2018/11/10 遺品整理
家族や親族の方が亡くなったときに避けて通れないのが遺品整理です。
遺品整理を業者に依頼するときによく目にするのが、「遺品整理」と、「遺品回収」だと思います。
ここではその「遺品整理」と「遺品回収」について説明していきたいと思います。
まず、「遺品整理」ですが、一般社団法人遺品整理士認定協会では、次のように定義されています。
遺品整理とは、「遺品を遺品として残すものと、ご不要物=処分するものに仕分けをし、故人のお宅の片付け、清掃をすること」としています。
また、処分する上で、処分するものは家電リサイクル法や廃棄物処理法等の関係法令に従って行わなければならないとしています。
なので、遺品の一つ一つを確認し、必要なものと不必要なものに仕分けを行うことが遺品整理の特徴といえるでしょう。
逆に、仕分けを全くせずに、遺品全てを処分することは遺品整理とは呼べないでしょう。
次に、遺品回収について説明します。
「遺品回収」は、「遺品の処分」の意味に近いものである、と考えられます。
「遺品の回収=廃棄物として処分する」という流れを見ると、厳密には異なりますが、「遺品回収=遺品処分」として考えてもいいかもしれません。
遺品回収は、「遺品回収承ります」や「遺品回収ならお任せください」といったように、遺族側が使うよりも業者側が使う印象ではないでしょうか。
以上のように、「遺品回収」は、遺品処分の意味合いが強いことから「遺品整理」とは異なっています。
目次
それでは、「遺品整理」や、「遺品回収」を業者に頼むときに注意するべきポイントはどこでしょうか。
1つ目は、「遺品回収」を行っている業者では、回収のみを行っているのか、それとも仕分け、遺品整理を行った上での回収なのかを確認することです。
2つ目は、遺品整理士の有資格者がいるかどうかです。
遺品整理自体には遺品整理士の資格の取得は義務ではありませんが、遺品整理士は遺品整理士認定協会のプログラムを数か月勉強し、一定の基準値をクリアしているため、安心して遺品整理を任せることができるでしょう。
3つ目は、見積もり時に遺品整理方法や範囲などを尋ねておくことです。
見積もり時に遺品整理について説明を細かく行ってもらえるところは信頼しやすいですし、見積もり金額についてもしっかり確認しておく必要があるでしょう。
遺品整理と遺品回収、どちらも故人の大切にしていたものを扱うことに違いはありません。
遺品を片付けようと考えているのでしたら、ぜひ一度見積もりをしてもらってください。
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