2024/06/17 不用品回収
外出先でも充電ができるモバイルバッテリー。携帯やパソコンを外出先でよく使う人にとっては、必須ともいえるアイテムですが、モバイルバッテリーの捨て方はご存知ですか。
今回は、モバイルバッテリーの捨て方について注意点などとともに詳しく解説します。
モバイルバッテリーの処分方法
モバイルバッテリーには乾電池式と充電式があり、それぞれで処分方法が異なります。そこでまずは、乾電池式と充電式それぞれの処分方法と、その他おすすめの処分方法をご紹介します。
乾電池式
乾電池式のモバイルバッテリーは、外容器から乾電池を取り出して外容器は不燃ゴミに、乾電池は乾電池回収ボックスに入れて処分します。乾電池を処分する際は、事前に電極にセロテープを貼り付けて絶縁しておきましょう。
なお、モバイルバッテリーごと乾電池回収ボックスに入れると、他の乾電池や金属などに接触してショートを起こす可能性があるため、必ず分解してから処分してください。
充電式
主流の充電式モバイルバッテリーは、電池の種類ごとに処分方法が変わります。多くの充電式モバイルバッテリーはリチウム電池であり、リチウム電池は資源有効利用促進法に対応していることからリサイクルしなければなりません。
対象とされていない充電池については、自治体の決まりに沿って処分しましょう
フリマサイトで売る
モバイルバッテリーが壊れていない場合は、フリマサイトで売ることもおすすめです。なぜなら、フリマサイトで売れば処分にお金がかからないどころか、売上を得られるためです。
スマホが普及したりパソコンを使う機会の多い近年では、モバイルバッテリーの需要が高く、フリマアプリで売れる可能性があります。ただし、フリマアプリに出品しても必ず売れるとは限らなかったり、発送の手間がかかるというデメリットもあります。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者を利用する方法もあります。不用品回収業者に依頼すれば、他にも不用品がある場合にまとめて引き取ってもらえるためおすすめです。
ただし、不用品回収業者を利用する際は各種許可を受けているかを確認してください。近年不用品回収を謳い回収後に高額請求を行う業者が横行しており消費者庁も注意喚起しております。ホームページなどに許可に関する記載がない場合、怪しいと思いその業者の利用は避けましょう。
無料でリサイクルする方法
家電量販店の回収ボックスを利用する
家電量販店の中には、モバイルバッテリーの回収ボックスを設置しているところがあります。回収ボックスが設置されている家電量販店がある場合は、その家電量販店の回収ボックスに入れることで無料で処分できます。
家電量販店が回収ボックスを設置している理由は、ニカド電池やニッケル水素電池、リチウムイオン電池などの小型充電池式のモバイルバッテリーは再利用できるためです。つまり、すべてのモバイルバッテリーが回収ボックスに入れられるわけではなく、JBRCの会員企業が製造したモバイルバッテリーのみが対象です。
携帯キャリアで回収してもらう
携帯キャリアで回収してもらうことも可能です。なぜなら、携帯キャリアも家電量販店同様モバイルバッテリーの回収を受け付けているためです。
携帯キャリアによる回収は「モバイル・リサイクル・ネットワーク(MRN)」と呼び、どの店舗でも製品を問わず回収しています。JBRC以外のモバイルバッテリーも回収してくれるため、携帯キャリアで無料で回収してもらう方法もおすすめです。
モバイルバッテリーを処分する際の注意点
モバイルバッテリーを処分する際は、適切に処分しないと思わぬ事故の原因になるため注意が必要です。モバイルバッテリーを処分する際の主な注意点は以下の通りです。
・燃えるゴミに捨てない
・中身を出してから(使い切ってから)捨てる
・膨らんでいるものは回収ボックスに入れない
それぞれの注意点について詳しく解説します。
燃えるゴミに捨ててはいけない
モバイルバッテリーは、燃えるゴミに捨ててはいけません。なぜなら、モバイルバッテリーは発火する危険があり、他のものと一緒に処分してはならないためです。
モバイルバッテリーに限らず、乾電池類は発火の危険があります。指定のゴミ袋に入る小さなサイズだからといって、燃えるゴミとして処分しないようにご注意ください。
