2022/05/02 不用品回収
電化製品や使わない家具を処分したいと思ったとき、どうしても費用がかかるものの、できるだけ安く済ませたいと誰しもが思うところです。
この記事では、見積もりの相場や、業者に依頼する方法、業者の選び方について、ポイントを押さえてご説明します。
目次
不用品回収の相場
家電や家具を回収する際の費用は、業者や自治体によって大きく変わります。
ここでは各品目ごとの料金と、積み放題パックの料金という2通りに分けて相場をご紹介します。
品目ごとの個別料金
以下の表に費用相場をまとめました。
なお、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの4品目は家電リサイクル法によって別途費用がかかることもあります。
家電
品目名 | 料金 |
テレビ | 3,000~5,000円 |
冷蔵庫 | 6,000~10,000円 |
洗濯機 | 3,000~6,000円 |
電子レンジ | 500~2,000円 |
エアコン | 1,000~3,000円 |
ストーブ | 1,000~2,000円 |
パソコン | 1,000~3,000円 |
家具
品目名 | 料金 |
ベッド | 3,000~5,000円 |
ソファ | 1人用1,000~3,000円 2人以上用2,000~3,000円 |
タンス | 2,000~10,000円 |
本棚 | 2,000~6,000円 |
ダイニングテーブル | 2,000~6,000円 |
椅子 | 1,000~3,000円 |
積み放題の料金
業者によっては「トラック1台積み放題」のプラン料金が存在します。
どれだけ回収品があっても、トラックに積み込みできる量であれば値段は変わらないことが特徴です。
不用品回収を依頼する量が多いときに向いています。
以下に相場をまとめました。
トラックの種類 | 料金 | 容量目安 |
軽トラック | 10,000~25,000円 | 段ボール箱15箱・1K~1DK程度 |
1.5トントラック | 20,000~30,000円 | 段ボール箱25箱・1DK~2DK程度 |
2トントラック | 40,000~90,000円 | 段ボール箱40箱・2DK~2LDK程度 |
4トントラック | 50,000~100,000円 | 段ボール箱80箱・3K以上 |
不用品回収の見積もり方法
見積もりの依頼方法は主に3つです。
それぞれの特徴を知ることで、自分にあった方法を選択できます。
電話で見積もり
電話で直接見積もり依頼をすることで、細かな質問や具体的な相談ができます。
すぐに見積もりを依頼できるため、急ぎの場合にぴったりの方法です。
また、業者によってはフリーダイヤルを開設しているため、電話代がかかりません。
ただし、電話受付の対応は日中のみの業者が多いため、日中に連絡できない方は、他の手段を推奨します。
メールで見積もり
メールでの見積もり依頼は、時間を問わずいつでも行えます。
写真を添付して見積もりを依頼することも可能です。
ただし、電話と違いすぐに返信が来ない場合もあります。
また、情報が不足していたり、写真が不鮮明だったりすると、一度確認の連絡が入り即座に見積もりをもらうことができません。
早く見積もりを進めたいならば、情報を隈なく明記する必要があります。
LINEで見積もり
LINE公式アカウントが開設されている業者に関しては、LINEを利用して見積もりの依頼を出せます。
LINEだとトーク機能で手軽にやり取りできるメリットがあります。
普段使いしているなら、返信を見逃す心配もありません。
また、メールと同様、鮮明な写真や、不足なく情報を伝えることが求められます。
複数業者で見積もりをするべき理由
不用品回収の見積もりをする際、複数の業者に依頼することをおすすめします。
ここでは、複数業者の見積もり依頼をするべき理由について解説します。
値下げを交渉できる
他の業者で見積もりが安くなったことを伝えれば、値下げ交渉をできる可能性があります。
また「値下げ交渉可能」と公式サイトに記載している業者もあるため、事前に確認しておきましょう。
優良な業者と悪徳な業者を判別できる
複数の見積もりを見比べることで、初めて不用品回収を依頼する方でも、大まかな相場を理解できるようになります。
相場を理解することで、悪徳業者を見分けられるでしょう。
過度に高額な値段を提示する業者や、最初は安く見積もりを出しながら、後から追加料金を請求する悪徳な業者が存在します。
このように、複数の業者へ見積もりを依頼して比較すると、トラブルの回避につながります。
自分の目的に合わせて選べる
以下のように不用品回収業者は、それぞれ売りにしているサービスや、得意分野が異なっています。
- 大量の不用品を回収するこに特化している
- 対応の早さを売りにしている
- 秘密厳守・秘匿性保持を謳っている
- 買取価格の高さが強みである
複数の見積もりをすることで特長が浮き彫りになり、自分の目的に合った業者選びができます。
不用品回収の見積もりを比較するポイント
実際に見積もり依頼をしても、何を比べたらよいのかが分からない方は多いでしょう。
ここでは参考として見積もりの際、比較したい4つのポイントについて解説します。
出張料
業者によって、不用品の回収費用とは別に出張料がかかります。
出張料の相場は3,000〜5,000円ほどです。
不用品1個の回収を依頼するにしても出張料は発生するため、少量の回収では量の割に費用がかさんでしまいます。
