2022/09/09 不用品処分不用品回収引越し片付け生前整理・終活遺品整理
目次
家具を処分する方法
引っ越しや家具の買い替えの際など、今まで使っていた家具を処分しなくてはならないタイミングは必ず発生します。
新しい家具を選んでいる最中には、気にならないかもしれませんが、いざ処分するとなった際、運び出しをどうするかや、ゴミとして出せるかなどを調べたり考えたりするのは非常に面倒です。
この記事では家具の処分方法について、それぞれのメリットとデメリットを含めご紹介します。
自治体の粗大ごみ収集日に合わせて粗大ごみを収集してもらう
家具処分と考えると粗大ごみをイメージされる方は多いかと思います。
タンスやベッドなどの大型家具を処分する際にも、ご自身でトラックを用意する必要がなく、時間や家から搬出する手間こそかかるものの、誰でも簡単に出来る処分方法です。
粗大ごみとして回収してもらう際には、お住まいの地域自治体ごとに規定があるため、事前に調べる必要があります。
例えば名古屋市では、ご希望収集日の10日前までに収集予約をし、購入した粗大ごみシールを処分したい家具に貼り付け、収集場所まで出しておかなければなりません。
メリット
- 1点辺りの手数料が500円~1000円程度と安く済む。
- トラックをお持ちでない方でも処分可能。
デメリット
- 事前予約が必須のため、急ぎの回収が難しい。
- 収集場所まで運び出す必要があるため、動かすことすら難しい大型家具の処分には不向き。
- 地域自治体ごとに一度の回収量に制限がある。
自治体の粗大ごみ処理場にご自身で持ち込む
家具を搬出、運搬できるトラックをお持ちの方には、この方法が一番手間と費用がかかりません。
事前にお住まいの地域にある役所の環境課や、ゴミ処理施設に電話でゴミの持ち込み予約をして、処分場へ運んで処理してもらいます。
各地域自治体ごとに、申し込み方法やゴミの持ち込みに際しての制限やルールがあるため、詳細は地域自治体のホームページや、役所へのお問い合わせをお願いします。
メリット
- お住まいの地域次第で異なるが、10㎏ごとに100円前後と手数料が安い。
- 事前予約や申し込みなどは必要だが、自分のタイミングで持ち込みができる。
デメリット
- 家具の持ち込みにはトラックや大型の自家用車など、処分したい家具を乗せられる車が必要。
- 移動は自分で行うので、家具を運ぶ労力が必要。
- 搬入に業者を利用できない。
- 処分場が遠方の場合は、運搬に時間がかかる。
家具を解体して一般ごみとして処分する
ご存じない方も多いのですが、地域自治体が定めた一般ごみの定義次第では、指定袋に入るものは全て可燃ごみとして処理できる場合もあります。
例えば、タンスなどの家具はそのままでは粗大ごみとしての処理しかできませんが、袋に入るサイズまで解体してしまえば、細かな木材として一般の可燃ごみとして捨てられる地域もあります。
メリット
- 地域指定の日に一般の可燃ごみとして出すため、無料で回収してもらえる。
デメリット
- 家具を解体するために、のこぎりやバールなど専用の道具が必要。
- 解体するための広い場所が必要、また手間と時間がかかる。
- 一般ごみに出せる量は限られているので一度に多くの処分はできない。
家具を買い替える場合は、引き取りサービスをご利用いただく
家具を買い替える際、家具を1点購入するごとに、既存の家具を1点無料で引き取るサービスを行っている家具販売店もあります。
家具を買い替える際に、無料引き取りサービスを提供している販売店から購入すると、家具の納品時に、不要な既存家具の引き取りまで行っていただけるため、効率の良いサービスです。
引き取りには諸条件がありますが、ベルメゾンさんやディノスさんは無料引き取りサービスを実施しています。
メリット
- 家具の搬入と同時なのでタイミングよく回収してもらえる。
- 業者の方が家の中から搬出してくれる。
デメリット
- サービスの利用には、家具を購入する必要がある。
- 購入商品によってはサービス対象外の場合がある。
フリマアプリなどを利用して貰い手を探す
近年では、メルカリやジモティーなど個人間の取引を簡単に行えるアプリが多く出てきています。
メルカリ・ジモティー・ヤフオク・ラクマなどを上手く活用すれば、家具の買い手や貰い手が見つかる場合もあります。
メリット