中身を出してから(使い切ってから)捨てる
モバイルバッテリーを処分する際は、必ず使い切ってから処分してください。なぜなら、中身が残った状態で処分すると発火の危険が高まるためです。安全にモバイルバッテリーを処分するためにも、必ず使い切ってから処分してください。
また、乾電池式のモバイルバッテリーは先述の通り、乾電池を出した上でそれぞれ適切に処分しなければなりません。乾電池式のものは、使い切った上で乾電池を取り外してから処分しましょう。
膨らんでいるものは回収ボックスに入れない
モバイルバッテリーは、劣化すると膨らむことがあります。不要になったモバイルバッテリーが膨らんでいる場合は、対象のモバイルバッテリーであっても回収ボックスに入れてはいけません。なぜなら、膨らんでいるモバイルバッテリーは発火の恐れがあるためです。
また、変色していたり悪臭がするモバイルバッテリーも発火の恐れがあるため回収ボックスに入れないようにしましょう。
膨張しているものは自治体によって対応が変わりますので、相談してみましょう。
モバイルバッテリーを処分した方が良いタイミング
モバイルバッテリーは充電したり、電池を変えれば使い続けられると思っている方もいますが、実はモバイルバッテリーにも寿命があります。
1日1回など頻繁に使っているモバイルバッテリーの寿命は約1〜2年です。使用頻度が減ればその分長持ちしますが、ほとんど使っていなくても劣化します。これは、化学反応によってバッテリーの劣化が進んでいるためです。
モバイルバッテリーの買い替えを判断する基準として、以下のような場合は買い替えを検討しましょう。
・モバイルバッテリー自体やスマホの充電に時間がかかる
・モバイルバッテリーの電池の減りが早い
・本体に熱を持つ
・本体が膨らむ
上記のような症状が見られたら、早めにモバイルバッテリーを買い替えましょう。
充電コードはどのように捨てる?
モバイルバッテリーを処分する際、モバイルバッテリー本体だけではなく充電コードを処分することもあるでしょう。
モバイルバッテリーの充電コードは、基本的に不燃ゴミとして処分します。ただし、自治体によって分類が異なることがあり、不燃ゴミとして処分できない可能性もあるため、必ずお住まいの自治体の分別を確認しましょう。
また、30cm以上の充電コードやアダプターが付いている充電コードは粗大ゴミとして扱われることが多いです。30cm以上の充電コードやアダプターが付いている充電コードについても、お住まいの自治体の分別を確認してから適切に処分してください。
※グッドサービス事例
名古屋市を中心に不用品回収をしているグッドサービスでは、これまで多くのモバイルバッテリーを回収してきました。そこで最後に、グッドサービスの回収事例を2つご紹介します。
名古屋市東区の不用品回収事例
名古屋市にて不用品回収作業をしました。引越しすることになり、不用品が多く出たため回収してほしいというご依頼を頂き、布団や電子レンジ、空のペットボトル、シンクの一部分など多種多様な不用品とともに複数のモバイルバッテリーも回収しました。
かかった時間は1.5時間程度、費用は53,100円でした。
名古屋市北区の残置物回収事例
北区にて使わなくなった部屋の残置物の片付け回収作業をしました。テレビやたんす、ベッドなどの大きなものと一緒にモバイルバッテリーも回収しました。作業時間は1時間程度、費用は45,000円でした。
グッドサービスでは、作業をしながら片付けのアドバイスもしておりますので、片付け作業のご依頼もお気軽にお問い合わせください。
回収されたモバイルバッテリーは専門のリサイクル業者さんを通じで再資源としてリサイクルして新しい商品に生まれ変わっております。
まとめ
モバイルバッテリーは、使用頻度によりますが約1〜2年で買い替えが必要です。モバイルバッテリー専用の回収ボックスに入れるなど、自治体の指定に沿って処分することも可能ですが、他にも不用品がある場合はまとめて処分できる不用品回収業者への依頼がおすすめです。
名古屋市にてモバイルバッテリーの処分や、不用品回収業者をお探しの方は、年間5,000件以上の実績を持つグッドサービスにお気軽にお問い合わせください。