2018/11/20 遺品整理
遺品整理は本来ご遺族の方が故人を偲んで遺品整理するものですが、近年遺品整理を依頼する方が増加傾向にあります。
どのような理由で遺品整理を依頼しているのかというと、気持ちの整理がつかないという方や、量が多く自分では処理できない場合、遠方に住んでいる場合、賃貸物件で撤去期限が迫っている場合などが挙げられます。
しかし、なぜ年々増加しているのでしょうか。
大きな原因の1つに急激な高齢者の増加と核家族化という日本の社会構造があります。
核家族化で住んでいる場所が離れている場合、遺品整理をするために遠方へ行くのが難しくなりますよね。
同居しているなら部屋を片付ければいいだけですが、別居しているとなると一つの家を片付けなければならないこともあるでしょう。
手間も時間も昔に比べて多くかかることで、遺品整理の需要も高まっているのです。
需要が高まっているのに合わせて業者の数も増加しています。
以前まで遺品整理を専門としている業者は多くなく、便利屋さんの業務の一つでした。
それが今では新規参入が進んでおり、私たちの選択肢が急激に広がっています。
新規参入の種類としては2通りあり、1つ目は便利屋さんが新たに事業を始めたケースと2つ目は全く異なる他業種からの参入です。
他業種の参入と言っても千差万別で、トラックや人が余っているという理由で参入するケースや不動産の下請け業者が利益を求めて参入するケースなどさまざまです。
一言で遺品整理と言っても業者によってさまざまであることが分かっていただけたでしょうか。
そのため、見積もりに来た人の雰囲気や説明が全く異なるといった印象を受ける方もいらっしゃいます。
選ぶ基準の1つとしてその業者が専門とする業種を調べてみるもの良いかもしれませんね。
良い業者である基準の1つとしてその実績を見ることは大変重要なことです。
ホームページや社風などの建前はいくらでも作ることができますが、実績だけは誤魔化すことができません。
さらに、遺品整理などの業界は昨日までそこにあったのに次の日には倒産していたというケースや、逆に昨日までなかったのに今日急にできたなんてこともあり得ます。
そんな業界で長年続いている業者は間違いなく実績があると言っても良いでしょう。
遺品整理の需要が高まってくるのと同時に業者の数も急激に増加してます。
多く与えられている選択肢の中からより良い業者を選びましょう。
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