- 無料アプリ(サイト)なので費用をかけずに貰い手(買い手)を探せる。
- 場合によっては、貰い手が引き取りに来てくれる場合もある。
- 思わぬ金額(売上)になる場合がある。
デメリット
- 個人間のやり取りなので、個人情報の流出や、トラブルが起こる場合がある。
- 貰い手や買い手が決まるまでに時間がかかるので、すぐには処分できない。
- 出品の手間がかかる。
- 家具などのサイズ次第では、発送できない場合もある。
海外輸出などをしている業者へ寄付をする
まだ使える家具だけど国内では需要が無く、買い取ってもらえない。
そんな家具は日本に山ほどあると思います。
日本で需要が無くても、海外では需要が高い家具は多数あるため、中古家具を輸出している業者へ持ち込めば、無料で引き取りをしてくれる場合もあります。
名古屋市近郊で言うと小牧市や弥富市、みよし市などに店舗を構えるリサイクルショップのキンブルなどは国内ではなかなか再販が難しいような家具でも買い取ってくれる場合が多くあります。
弊社のグループ会社であるREトレーディング(電話番号:052-508-6128)でも、種類や状態には寄りますが、タンスなど、家具の引き取りを行っております。
メリット
- 無料での引き取りや、買い取りをしてくれるので費用がかからない。
- 大切に使用していた家具を再利用してもらえる。
- 家具以外の物も引き取ってくれる場合がある。
デメリット
- 基本的に持ち込みが必須なので、大型家具も自分で運ばなければならない。
- 家具の品質や状態次第では断られる場合もある。
回収業者へ依頼をする
「引っ越しの日まで時間が無い」ケースや「あまりにも不用品の量が多くてどうしたらよいかわからない」ケースなどでお困りの方は、不用品回収業者のサービスを利用することがおすすめです。
専門のスタッフが自宅へきて、搬出から処分までを全て行ってくれるため、見ているだけで家具の撤去があっという間に終わってしまいます。
業者次第では買取サービスも同時に行ってくれたり、掃除やゴミ屋敷状態になっているお部屋の片づけまで行ってくれる会社もありますので、どんなサービスがある会社かよく調べてから依頼すれば、自分の状況に合わせたサービスが受けられます。
メリット
- 日時の融通が利き、急ぎの場合でも基本的には対応が可能。
- 土日、祝日も対応可能。
- 面倒な手続きが必要なく、電話一本で依頼が可能。
デメリット
- ぼったくり業者に遭う危険性がある。
- 自治体のサービスを利用して、自分で粗大ごみとして処分するより料金が高い。
- 業者が多くあるため、業者選びが大変。
引っ越し業者に依頼する
引っ越しは大小関わらず、さまざまな不用品の排出がつきものです。
そのため、中には不用品の回収に対応している引っ越し業者もあります。
一部ですが買取を行っている引っ越し業者も存在するため、引っ越しを依頼する前に、付随するサービスについて確認しておきましょう。
メリット
- 引っ越しと不用品の処分が同日にできる。
- 一部の引っ越し業者は買い取りも行っている。
- 作業当日はほとんどを引っ越し業者に任せられる。
デメリット
- 不用品回収だけの作業は受け付けていない。
- 引っ越し作業の依頼をしてくれた方向けのサービス。
- 引き取りや買取をしてくれる引っ越し業者が限られる。
引っ越しで家具を処分するときのポイント2つ
引っ越し直前に大きな不用品な家具の存在に気づき、「一体これをどうすればよいのだろう……」と頭を抱えた経験のある方は少なくないでしょう。
この章では、引っ越し時に出る不用家具を処分するためのポイントを詳しく解説します。
①家具を早めに処分する
引っ越しの際に不要になった大型家具は、ほとんどの自治体では一般ゴミとしては回収していません。
引っ越し日時が決定したらすぐに、粗大ごみの回収日時を確認し、事前に不要なものを少しずつ捨てておくことが重要です。
当日までに処分できなかったからといって、ごみの収集場所に放置することは、不法投棄になるため絶対にしてはいけません。
②家具の状態を確認する
家具の状態がよければ、フリマアプリやオークションで売りに出すことも選択肢の一つです。
ただし取引が成立してからも、発送の準備や突然のキャンセルなど、手元から離れるまで時間がかかるケースもあるため、引っ越し当日までに確実な処分ができない場合があります。
