離婚により家を引き払う
  • 持ち家の売却
  • 相続で引き継いだ家の整理

このように、多くの物品を一度に処分する必要が生じた場合、どのような手順を踏んだらいいのか、この記事を参考にしていただければ幸いです。

家財道具の処分の費用相場

家財道具の処分にあたって、一番気になるのは、費用面かもしれません。処分の費用は、建物の大きさによって変わることが多く、一軒家の場合は、50万〜150万円程度が相場です。

同じ大きさの建物であってもこれだけ相場に開きがあるのは、さらに細かい条件によって、費用計算が変わるためです。たとえば、次のような要素が、費用計算の基準となります。

  • 荷物の数
  • トラックの容量
  • 必要人員の数
  • 階段降ろし作業の有無
  • 解体作業の有無
  • 処分が難しいゴミに対する別料金

また、業者によっても、費用が大きく異なる場合もあります。そのため、不用品回収業者を依頼する場合は、相見積もりを取って、複数の業者を比較検討するようにしましょう。

家財道具を処分する手順

タンスの引き出し

大量の家財道具を目の前にすると、どこから手をつけていいかわからないと戸惑われるかもしれません。ここでは、ひとつずつ順を追って処分していく方法を解説します。手順は、次の4ステップです。

  1. 家財道具を分類する
  2. 取っておくものを分けておく
  3. 売れる家財道具を買い取ってもらう
  4. 適切な方法で処分する

➀家財道具を分類する

ひとつ目のステップは、分類です。家財道具を、大まかに次の3つに分けましょう。

  • 捨てるもの
  • 売るもの
  • 取っておくもの

細々した品物は、3種類の箱などを作って分類していくとわかりやすいです。また、家族に確認が必要なもの、すぐに決められないものなどは、「保留」の分類も作るとよいかもしれません。ただし、保留スペースには処分までの期限を決め、ため過ぎないことも大切です。

②取っておくものを分けておく

分類が終わったら、はじめに、取っておくものを分けておきましょう。新宅に持って行ったり、知人に譲渡したりするなどの予定がある場合には、早いうちに移動させてしまうのもひとつの方法です。

この後の、捨てたり売ったりするステップで、間違えて必要なものを処分してしまわないように、取っておくものは早めにあるべき場所へ移しておきましょう。

③売れる家財道具を買取ってもらう

次に、売れるものの買い取りを依頼します。地域内で利用できるお店をリストアップしましょう。例として、次のようなお店を探せます。

売りたいもの 買い取り店
家具 リサイクルショップ
衣服・着物 古着屋・着物買い取り業者
古本屋
CD オーディオリサイクルショップ

また、近年ではネットオークションやフリマアプリで、ほとんどの日用品を売りに出すことができます。購入時より低価格になってしまう品物が多いですが、処分が目的なので、引き取り先があるのであれば、積極的に利用しましょう。

④適切な方法で処分する

買い取りが難しい物品については、最終的に適切な方法で処分する必要があります。一般の家庭ゴミと一緒に出せるものは、自治体の分別方法に従って、決められた曜日に回収に出します。そのほか、家庭ゴミに出せない、もしくはリサイクルが可能である資源は、別途処分の手配をしなければなりません。

手配が必要になるケースが多いゴミの例は、以下のとおりです。

物品 ゴミの種類
家具 粗大ゴミ
資源ゴミ
家電 鉄やアルミ、金・銀・銅などの有用金属
オートバイ 廃棄二輪車

家財道具を処分する際の注意点

廃棄前の家具や家電

家財道具を処分する際に、注意しておきたい点もいくつかあります。ここでは、次の3つの注意ポイントをご紹介します。

  • フリマアプリは時間がかかる
  • 家電・家具の運び出しは注意が必要!
  • 違法な処分にならないように注意

①フリマアプリは時間がかかる

フリマアプリのメリットは、不用品でも意外に必要としている人がいて、売れる場合があるという点です。しかし、フリマアプリで売れるまでには時間がかかるため、処分品の置き場所がなく急いでいる場合には、あまり向いていません。

フリマアプリは、日常で出てくる不用品をゆっくりと売るのには適していますが、大量の家財道具を処分する場合は、短期間に終わらせてしまうほうが、負担が少なくおすすめです。

②家電・家具の運び出しは注意が必要!

業者に依頼せず、自分で家電・家具の運び出しをする場合には、十分な注意が必要です。大きな家具や家電などを運ぶ業者は、一見楽々と運び出しをしているように見えますが、重い家具を安全に運ぶためにはコツがいります。

とくに、2階から階段で家具を下ろす場合や、家の中の入り組んだスペースから重い家具を取り出す場合などは、一緒に運ぶ人のコミュニケーションや技術が必要です。時間が足りずに焦ると、小さなミスが怪我につながりやすく危険なため、運び出しには、十分な時間の余裕をもって計画しましょう。

また、新築に家具を運び入れる場合には、新しい家を傷つけないよう配慮する必要もあります。自分で運び込みを行う場合には、家具の重さと人員の力量を過信せず、安全に行える環境を用意した上で、慎重に行うようにしましょう。

③違法な処分にならないように注意

処分するゴミの分類をよく調べておかないと、意図せずに違法な処分をしてしまう可能性があるため、注意が必要です。多くの自治体では、最大の辺が30cmを超えるものを、粗大ゴミとして定めています。粗大ゴミを家庭ゴミの収集場所に無断で置くと、不法投棄となるので注意しましょう。

多くの自治体では、粗大ゴミの回収は、事前予約が必要です。自治体の粗大ゴミ回収は、当日予約ができない場合が多いため、事前の手配も忘れてはいけません。一方、民間の回収業者は、即日回収してくれるところもあるため、急ぎの場合には、民間の回収業者を利用することをおすすめします。

また、違法な業者を利用しないことも重要です。違法業者によっては、回収したゴミを空き地や山奥などに不法投棄している悪質な業者もあります。捨てられたゴミから持ち主が特定された場合、業者ではなく、持ち主が不法投棄したとみなされる危険もあります。

不法投棄は、廃棄物処理法によって重い刑罰が課せられる違法行為のため、この種のリスクは避けたいものです。違法業者を見分けるためには、「古物商」や「一般廃棄物」、「遺品整理士」などの資格を提示しているかが、ひとつの目安となります。また、相場と合わない条件で無料や格安価格を提示する業者にも注意が必要です。

まとめ

家財道具の処分費用の相場は、1軒屋の場合では50万〜150万円程度です。費用に開きがあるのは、物品の量や内容、必要な人員数などによって、変わるからです。スムーズな処分のためには、ものの分別からはじめ、売れるものは売却、残ったものは適切な廃棄と、順を追っていく必要があります。

時間をかけて自力で行う場合、費用は安く済みますが、膨大な労力がかかってしまうケースもあるでしょう。限られた時間内に少ない負担で処理したいなら、不用品回収業者の利用をおすすめします。

「GoodService」では、遺品整理のプロが、真心こめて作業いたします。家財道具処分にお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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