2022/02/01
子どもが大きくなって使われなくなった電子ピアノが、眠ったままになっているご家庭も多いのではないでしょうか。思い入れがあるからこそ、電子ピアノを処分する際には、適切な方法でおこないましょう。
この記事では、電子ピアノの処分方法について詳しく解説していきます。最後まで読んでいただければ、費用相場や処分時の注意点を知っていただけるでしょう。
目次
電子ピアノの処分方法
電子ピアノの処分方法には、主に以下の種類があります。
- 粗大ゴミとして出す
- 不用品回収業者に依頼する
- ピアノ買取業者に依頼する
- フリマアプリやネットオークションを利用する
- 知人に譲る
さっそく詳しく見ていきましょう。
➀粗大ゴミとして出す
電子ピアノは、一部の自治体で、粗大ゴミとして出すことが可能です。各自治体によって費用が異なるため、かならず事前に確認しましょう。
たとえば大阪府大阪市の場合、電子ピアノの処理手数料は1,000円と決められています。一般的な電子ピアノのサイズであれば、1,000円〜2,000円程度で、粗大ゴミとして回収してもらえるでしょう。
<粗大ゴミとして出す手順>
①粗大ゴミ収集受付センターに電話・FAX・インターネットから申し込む
②粗大ゴミ処理手数料券を購入する
③粗大ゴミ処理手数料券を貼りつけて、回収場所へ持っていく
粗大ゴミ処理手数料券は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、郵便局などで購入できます。電子ピアノを粗大ゴミとして出す場合には、以上の手順でおこなってください。
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デメリット |
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②不用品回収業者に依頼する
不要になった電子ピアノは、不用品回収業者に依頼すれば、すぐに回収してもらえます。回収費用は業者によって異なりますが、およそ5,000~10,000円で処分が可能でしょう。
電子ピアノを大切に取り扱う業者がほとんどですが、なかには悪質な業者があるのも事実です。回収したピアノを適切な方法で処分することなく、山奥などの人気が少ない場所へ放棄されてしまうと、不法投棄法違反になり。依頼者も罰金の対象として含まれてしまいます。不用品回収業者に依頼する際には、口コミなどをチェックして、信頼度の高いサービスを選びましょう。
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③ピアノ買取業者に依頼する
思い入れのあるピアノは、専門のピアノ買取業者に依頼するのもひとつの手です。
<ピアノ買取業者の一例>
- ヤマハピアノサービス
- タケモトピアノ
- 伸和ピアノ
- 富士楽器 など
CMなどで、企業名を耳にしたことのある方もいるでしょう。信頼できるピアノ買取業者に依頼すれば、出張買取をおこなってもらえたり、適正な買取価格で引き取ってもらえたりするメリットがあります。ピアノに関する専門知識を身につけたスタッフが担当するため、安心感も得られるでしょう。
買取相場は業者によってばらつきがありますが、状態によっては処分費用が無料になったり、プラスになったりする可能性も十分にあります。
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④フリマアプリやネットオークションを利用する
フリマアプリやネットオークションを利用して、「電子ピアノを欲しい」と感じている人に購入してもらう方法があります。
近年は、アプリを使って、誰でも不用品を手軽に売買できるようになりました。有名メーカーの電子ピアノや状態がよいものであれば、高値で購入してもらえることもあるでしょう。
しかし、注意したいのが運送費です。電子ピアノの大きさや利用する運送便によっては、送料が10,000円を超えてしまうケースもあるでしょう。
フリマアプリやネットオークションを利用する際には、送料を頭に入れたうえで、値段を設定するようにしてください。
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⑤知人に譲る
電子ピアノを、知人に譲ってはいかがでしょうか。信頼できる知人に譲り渡すのであれば、トラブルに巻き込まれる可能性もほぼありません。
しかし、気を付けたいのが運送費です。運送便を使う場合、ピアノのサイズによっては、10,000円以上の費用がかかります。自家用車などで運ぶにしても、遠方の場合は、手間がかかります。知人に引き取ってもらう場合は、無料で引き渡すケースがほとんどでしょう。
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電子ピアノの処分の費用相場
「電子ピアノを処分したいけれど、どのくらい費用が必要になるの?」と感じている方は、下記の表をご覧ください。
処分方法 | 費用相場 |
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粗大ゴミとして出す | 1,000円〜2,000円 |
不用品回収業者に依頼する | 5,000~10,000円 |
ピアノ買取業者に依頼する | 無料、もしくは発売からの経過年数による |
フリマアプリやネットオークションを利用する | 3,000円~10,000円 ※送料 |
知人に譲る | 無料 |
上記の数字はあくまでも目安のため、上下する可能性があります。これらの処分方法のなかから、自分にとって最良の方法を選択して、適切な方法で処分しましょう。
電子ピアノの寿命は?