引っ越しまでに処分ができないと分かった時点で、自治体のゴミ収集に出したり不用品回収業者に依頼したりと、他の方法での処分を検討しましょう。
引っ越し時の家具を回収する流れ
ここでは、弊社を例に、引っ越し時の家具を回収する流れについて解説します。
①お問合せ・ご相談
弊社までお気軽にご相談ください。
電話番号:0120-952-005(9:00-20:00 年中無休)
LINE: @pfe0489l
②お見積もり・ご契約
お見積りにご納得頂けましたら、お客様とお伺いする日程を調整します。
③作業
作業が完了次第、現地にてご精算します。
弊社では、クレジットカードやPayPay、電子マネーでのお支払いも可能です。
その旨をお申し込み時に必ずお伝えください。
お伝えがない際は現金払いのみのご対応となる場合がございます。
※遺品整理については現金払いのみのご対応です。
【弊社事例】引っ越しで家具を処分した事例を紹介
弊社ではさまざまな家具を回収・処分させていただきました。
「どのような流れで作業するのだろう?」や「金額はどのようなものなのだろう?」などの疑問について、実際の事例でご紹介いたします。
①60年以上住まれた家の家具を回収した事例|名古屋市西区
- 目的:生前整理・遺品整理・不用品回収
- 見積もり金額:80,000円
- 実際の金額:80,000円
- 建造物:平屋一戸建て
- 人員:3名
- 車両台数:1台
- 作業時間:2時間
- 概略:朝9時から作業を開始。
60年以上住まわれていたため大量の家具が残っている状態。
大きな物は、冷蔵庫、2層式の洗濯機が2台、テレビが2台、エアコン2台があり、エアコンのうち一台は2階にあります。
ご自宅には手前の建物と、奥の建物の二棟が並んでおり、その間にはお庭がありました。
お庭の横の通路から最大3名での搬出です。
ご近所様にもご挨拶させて頂き、トラックも玄関近くに停めることができたため、搬出経路も少なく時間的には2時間程で作業が完了しました。
②4LDKからの引っ越しで家具を回収した事例|愛知県岡崎市
- 目的:丸ごと片付け・引っ越しに伴う不用品回収
- 見積もり金額:400,000円
- 建造物:4LDKのマンション
- 作業時間:6時間
- 概略:ご依頼者の方は約40代のご夫婦。
15年程住まわれた分譲マンションをこの度売却し、一軒家をご購入。
現在一軒家が建設中とのことで仮住まいに一旦お引っ越しされるが、仮住まいが2LDKであまり物が入らないため、捨てられる物の処分をご依頼。
今回のケースでは必要な物を引っ越し先に運び、処分する物を部屋に置いてもらう形で作業に入らせていただきました。
作業としては部屋に入り、動線を確保し不用品を回収します。
お部屋が1階のため搬出はスムーズに完了しました。
- 豆知識:廃品回収と不用品回収の違いは、一般的には回収対象が違うとされています。
廃品回収はリサイクルできるものを中心に、不用品回収はお金になるかならないかに関わらず、依頼者が不要なものを全て回収します。
③一軒家の引っ越しに伴う家具の回収事例|岐阜県安八町
- 目的:引っ越しに伴う不用品回収
- 見積もり金額:46,440円
- 実際の金額:46,440円
- 建造物:一軒家
- 作業時間:1時間
- 概略:現在の一軒家から新築の一軒家へお引っ越し。
新居で家具等を新調したり、部屋の間取り等が変わるため、今まで使っていたが使わなくなった品や、押し入れの奥にしまいっぱなしだった品を回収してほしいというご依頼。
- 豆知識:引っ越しに伴う不用品回収には、引っ越し前に行う際と同時に行う際で2パターンがあります。
ただし引っ越しと同時の不用品回収は、トラックを留める場所や運搬に必要な動線の確保など、必要な場所を確保できない場合があり、作業が遅れるケースがあります。
まとめ
このように、家具を処分する方法には様々あるため、自分の状況に合わせて、最も適した方法はどれなのかを考えることが大切です。
引っ越しに伴う、不用品や大きな家具の処分は悩みがつきものです。
現状さまざまなサービスが存在しますが「どれを選べばよいのかわからない……!」という考えの一助になれば幸いです。
引っ越しに伴う家具の回収は我々GoodServiceまで、お気軽にご相談ください。
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