他にも、人件費や車両費などの値段が設定されていることもあります。
公式サイトで記載している品目ごとの回収費だけでなく、諸々の費用を考慮して業者を比較しましょう。
プラン料金
プラン料金が設定されている業者もあります。
前述した「トラック1台積み放題」の料金設定以外にも、多様なサービスがまとめてパックになったプランも存在し、業者によって内容や価格はさまざまです。
例えば、エアコン取り外し・清掃・出張料・人件費などをすべてまとめた定額プランが存在します。
「回収してほしい不用品が大量にある」「他の煩雑な作業を含めて依頼したい」というときには特に、用途に応じたプランがあるかどうかも見ておきましょう。
買取品
不用品の一部を買取品として引き取っている業者があります。
買取品の利益が発生することで、不用品回収の費用と相殺され、出費を抑えられます。
ここで気を付けたいポイントは、業者によって買取の対象となる品や価格が大きく変わる点です。
新品や美品が多ければ、回収を依頼したい品目の買取に強い業者へ見積もりを依頼しましょう。
回収までの最短日数
見積もりから実際の不用品回収にいたるまで、かかる日数はさまざまです。
早くて即日対応、長いと複数日を要することもあります。
どれだけ安く済んでも、回収をお願いしたい期日までに間に合いそうでなければ見積もりをとっても依頼できないでしょう。
急ぎであれば特に、回収にかかる最短日数の確認は欠かせません。
見積もりで注意するべき点
不用品回収の見積もりに不慣れであれば、どうしてもトラブルが発生する可能性はあります。
- 見積もりの比較ができない
- 予定外の費用が発生した
- 予定日までに不用品回収が間に合わなかった
などの事態を避けるために、注意したい点を解説します。
見積もりの依頼に料金が発生しない業者を選ぶ
見積もりにかかる費用を、電話やメールで事前に確認しておきましょう。
ほとんどの業者が見積もりを無料で行っていますが、まれに請求される業者もいます。
見積もりを複数業者で比較する際、見積もりが無料でないと余計な出費がかさんでしまいます。
また、有料であれば公式サイトで記載されていることがほとんどです。
ただし、見積もりの料金について記載がない場合もありますので注意が必要です。
見積もり後でも無料でキャンセルできる業者を選ぶ
見積もりまでは無料でも、見積もり後にキャンセルすると料金が発生する業者があります。
キャンセル料がかかると見積もり比較が気軽にできないため、依頼前に確認して当てはまる業者は控えましょう。
追加料金が余計に発生しない業者を選ぶ
事前見積もりで確認したものより、高い費用を請求する業者もあります。
業者や回収内容によって、回収費と別に出張料や人件費がかかることもありますが、その場合は見積もりに含められます。
もしも見積もりについて、以下のようなケースが見られたら業者の再検討をしましょう。
- 出張料の発生する業者であるにもかかわらず見積もりに含まれていない
- 見積書に曖昧な記載がされている
- 「別料金」と不明瞭な金額が記載されている
見積もり依頼してから返信までで依頼対応の迅速さを測る
メールやLINEで見積もり依頼をした際、返信の早い業者は迅速な対応を期待できます。
急ぎで不用品の回収を依頼したいときには、特に注目したいポイントです。
逆に対応が遅い業者は、不明点の質問をした際にも返信が遅れると想定できるため、想定より日数のかかることがあります。
返信までに要する日数が公式サイトに記載されている業者が多い一方、記載通りに返事が来ないことも少なくありません。
実際の返信速度で、依頼対応の迅速さを測りましょう。
見積書を納得できるまで見る
見積もり結果は、自分で納得できるまで細部を確認します。
不明な点や理解できない項目があれば、質問しましょう。返答も優良な業者であるかを判断する材料です。
ただし、曖昧な返答が多いからといって、必ずしも悪徳業者とは限りません。
専門用語を控えてあえて複雑な説明を省いている業者もあるためです。
もしも、曖昧な返答にどうしても納得できないときには、トラブルの回避を優先して他の業者を推奨します。
口コミで評判を見る
不用品回収業者の評価を簡単に把握できる手段が、インターネット上の口コミです。
公式サイトに載っていない利用者の声を確認できます。
利用者の評価が高い業者は、信頼性も高いといえるでしょう。
また、サービス内容や得意な分野について比較されているサイトを見れば、自分の目的にあった業者を探せます。
その際、口コミサイトによって評価が分かれていることもあるため、複数のサイトをチェックするとより客観的に判断できるでしょう。
実績を調べて依頼に相当するかを確認する
多くの業者は、公式サイトで多数の実績を記載しています。
例えば、実績が細かく明記されているほど信頼できる企業です。
- 回収品の種類・費用が明記されているか
- 作業場の写真が掲載されているか
- 作業工程が説明されているか
上記が明確であれば、信頼できると考えられます。
また、大手企業との取引実績があるかどうかも、依頼に相当するかの判断材料です。
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この記事では、不用品回収の見積もり方法、比較ポイントや注意点などを解説してきました。
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