電子ピアノには、寿命があります。メーカーや価格帯によっても異なりますが、約8年経過した電子ピアノは、寿命をむかえていると考えてよいでしょう。
寿命をむかえたからといって使用不可というわけではありませんが、メーカーによる修理が難しくなり、故障対応ができなくなるケースがあるため、注意してください。
5年以内なら修理がお得
電子ピアノを購入してから5年以内なら、買い替えではなく修理がお得です。5年ではまだ寿命をむかえたとは考えにくく、メーカー側も修理を受け付けている可能性が高くなります。5年保証を設けているメーカーも多いため、もし電子ピアノが故障して買い替えを検討している場合は、楽器のメーカーもしくは総合楽器店に問い合わせをしてみましょう。
電子ピアノを処分する際の注意点
電子ピアノを処分する際には、下記に注意してください。
①グランドピアノやアップライトピアノは処分法が異なる
②古い電子ピアノや傷のあるものは買取ってもらえない可能性がある
③自分で運び出す際は十分に注意する
④2階以上から運び出す依頼は追加費用がかかる
注意点ごとに、詳しく解説していきます。
➀グランドピアノやアップライトピアノは処分法が異なる
電子ピアノではなく、グランドピアノやアップライトピアノの場合は処分法が異なるため、注意しましょう。ピアノの大きさが異なるため、費用が異なる可能性があります。
とくにグランドピアノは、重さが250kg~400kgにもなるため、ピアノ買取業者を利用する場合に人件費がプラスされるなど、費用が高額になるおそれがあるでしょう。
電子ピアノは可能でも、グランドピアノやアップライトピアノを粗大ゴミとして処分できない自治体も多いため、注意してください。
②古い電子ピアノや傷のあるものは買取ってもらえない可能性がある
中古ピアノや傷がある場合、買取ってもらえない可能性があります。また、元々安いモデルの電子ピアノなども買取を断られるケースがあるため、処分を念頭におくとよいでしょう。
③自分で運び出す際は十分に注意する
電子ピアノを無理して運び出そうとすると、怪我を負う可能性があるため、自分で運び出す際は十分に注意しましょう。
電子ピアノはピアノのなかでも比較的軽量ではありますが、家を傷つけてしまわないよう、大人数人で運び出すとよいでしょう。
④2階以上から運び出す依頼は追加費用がかかる
2階以上から運び出す依頼を専門業者にする場合、追加費用がかかる可能性があります。ピアノは非常に重く運び出しにくいために、解体・組み立て費用や1階ごとに追加で料金が加算されるケースもあります。複数人の作業員が必要になるため、費用もその分かさんでしまうでしょう。
まとめ
使われなくなった電子ピアノの処分を検討している方に向けて、処分方法や相場、処分時の注意点を、わかりやすく解説いたしました。
電子ピアノは、グランドピアノやアップライトピアノと比べると比較的軽量ではありますが、それでも大人数人で運び出さないと危険です。粗大ゴミとして処分する際などには、十分に注意して家から運搬しましょう。
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